グラゼニ【119話】最新話のネタバレと感想！

『グラゼニ』119話のネタバレ

夏之介、降板！

少し変化を押さえたナックルボールで、二軍戦６回までパーフェクトを演じる夏之介。

仙台パーフェクトTVの老山記者も、同じ山梨県人として、引退の危機にあった夏之介の快投に色めき立ちます。
ところが、二軍監督は、夏之介に降板を命じます。

理由は、中四日で、一軍のサベージ戦に先発するためです。

夏之介に肩のアイシングとマッサージを命じます。

明日からは福岡にいる一軍に帯同します。

夏之介は、二軍でコンビを組んだ捕手のパーシーのことが気になります。

二軍の首脳陣は、パーシーが一軍に上がれるかどうかは、一軍で検討中としか言いません。

そんな中、パーシーが今日３回目の打席に立ちます。

パーシーはここまでの２打席とも、ホームランを放っています。

打撃絶好調のパーシー。

カキーン。

なんと、３打席連続のホームランを打ちます。

夏之介は、一軍の正捕手・有田では、自分のナックルボールが取れないと心配します。

パーシーは今季、育成選手です。

通常だと７月末までが育成選手の一軍登録期限ですが、今年はコロナの影響で９月末まで延長。

つまり、あと１週間、期限まであることになります。

夏之介は、体のケアのために、ダグアウトをあとに。

しかし、パーシーがどうなるか、不安の表情です。

一方、夏之介の降板を聞かされたパーシー。

パーフェクトを断念してまでの降板に、少し驚きます。

球場内にも、夏之介の降板がアナウンスされます。

老山記者は、最初戸惑いますが、中四日でのサベージ戦登板を予想し、納得します。

そして、夏之介の一軍復活に心を躍らせます。

外国人選手枠問題

球場内でマッサージを受ける夏之介。

現状の一軍の外国人選手の状況を思い浮かべます。

まず、３番ブルーノ。

そして、４番マーズ。

さらに、中継ぎ投手として、アンダーソンとパーク。

現在、４人の外国人選手が登録されています。

パーシーが一軍に上がるには、この中から、誰かがベンチから外れないければいけません。

パーシーも、心の中で思惑が渦巻きます。

ナックルを投げる夏之介と共に、自分も一軍に上がれるとふみます。

一方、一軍では、向井監督と徳永ピッチングコーチが話し合っています。

監督の考えは、夏之介は６回パーフェクトなので一軍にあげるが、パーシーはいらない、です。

ところが、徳永コーチから、３打席３ホームランを報告され、心が揺らぎます。

しかし、現在の一軍の外国人選手４人は、誰も外すことができません。

首位キープの原動力となっているからです。

そこで、徳永コーチが、今年は特例で５人まで外国人を登録できることを進言します。

悩む監督。

すぐには決められずに、取り急ぎ明日以降、正捕手の有田とナックルボールの練習をさせることを決断します。

球場から自家用車で帰宅する夏之介。

心の中では、パーシーでないとナックルボールをうまく捕球できないと感じています。

パーシーも二軍首脳陣に、自らの処遇をたずねます。

二軍首脳陣は、一軍で検討中としか答えられません。

パーシーがいないと夏之介のナックルボールが生きないと分かっているにもかかわらず。

夏之介の相棒は誰に？

翌日、夏之介は飛行機で福岡に移動します。

福岡ドームのブルペンでは、徳永コーチが、夏之介に正捕手・有田との練習を命じます。

ナックルボールを投げる夏之介。

有田は、依然と比べスピードが格段にアップした夏之介のナックルボールに驚きます。

コースを予想して、なんとか捕球する有田。

２球、３球、４球、５球、と夏之介が投げ込みますが、有田はなんとか捕球。

徳永コーチは、心の中で、有田でもいける、と確信。

そして、球速が１３０キロも出ていることを確認して興奮します。

有田も、パーシーでなく自分でもナックルを捕球できると自信を深めます。

ところが。

夏之介は、わざと捕球しやすいように、ナックルの変化量を抑えていたのでした。

更に！

夏之介には、ナックルボールに関して、サベージの本拠地マリンスタジアム特有の懸念事項があるようです・・・。