この記事では『明日、私は誰かのカノジョ』の37話のネタバレと感想をお伝えしていきます。
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『明日、私は誰かのカノジョ』37話のネタバレ
あの人の羨むところ
「は?どういう意味?」
あやなの問いかけに対して光晴は笑顔で答えます。
「ハルカちゃんていつも自然体で皆を癒してくれるっていうか…」
「いい奥さんだよ 彩もさあんな風に…」
光晴の言葉に「何それ」と呟きうつむくあやな。
しかしあやなの怒っている理由が光晴は全くわからない様子。
ハルカちゃんは前田の奥さんだし褒めたのに他意はないと弁解します。
そんな光晴の無神経さに嫌気がさし
「あたしにあの人のどこを見習えっていうの?」
とあやなの口から本音が零れました。
あんなに太ってて自己管理も出来ていない人…
「それにっ 光晴だってあたしがあんなにブスだったら鼻にもかけなかったくせに…!」
あやなは光晴に怒りをぶつけます。
「なんで今ブスとかそういう話になるの?てか失礼だろ」
ハルカの方に肩入れし続ける光晴に対してますます不満を募らせるあやな。
あたしが顔をいじってなかったら…ハルカさんみたいな顔だったら…
声なんてかけてなかったくせに…!
「…あのさぁ!」
あやなの激しい言葉を突然光晴が遮ります。
「彩は見た目に執着しすぎだよ!ハルカちゃんがお前に何かしたわけ!?」
「…ほんとお前 どうかしてるよ」
言葉の凶器
「あ あの子可愛い」「でも隣ブスじゃね?」
ブス
それはあたしが絶対言われたくない言葉だった
顔を変える決意をさせたほど嫌いな言葉をあたしはいつのまにか他人に向けてる…
そんな過去を思い出したあやなの目から涙が零れます。
「彩!?」
そんなあやなを見て思わず抱きしめる光晴。
「ごめん…!言い過ぎた 俺も彩と前田達みたいないい夫婦になれたらって…!」
「彩は綺麗でいるために頑張ってるけど…そんなに頑張りすぎないでいいって思って…!」
光晴の腕の中で泣き続けるあやな。
ああ…
仕事も整形もやめて 年齢のことを打ち明けて…
この人と結婚したらあたし 幸せになれるのかな…
翌朝
「おはよ…」
翌朝、光晴が扉をあけるとテーブルには朝食がならんでいました。
「朝ごはん出来てるよコーヒーは淹れる?」
そう振り向いて笑うあやなを見て「新婚みたいだ」とご機嫌の光晴。
あやなも一安心です。
「あ 彩のスマホ なんかめっちゃ通知来てるよ」
そう言って光晴が掲げたスマホにあったのは桧山さんからのメッセージでした。
『明日、私は誰かのカノジョ』37話の感想・考察
前回、ハルカちゃんみたいになってほしいと言われたあやな。
今回はその会話の続きの回でした。
見ている限り光晴は結婚生活にとても夢見るタイプなので…
「ハルカちゃんみたいになって」と言ったことは悪気があってのことではありません。
それでもあやなにとってハルカは過去の醜い自分を投影してしまうような
嫌な存在だったからこそこのような喧嘩になってしまったのではないでしょうか。
整形依存になってしまったあやなの過去。
それは「ブス」という言葉の凶器を浴びせ続けられたものでした。
人から言われた言葉って永遠に自分の中に残り続けますもんね…。
一番嫌だった言葉を自分が誰かに向けている。それがダメなことだとわかっている。
涙を流すあやなは本当はとても純粋な女性なのかもしれません。
そうやって少しハッピーエンドになりかけたのですが…このまま終わるわけありません!
このタイミングでの桧山さんは最悪ですね。光晴がどうかその画面を見ませんように…!
今後の展開に注目です!
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