この記事では『できるメイド様』の4話のネタバレと感想をお伝えしていきます。
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雨降る夜に
雨の降る夜中、マリは深いため息をつく。
眠れず外に出ると
カンッ…カンッ…カンッ…
音がするのことに気がつき、彫刻を彫っているハンスを見つける。
「ずぶぬれじゃないですか!身体を壊したら大変ですよ!」
「そうだな…雨に打たれながら作業したところで何も収穫も得られないだろう」
ハンスは肩を落としながら帰っていく。
そんなハンスの姿を見て、そっと彫刻に手を触れるマリ。
そこでピオナの夢を見る。
パァ と彫刻が光りマリの手が光り輝く。
その光に気付き、ぐっと手を握りしめるマリ。
血の皇太子ラエル
「優雅さも気品もない彫刻でしたから、これ以上手を抜くようなら罰を与えると言っておいたので、気が引き締まったでしょう」
皇太子ラエル、ギルバート伯爵より彫刻に関する報告を受ける。
それに対し皇太子ラエルは
「忘れるな君主の剣は敵を殺すためにあるのだ。味方を脅すためにあるものではない」
と、怒りをあらわにする。
話が終わり、皇太子ラエルは側にいた近衛騎士アルモンド子爵に母上に会いに行くと伝え出ていく。
最愛の母上の事を思い馳せながら歩くラエル。
雨の中、夜遅くまで彫刻の作業をしている後ろ姿を見つける。
そこで今は亡き、母上の姿が現れそっとその場を立ち去る。
いったい誰が…
像が…完成している…ハンスさん!すごいですよ!
ハンスが他の職人から褒められている傍ら後ろではくしゃみをするマリ。
「俺がやったんじゃない。俺なんかの腕前じゃこんなの作れないよ。一体誰が…」
その言葉を聞きマリはそっと微笑む。
皇太子ラエルがハンスを呼び出す。
ラエルが彫刻を讃えるが、実は彫刻は自分の作品ではないと打ち明ける。
そこでラエルも、昨晩見た後ろ姿とハンスが重ならない事に気がつく。
ソビエン公爵家オルン公爵の登場。
「腕のある彫刻家はすべて男性です。女性の彫刻家はいません」
ラエルが昨晩見た後ろ姿を思い浮かべ、悩み始める。
「では、こういうのはどうでしょう?」
「その彫刻家、私が探して見せましょう」
近衛騎士アルモンド子爵が発案し、彫刻家を探すことになる。
『できるメイド様』4話の感想・考察
ピオナの彫刻家としての腕前は、本当にすごいんでしょうね!!
見る者を圧倒させてしまうくらいステキな彫刻を掘る女性ってすごいと思います。
それにしても、血の皇太子と呼ばれるラエルですが、
「君主の剣は味方を脅すためにあるものではない」
と言うとは、味方に対しては残酷さはなく、優しさもあるのかな?
もしくは昔と今では考え方が違うのかな??
…と、このあたりはこれから徐々に明らかになると思われるので、続きが楽しみです!
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