この記事では『僕らの喉にはフタがある』の30話-閉-のネタバレと感想をお伝えしていきます。
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『僕らの喉にはフタがある』30話-閉-のネタバレ
不安になる自宅への無言電話!
乙葉が自宅で妹と静かに過ごしている所から30話–閉–がスタートします!
妹・琴葉がテレビを見ている側で、携帯をじっと見つめる乙葉。
見つめる携帯の画面には、松下瑛士からのメールです。
彼からのメールを見て、大きなため息をついていると家の電話が鳴ります!
電話が鳴っていることに気づいても、黙ったまま出用とせずに、鳴っている電話をじっと見つめる乙葉。
すると、ねーね!でんわ!と声をかけてくる、妹・琴葉に「そうだね」と答えながら電話に出ます。
「はい」と返事した後は、無言のままの乙葉でしたが、そのまま勢いよく受話器を置いて電話を切るのでした。
無言電話が何度か続いていたから、乙葉も出たくないよね・・・と思いました!
姉の様子に驚いた表情を見せる琴葉に、笑いながらなんでもないよーと妹が安心するように言う乙葉。
すごく苦しそうで・・・周りに相談できる人ができてほしい!と感じずにはいられませんでした。
正社員になるべく葛藤する母・・・
電話に出た後、無言のまま妹・琴葉を抱きしめる乙葉!
ぎゅー?と妹に聞かれると、うん、ぎゅーっと返事をします。
その日の夜遅く、帰ってきた母親を心配して大丈夫?と聞きます。
顔を赤くして戻ってきた様子の母親に、お酒を飲んだの?と乙葉が聞くと、立場上断れなく・・・と言いながら謝られます。
母親は続けて、正社員の件を前向きに検討してもらえることになった・・・と言いながら、無言で見つめる娘の姿に、涙をこぼしながら謝ってもっと頑張るから、と乙葉に言うのでした。
長年主婦をしていた彼女にとって、社会で頑張ることは簡単ではないと思いました。
母親のその姿に、驚きながら大丈夫、泣かないで、と伝えてからお水を持ってきます。
苦しい中で仕事を頑張っている母親に、涙を零して謝る母親に、乙葉はそれ以上何かを言うことは出来ませんでした。
2人にとって、今後どんな展開が起きのかと気になります。
10代の普通ってなに?
翌日、乙葉は伊藤さんと共に、女性宅の清掃に向かいます。
伊藤さんが浴室を担当し、キッチンを担当することになった乙葉。
準備をして気合を入れている彼女には、お客さんである女性が話しかけます!
乙葉はその女性に、汚くてごめんねと言いながら、女子の一人暮らしからの依頼ってある?と質問されます。
丁寧に答える乙葉に、自分だけじゃない!と安心した様子の女性は笑顔を見せるのでした。
さらに乙葉が若いのを感じて、年齢を聞き18歳と言われて驚きながら、彼氏入るの?と質問を続けます!
いない、と答える乙葉に可愛いのに!と言いながら笑うのでした。
すると、乙葉は18歳って彼氏がいるのが普通ですか?と聞き返します。
まだ18歳だもんね・・・という気持ちになりました。
そんなことないよ!と答えながら、自身の過去の恋の話を始める女性。
もしかしたら、その過去の彼と結婚して今頃は子どももいて・・・って考えるけど、嫌になって別れたのにね、と続けるも無言になる乙葉に、若い子にする話じゃなかったね!と謝るのでした。
きっと自分の境遇を思い浮かべたのでは?と思いました。
何を感じているのか、乙葉の気持ちが明らかになる次回が楽しみです!
『僕らの喉にはフタがある』30話-閉-の感想・考察
色々と抱えている乙葉は、松下瑛士からの連絡に返事をしなかったことをまだ気にしている様子ですね。
まだ若くて社会を知らないからこそ、性別関係なく相手を疑う気持ちがないのだろう、と感じました。
何よりもメール内容からだけであれば、悪意が感じられないから見返して悩んでいるのでは?と思います。
仕事だけでなく、妹の面倒を見て仕事で疲れきっている母親を見て限界を感じているのは乙葉も同じ・・・彼女が誰かに相談できたり、助けを求めることができようになってほしい!と願ってしまいます!
そして電話に出るのを嫌がっていた乙葉ですが、もしや父親からでは?と考えます。
登場人物たちの今後の展開、心の声を知りながら話がどう進んでいくのかと、楽しみですね!
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