機動戦士ガンダムサンダーボルト【152話】ネタバレと感想!

この記事では『機動戦士ガンダム サンダーボルト』152ネタバレ感想をお伝えしていきます。

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中立地帯の縁にて

岩暗礁中域に身を潜める、南洋同盟の難民船。

船の中には女性や子供を含めて、多くの難民が収容されています。

しかし、本気になった連邦軍の追跡は続きました。

尋常ならざる様子の機影が駆け抜けます。

12機のジム・カスタムが接近してきたのです。

安物とはいえ十分な機動性を誇り、岩石を次々とかわすと難民船をついに発見します。

わん
ジム・カスタムの初出はOVA「ガンダム 0083」より。
にゃあ
“特徴のないのが特徴”と揶揄されましたが、アニメではエース用の高級機として活躍をしました。

船団のサイズから推測すると、フル装備のサイコ・ザクならば10機は搭載可能なはず。

ジム隊は上下に散開します。

南洋同盟は敵である

一方、難民船の受け入れ体制を整える中立コロニーのサイド6。

わん

サイド6はアニメでも中立コロニーという設定。

アムロとララァが運命の出会いをした場所でもあります。

検察官のグレースは、連邦軍に作戦行動の中止を訴えます。

あの船には亡命を希望する3,000人の避難民が乗っていることから、攻撃すれば大量虐殺になると説得を続けます。

しかし、強襲揚陸艦タイコンデロガのビョーク艦長は、余計な口出しは無用だと応じる気は全くありません。

連邦軍と南洋同盟は既に全面戦争にあると主張します。

非武装中立のサイド6といえども、連邦軍の敵に肩入れした場合は攻撃を辞さない構えです。

繁栄を築くサイド6の今は、血を流して勝ち取った地球連邦軍の土台があってこそ。

主権や領空は侵犯しないと約束しつつ、領域外の戦闘に口を挟むならばと、ビョークはグレースに迫るのでした。

旧式だからって!

ジムは難民船に近づいていきますが、イーグルアイからの最新監視映像には護衛MS(モビルスーツ)が見当たりません。

用心するジム部隊ですが、急に岩石が爆発。

仕掛けられたホローポイント地雷、そして待ち伏せです。

迎撃にあたるMSは、ビリーの操縦するザニーです。

俺にも敵が見えるー。

閃光のイメージが頭に浮かぶビリーは、モビルワーカー並みの旧式で難民船を守るべく、12対1という圧倒的不利にもかかわらず立ち向かいます。

にゃあ

ザニーはゲームのオリジナルMS。

顔はジムですが連邦軍が鹵獲したザクをベースに製作しているため、各所にケーブルが残っています。

ザニーとは思えない高機動ぶりで、ジムと岩礁を回避しながら1機撃墜。

ビリーは戦友であるセバスチャンの姿を思い出します。

期待外れだった自分だが、ようやく変わることが出来るかもしれない。

そう思いながら目には涙を浮かべるのでした。

機動戦士ガンダム サンダーボルト』の152話の感想・考察

南洋同盟許すまじの地球連邦。

ビョーク艦長は宇宙戦艦にTシャツ1枚というラフ過ぎる外見ですが、どうやら脳筋にあらず。

グレースとの対談では、脅すべきはしっかりと迫り、冷静に話をする人物のようでした。

敵に肩入れするならばと一応のスタンスは取りますが、もしかしたら難民船とサイド6側が事前に接触した情報を把握しているかもしれません。

一方のサイド6としては、難民船が領域内に逃げ込めるよう、加速用のブースター4機を既に売り付けました。

その後は保護しながらも商売に結びつけようと思惑がありそうですが、このままでは計画が上手くいきそうにありません。

終盤の戦闘シーンでは、精神感応の兆しを見せるビリー。

ついにニュータイプに進化を遂げたのでしょうか。

ラストはビリーにニュータイプの素養があると信じていたセバスチャン。

その期待に応えることが出来て嬉しそうです。

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