テムパル~アイテムの力~【99話】ネタバレと感想!

この記事では『テムパル~アイテムの力~』の99ネタバレ感想をお伝えしていきます。

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ネタバレはしてほしくない!という方はご覧にならないでくださいね。

飛竜

”飛竜”

それはまさにペット界の中でもチート的存在でした。
圧倒的な能力の高さを誇っているからです。

ペットの中でも上位を誇るグリフォンと比べても強さも早さも倍以上
しかもそれに加えて、属性ブレスまで使えるのです。
もちろんその分、知能や身体能力はドラゴンよりも劣りますが、
手懐けてさえしまえば、強力な仲間となります。

つまり今回のペットマラソンではどの選手も自慢の”飛竜”を連れてくると思われました。
いえ、ほとんどの選手が”飛竜”を連れてきたのです。

しかし、その中で小さな猫を連れてきたグリードに注目が集まります。
もちろん他に”飛竜”を手懐けることが出来ずに別のペットを連れてきた選手もいました。
ですが、まさかこの大舞台に小さな猫を連れてくるとは誰も想像していませんでした。

注目が集まるグリードが抱えている小さな猫。
この猫の正体は”メムフィス種”と呼ばれる上級魔族よりも強い地獄最強の魔獣です。
こんな見た目をしていても、とんでもなく恐ろしい魔獣なのです。

そんな魔獣は今にも逃げ出さんばかりに暴れまわっています。

その理由は簡単。
メムフィスが唯一天敵としているのが、ドラゴンなのです。

大きなドラゴンに掛かれば、小さなメムフィス。
奴隷と名付けられ、ドレと名乗る猫を飲み込むことなんて簡単です。

必死の抵抗をするドレ。
観客たちからは虐待じゃないのかと非難の声が上がります。
そんな中、マラソンのスタートを告げる魔法段が発射されました。

一斉に飛竜たちがゴールを目指して、とんでもないスピードで空を駆けていきます。

ゴール地点に残っているのはまだ抵抗しているドレとジバルが持つ飛竜。
ジバルの飛竜は飛竜の中でも特に早い風属性を保有している飛竜です。
今にもゴールに辿り着かんばかりに空を駆けている飛竜など敵ではないと言わんばかりに、
ジバルは余裕そうです。

さぁ、そろそろ出ようか。
小さくなった飛竜たちの姿を見たジバルが自分の飛竜に合図を出すと大きな羽がばさりと音を立てました。

わん
小さな猫で勝てるのでしょうか?
地獄最強とは言っても、猫ちゃんです・・・

最終決戦

ジバルの真っ白な飛竜が空に舞い上がった瞬間、ドレの動きが止まりました。
そして、ぎろりと目が輝き、紫色の不穏なオーラが漏れ出ます。

あることにドレが気が付いたのです。

その途端、ジレから紫色の魔力が飛び出し、ジバルの飛竜を襲います。
するとなんということでしょう。
飛竜の中でもトップスピードを誇るジバルの飛竜のスピードがぐんっと落ちました。

ドレが気付いたこと。
それは飛竜が大っ嫌いなドラゴンではないということです。

その事実に気が付いたドレは最も高い能力の半分を奪い、主人に与える【霊魂摂取】を使用しました。
ジバルの飛竜からスピードを奪ったのです。
そして、そのスピードを自分に与えました。

ヘルガオ戦で得た【霊魂摂取】
強力なスキルですが、その効果はわずか3秒

飛竜がドラゴンじゃないと気が付いて、調子よくしゃべっている間にスキルの効果が消えてしまいました。

グリードはフレイの飛竜に乗った経験からその速さは重々理解しています。
いくらドレでも【霊魂摂取】で得たスピードが無ければ、負けてしまう。
得意気に笑うドレは焦るグリードに発破をかけられました。

ですが、天敵ではない飛竜などドレにとってはとかげと同じ。
負けるわけがないとドレは軽快に飛び出しました。

そして、また【霊魂摂取】を発動させます。

【霊魂摂取】によりジバルの飛竜を皮切りに次々に飛竜たちから能力を奪っていきます。
能力を奪われた飛竜たちは次々に失速。
突然の出来事に誰も事態を把握できません。

当初グリードはパブラニウムを出場させるつもりでした。
しかし、ドレに変えて正解だったようです。

現在国家対抗戦で金メダルを最も多く保有しているのはアメリカで、個数は3個です。
もしもこのペットマラソンで日本がこのまま金メダルを取れば、アメリカと並びます。

そんなこと許されるわけがありません。

王者としてのプライドがジバルの口から命令を吐き出させました。
あの猫を墜落させろ。
その命令に従い、アメリカの選手が保有する飛竜6体が一斉に攻撃を行います。

タイミング悪く、【霊魂摂取】のスキル奪取が切れたタイミングでした。
小さなドレの体は黒い煙を上げながら墜落していきます。
まだドレのレベルは1。
相当なダメージのはずです。

ここまでか、グリードは思わず奥歯を噛み締めました。

にゃあ
ドレちゃん!
ボロボロです。大丈夫でしょうか?

【地獄最強の魔獣】

満身創痍と言わんばかりのドレにとどめを刺そうと飛竜たちの尻尾が襲い掛かります。
しかし、その尻尾がドレの体を貫くことはありませんでした。

【流体化】
通常の猫タイプでは使うことの出来ないはずのスキルでするりと6本の尻尾から逃げおおせたのです。
まだドレの目は死んでいません。

それからも飛竜たちが様々な属性のブレスを放ちますが、するりするりとドレはその隙間を掻い潜ります。
まさに障害物を優雅に避ける猫のようなその動き。

気が付けば6体の飛竜は同じ場所に集まっていました。
実はここまで全てドレの作戦。
一ヵ所に集まった飛竜に向けて、ドレは魔力を吐き出しました。

落ちていくアメリカの飛竜たち。
しかし、今度は先を行っていた他国の飛竜たちが襲い掛かってきます。

飛竜の実力勝負になるかと思われたペットマラソンはドレの登場で混沌と化しています。

そんな中、一匹の白い飛竜がドレを中心とした争いから抜け出しました。
ジバルの飛竜です。

【ペットマスター】
そう呼ばれるジバルが長い時間をかけてようやく手懐けた飛竜が負けることは許されません。
残りはわずか1キロ。
しかも、直線ルートです。

空気を圧縮して、ジェット気流を起こしながら空を駆けるジバルの飛竜はまさに光の矢。
この圧倒的なスピードに着いてこられるものはいないはずだと、ジバルは確信していました。
自分の飛竜なら他の飛竜たちがドレを止めている間にゴール出来る。

自国の金メダルを確信したジバルが拳に力を込めた、その時

ジバルの竜が突然止まり、下へと落ちていきます。
その頭の上にはちょこんと座ったドレの姿。
小さな手からは鋭い爪がにょきりと顔を出していました。

そう、ドレの爪に引っかかれたのです。
わずかレベル1の【ひっかき】というスキルを持った爪に
ダメージと中毒状態を与えるという強力なスキルを持った小さな手に引っかかれたジバルの飛竜は
石化状態になり、羽ばたくことは出来ません。

次々にドレの攻撃を受けた飛竜たちが力尽きていきます。
それと同時に次々にドレのレベルが上がっていきます。

するとレベルアップウインドが起き、ようやくその正体を知ることが出来ました。

【地獄最強の魔獣】
その事実をようやく理解したとき、もうドレはゴールの旗の元に辿り着いていました。

 

わん
まさかの勝利です!
猫ちゃん、すごい・・・

『テムパル~アイテムの力~』99話の感想・考察

手に汗握るような、握らないような99話でした。
元々ドレが地獄の魔獣だとわかっていましたが、そのレベルはわずか1でした。
なので、もう少し苦戦するかと思いましたね。
ですが、蓋を開けたらドレの圧勝。
もしもドレが飛竜は天敵じゃないと最初から気付いていたら戦いになっていなかったかもしれませんね。
さて、これでようやく国家対抗戦に幕が下ります。
結果はどうなったのでしょうか?
次は記念すべき100話!
楽しみですね!

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