この記事では『明日、私は誰かのカノジョ』の34話のネタバレと感想をお伝えしていきます。
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『明日、私は誰かのカノジョ』34話のネタバレ
デパコス売り場
「ここってすごく高い化粧品を売ってる所じゃない…!?」
翼が雪に手を引かれてきた先はデパコス売り場。
お金ないって言ったのに…。
焦っている翼の目に入ったのは鏡に映る自分の姿でした。
翼の服装はパーカーにスキニーにスニーカー。
自分の格好が浮いているんじゃないか。場違いなんじゃ…。
雪さんに恥をかかせてないだろうか…。
翼の頭はパニック状態です。
しかし雪は余裕そうな表情で振り向きます。
「翼君は試してみたいものとかある?ファンデーションとか口紅とか」
そんな問いかけをされてもたくさんありすぎてどれを選べばいいのかわからない…
そんな時に目の前に現れたのは口紅の行列でした。
「あんなに色がたくさんあるんですか!?」
そう驚く翼に雪は
「あれだけ種類があったら自分に似合う色が絶対見つかるでしょ?」
と返します。
「口紅見てみようか」
口紅
「翼君はどんな色が好き?」
そう問いかける雪。
「えっと…僕…こういうはっきりとしたピンクが好きです」
翼は戸惑いながら一本の口紅を指さします。
それを聞いて美容部員さんを呼びその口紅を試させてほしいと頼む雪。
「この子に」
雪に肩を持って前に出され翼はまたパニック状態に。
椅子に座った翼の唇に先程の口紅が塗られていきます。
「いかがでしょうか」
鏡を見て
塗り終わった翼を見て雪と美容部員さんは
「色味あまり合ってないな…」
「ファンデでベース整えてないから唇だけ浮いてて変だな…」
と少し微妙な表情。
そんな二人とは違い翼の顔は輝いていました。
「すっすごい…!わぁ…!すごく嬉しいです…!」
つけて帰っていいと言われ嬉しそうにする翼。
しかし「買わないといけないんじゃないか」ということが頭に浮かびます。
ふと口紅の値段を見ると5000円の表記が。
そんな翼の後ろで雪が会計を済ませていました。
「…あ…あの…!雪さん…」
焦って声をかける翼に雪は
「元々このリップを使っていたから新しいものを買いたくて」
と説明します。
「雪さんが連れてきてくれなかったら絶対一人では来れなかったし…!」
「…ありがとうございます!」
そう必死に伝える翼に「次こそ翼のメイク用品を揃えに行こう」と雪はほほ笑むのでした。
『明日、私は誰かのカノジョ』34話の感想・考察
前回に引き続き翼のお買い物編です。
華やかなデパコス売り場に自分が浮いていないか。
それだけではなく雪に恥をかかせていないか。
そんなことも考えられる翼はきっといい子なんだろうなあというように感じますね。
そして念願の初メイク!
「この子に」と雪が翼を前に出したときは少し心配になりましたが、美容部員さんもプロ。
焦ることなく翼に接するところを見て安心しました。
結果的に翼が選んだ色は正直似合う色ではなかったのですが…。
似合う色を選ぶことも大切だけど好きな色を選ぶことでの幸せ。
そんなことをもう一度気づかされたような気がして少し心にくる回でした。
次回はいよいよ翼の化粧品を選ぶ回となりそうです!
今後の展開に注目ですね!
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