この記事では『アルキメデスの大戦』の272話のネタバレと感想をお伝えしていきます。
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『アルキメデスの大戦』271話のネタバレ
先んじて制すはハワイ島
言葉巧みな櫂のスペシャルトークに、近衛首相をはじめ政府関係者ばかりか、陸軍の重鎮までがハワイ上陸占領作戦支持に固まりつつあります。
まさにノックアウト寸前の東條。
しかし、櫂のような青二才の具申一つで国家の政策が転換するのは気に入りません。
やはり櫂の作戦に疑問を呈する東條は、6個師団12万人の輸送は投機的だと話します。
しかし、輸送手段は抜かりなく作成済みだと返す櫂。
そのアイディアとは、民間の客船を徴用するつもりでした。
日本郵船の所有する9船と大阪商船で合計5万1,000人。
さらには、海軍潜水などの各種母艦をはじめ、戦艦や空母までも利用するつもりです。
投入する艦と輸送人員を細かく述べる櫂。
また、強襲上陸用として大型発動艇1700用意して、合計で12万人以上を送り出すことが可能だとプランを明らかにするのでした。
この辺りの細かい計算は櫂ならでは。
民間船の徴用をはじめまさに国家総動員です。
英雄の共通項
それでも兵の輸送が出来るからと成功するは、イコールではないと反対する東條。
戦力資源の一極集中は軍事常識からあり得ないとして、作戦の失敗は全滅を意味するからです。
それに対して軍事常識を履き違えていると言い返す櫂。
これには主計局の分際でと東條が思い上がるなと怒るのも当然です。
それでも言葉を続ける櫂。
18世紀のナポレオンの登場以降、軍事において「決戦」こそが至上命題だと講釈をはじめます。
歴史になお残す英雄という言葉に心を動かされる東條。
逆に戦時においては対処戦術を小出しにすることで、焼き付け場の手を打つことが事態を悪化させる典型になります。
結果的に後手後手に回り、戦いに敗れることは必定。
勝つためには集中投下して一気呵成に勝つ、即ち「決戦」を制することだと、櫂は力説をするのでした。
とうとう陸軍大将に戦略論を語る櫂。
大胆ですが、決戦で敗れた場合のデメリットは触れていません。
東條の切り札とは
アメリカとの戦争に勝利するためには「ハワイ決戦に勝利」は絶対達成条件。
東條にはハワイ戦勝利に武功を上げた英雄として、歴史に名前を刻んで欲しいと頭を下げる櫂。
近衛や杉山の意見を聞いて、さすがの東條も心が揺らぎ始めてきたようです。
わざとらしく恭しく首を垂れる櫂。
あざとい事は承知の上ですが、殺し文句が東條の心にクリティカルヒットです。
確かに行き詰った中国から国民の目をそらす機会ではあります。
しかも武功を立てるとなればなおのこと。
それでも櫂の提案に易々と与することは、やはり東條にとって納得しがたいようです。
個人的感情を捨て、合理的判断を求める櫂。
すると「大東亜共栄圏」構築にハワイが含まれていないと言い出す東條。
ハワイ侵攻は日本の国家戦略に合致しない。
まさかの反撃に櫂は衝撃を受けるのでした。
『アルキメデスの大戦』272話の感想・考察
前回に続き櫂の説得回でした。
もはや櫂の意見に反対するのは、東條ただ一人という状況に追い込まれていきます。
12万人の輸送作戦も櫂には予め想定済でした。
東條の反対理由は櫂に屈したくない子供っぽいところはありますが、櫂の作戦もこれほどの大規模の輸送作戦でトラブルが発生した時のフォローアップが何一つ言及されていないのを見ると、やはり机上の空論と批判する気持ちにも理解できなくはありません。
最期の反対意見は、まさかの大東亜共栄圏。
陸軍ではお馴染みのキャッチフレーズです。
これを持ち出されると、そもそも真珠湾攻撃すら無意味な議論になりかねまんが、櫂がどう対処するのか見ものです。
ところで、ここ数週にわたり登場する近衛文麿。
実はビックコミックオリジナルの『昭和天皇物語』にも今回登場してきました。
偶然とはいえ同じ発売日の異なる雑誌で同じキャラクターが登場する。
これもマンガならではの楽しみです。
興味がある方は『昭和天皇物語』のネタバレもありますので、そちらも一緒に見てくれると嬉しいです。
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