抱かないあなたと抱かれたいわたし【20話】ネタバレと感想！

この記事では『抱かないあなたと抱かれたいわたし』の20話のネタバレと感想をお伝えしていきます。

二人だけのひみつ

“なんで… なんでこんなことになるんだ…”
朝目が覚めた涼真はベッドの上で思いました。

｢♪〜 ♬〜｣ゆりは鼻歌を歌いながら朝食を作っています。

そこに涼真が来るとゆりは｢あら涼真さん 待っててね今ちょうどたまご焼けたから｣と言いますが

｢…さい… もう終わりにして下さい…お願いします！！！｣と涼真は頭を下げます。

｢なぁにいきなり 座って朝食にしましょ｣朝食を持ってきたゆりはそう言いますが、涼真は｢東堂さん｣と頭を下げ続けます。

それに対し｢聞こえなかった？座ってって言ったのよ？｣とお皿を置いてゆりは言いました。

朝食を食べながらゆりは涼真の話を聞きます。
｢それで？写真を消して夫婦交換を終わりにして 今までの事もあゆみさんには黙ってればいいってこと？｣と聞きました。

それに｢…はい…｣と答える涼真。

｢もちろんいいわよ｣

ゆりの言ったことに｢え…｣と涼真は驚きます。

｢もしかして疑ってる？私がウソついてるんじゃないかって｣そう言うと涼真は黙ったままでした。

ゆりは｢仕方ないわ それだけのことしてしまったもの 夫にもあなたにも本当に申し訳ないことしちゃった…｣と言います。

続けて｢だから…ね むしろ私からお願いしようと思ってたのよ｣そう言うゆりを俯きながら涼真は聞いていました。

｢勝手だってことはわかってる でも…今まであなたにしちゃったこと おねがい…！！許してほしいの｣

｢魔が差しただけなの… 涼真さんと一緒よ もし知られて夫をうしなうことになったら｣
｢私… 生きていけない…っ｣
そう言い涼真に謝りました。

｢東堂さん… 顔あげて下さい｣
｢言わないでくれるならそれでいいです｣

涼真がそう言うとゆりは顔をあげて言いました。｢涼真さん！！本当にありがとう｣

｢それじゃこのことは 二人だけのひみつにしましょ｣

終わりにしていただけませんか？

｢あゆみさん 洗い物ならやるよ 僕の担当なんだ｣

あゆみと拓海は朝食を食べ終えて後片付けをしていました。

｢あ…いえ… そんなに量もないし…大丈夫です｣とあゆみは答えます。

“なんか…昨日構えてたのがバカみたい…”そう感じたあゆみは拓海にお礼を言いました。

｢そうだっ 昨日はありがとうございました｣

拓海は｢え？僕 君に何かしたかな？｣と不思議な表情を浮かべます。

｢何かっていうか… 東堂さんの話聞いて…大切なことに気づきました｣

あゆみはそう言い｢それで…あの… 夫婦交換おわりにしていただけませんか？｣

｢自分たちの都合で東堂さんのこと巻き込んじゃった形なのに本当にすみません…｣と謝ります。

するの拓海は｢いいよ｣と言いました。
｢というか僕も今日お願いしようと思ってたんだ 君には昨日恥ずかしいところ見せちゃったしね｣
と快諾します。

｢もしかしたら ゆりはごねるかもしれないけど 僕がちゃんと話すから安心して｣とあゆみに言いました。

あゆみは“よかった…”と思い拓海にお礼を言います。
｢ありがとうございますっ！！！｣

これで終わり

荷物をまとめて二人で話にいこうと拓海が言うとインターフォンがなりました。

そこにはゆりと涼真が。

｢！！｣涼真はあゆみを見ると｢あゆ！！！｣と言いすぐさま抱きしめます。

｢涼真｣とあゆみが言うと更に強く抱きしめるのでした。

そして涼真は言います。
｢東堂さん 今日で夫婦交換おわりにさせて下さい｣

それに対してゆりと拓海は
｢そうだね 今日で夫婦交換は おわりにしましょ｣
｢おわりにしよう｣と口を揃えて言いました。

『抱かないあなたと抱かれたいわたし』20話の感想･考察

お互い両方とも夫婦交換を終わりにしたいと申出ましたね。

ゆりが意外にもあっさりOKするとは思いませんでした。
逆に何を考えているのか更に分からなくなって怖いです。

あゆみと拓海は何事もなく夫婦交換を終えた様でそこはホッとしました。
拓海も夫婦交換を終わりにする事に賛成してくれましたね。これもゆりと二人で事前に話し合っていた事なのでしょうか…。

そしてあゆみと涼真は再開すると、二人に夫婦交換を終わりにすることを申し出てこれでこの関係は終わりになりました。

これからどう言う風に東堂家の裏が出てくるのか、また葛西家の仲は戻っていくのか楽しみな所です。