悪党のお父様、私と結婚してください【23話】ネタバレと感想！

この記事では『悪党のお父様、私と結婚してください♡』の23話のネタバレと感想をお伝えしていきます。

囁き

「なんでエルラドがベルック宮殿の前にいるわけ？最悪のシナリオじゃん！！」とパニック状態のエレニカ。

皇帝は「面倒なことになった」と顔をしかめ呟きます。

不安から皇帝の手を握るエレニカ。

そして皇帝の顔を見上げながら様子が変だと気づきます。

婚約するかもしれない相手をあんな目で見るかな？一体何を見てるんだろ？

エルラドの様子が気になるエレニカは、ジタバタと動こうとしますがしっかり皇帝に抑え込まれ様子を伺うことができず…

エルラドの標的がどう考えても自分であることにエレニカは冷汗をかきます。

そんなエレニカに突然皇帝は耳元で「今日は私とバリシャドを見て回らないか？」と提案する。

耳元で囁かれたことに驚きをみせますが、エルラドがいないところならどこでもいい！と力強くうなずきます。

企み

一方で、エルラドに近づく男が…

「エルラド嬢」と呼びかけたのはフェリック補佐官（執務室にいた若い男性）でした。

フェリックは「ここは陛下が部外者の立ち入りを禁じられた区域です。」と申し訳なさそうに忠告します。

エルラド嬢は「そうなんですか？私が軽率でした。ごめんなさい。」とわざとらしく謝ります。

そして皇帝の対応に少し驚きを見せる。

そしてパチンと指を鳴らし「念のために手を打っておこうかしら」と何やら企んでいる様子。

エレニカに魔力を使ったときに皇帝から警戒心をむき出しにされたことをかなり根に持っているようです。

「わたしと結婚できるのはこの私だけよ」と皇帝を放す気などさらさらないよう。

そして手を後ろにヒュッと回し、魔力を放ちます。

そうとは知らず、フェリックは「陛下がベルゴトロ宮殿でお待ちです」と案内します。

神聖力と魔力

素直にうなずくエルラド嬢ですが、内心は「嘘つき。時間を秒単位で管理して男が約束の時間まであと10分も残っているのに私を待っているはずがない」と嘘を見破ります。

そして「私がここにいると陛下から聞いたの？」という質問を投げ掛けますが、「私の判断です。」とフォローを入れるフェリック。

その返答に「やっぱり何も感じられない」と疑問を持つエルラド嬢。

神聖力と魔力は破壊し合える力だがお互いの力を認知することはできない。

だから「ここに陛下の神聖力が及んでいても私には感じられないし、私の魔力も陛下には感じられないはず。」

だとしたら…と不気味な微笑みを見せるエルラド嬢。

次の瞬間、ベルック宮殿の周りを黒い魔力が取り囲んでしまいました。

勘違い

場面は戻り、皇帝とエレニカへ…

皇帝は「エルラドに恨みでも買ったのか？」と尋ねます。

それに対してエレニカは気まずそうに目をそらし「こんなに根に持つタイプだったとは」とエルラド嬢の性格に驚いているようです。

皇帝は「何を企んでいる」と頭を抱える。

「別に企んでなんか…ただ1日だけ陛下を監禁しようとしただけです！」と反論するエレニカに「姫のことではなくエルラドのことだ」とツッコミが入ります。

そして「今度はまた何をするつもりだ？」と微笑みを見せながら問う皇帝に「今のもエルラドのことだよね？」とニコニコと笑顔を浮かべてごまかすエレニカ。

『悪党のお父様、私と結婚してください♡』23話の感想･考察

唯一の安全地帯であるベルック宮殿にエルラド嬢が現れました。

そして何やら不可解な行動を見せてますね…

エレニカ絶対絶命のピンチじゃないですか？！

ベルゴット皇帝もエルラドをすごく警戒してエレニカのことを考えてくれていますが魔力を感じ取れないってめっちゃ不便ですよね。

お互いの居場所がわからないっていうのはベルゴット皇帝からしたらメリットだとは思いますが。

エレニカにエルラド嬢の呪いが近づいています。

これをエレニカと皇帝はどう乗り切るのでしょうか？

今後の展開がとても気になりますね！