影の皇妃【26話】ネタバレと感想!

この記事では『影の皇妃』26ネタバレ感想をお伝えしていきます。

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ネタバレはしてほしくない!という方はご覧にならないでくださいね。

乱暴なレンの登場!

アヴェラたちと話している最中、レン・バスタージュが彼女たちのもとにやって来ました。

レンの登場に辺りは騒然となり、アヴェラは逃げ出してしまいます。

彼はエレナに彼女まで去るのかと問いかけますが、彼女は堂々とした表情で彼を迎え入れました。

というのも彼女にはある魂胆があったからです。

逃げようとしない彼女を見てレンは満足した様子で、俺たちは仲良しだから、と軽口を叩きます。

そして彼は唐突に、エレナについてあることを考えてみた、と言い出します。

彼女に何かをしようとしているレンですが、エレナは彼が言わんとしていることを理解できず、

優雅に笑いながら何をするつもりなのか尋ねます。

わん
レンは何をするか分からない人なのに、落ち着き払っているエレナは凄いです。

すると2人の様子を見たリアブリックが急いで駆け寄ってきました。

レンを丁重に止めようとするリアブリックですが、

彼は親戚同士が喋っているのに水を差すなと言って彼女を睨みます。

いつもはあれだけ自信ありげなのに、あっけなくレンに追い払われてしまうリアブリックでした。

レンにダンスを誘われるエレナ!?

レンはエレナの腕を掴むと、自分と踊ろうと言い出しました。

驚くエレナなどお構いなしにレンは彼女の腕を強く引っ張り、会場の真ん中へと誘います。

そんなレンを見て会場の人々は驚きを隠せない様子で、皆口々に彼の無礼さと命知らずさを噂します。

そして彼は自分が無理矢理連れて来たにも関わらず、一緒に踊ろうと改めて手を差し出すのでした。

エレナは彼に断ったらどうするか尋ねますが、レンは断らせないと言い切り、

再び彼女の腕を無理矢理掴みます。

そしてレンが演奏を促すと、楽団は慌てて音楽を奏で始めるのでした。

にゃあ
いくら乱暴な人とは言え仮にも貴族。ダンスを踊ることは出来るんですね。

エレナとレンの優雅な踊りを呆然と眺める人々。

レンは痛いほど強く彼女の手を握りしめていました。

彼女はレンに行動の意図を尋ねますが、彼はただベロニカだからと答えるだけでした。

それだけの理由なのかと疑問に思うエレナに対し、レンは他に理由など必要ないと思っているよう。

しかしエレナは知っていました。

レンの行動はベロニカを嫌うが故であるということを。

レンは帝国を守護する三剣の一人とも噂されるぐらいの剣の腕の持ち主ですが、

大公家との百年条約のせいで自由に行動することが出来ないのでした。

それゆえ、レンが大公家の令嬢であるベロニカを嫌うのは自然なことだったのです。

わん
ですが、彼の目の前にいるのはベロニカではなくエレナ。とんだ迷惑です!

レンに反撃!

ニヤリと笑ったエレナは唐突に、彼に向かって滑稽だと言い出します。

驚くレンに構わず、彼はレンが不憫だと続けます。

レンは彼女に自分を刺激しないように伝えたはずだと警告しますが、

それに対しエレナは不満があるならやり返せばいいと言い、なんとレンの足元を蹴りつけたのでした。

にゃあ
ずいぶん強気ですが、反撃されないでしょうか?心配ですね…

レンは自分が本気を出せばエレナと大公の命は無いと答えますが、

彼女はそんな自信があるならそうしろと言います。

エレナがおかしくなったと思ったレン。

彼女はさらに、彼が反撃できないのは彼が大公家のしもべに過ぎないからだと言いました。

さすがのレンも怒った様子でしたが、そんな彼をエレナは突き飛ばします。

バランスを崩して転んだレン。

それを見ていた人々は、やはり彼は行儀が悪いと言ってあざ笑いました。

屈辱で震えるレンを見てエレナは、女性に失礼を働いた罰だと彼に言います。

するとレンは突然高らかに笑い始めるのでした。

『影の皇妃』26話の感想・考察

乱暴で無礼なレン。

フューレルバードへの振る舞いと言い、彼は明らかに危険人物です。

その上、前世でエレナがベロニカではないとすぐに気づいた人物でもあります。

レンがエレナに近寄る目的もそうですが、そんな彼を彼女がどのように利用しようとしているのか非常に気になります。

また、レンの前では無様にも追い返されるリアブリックは読んでいて痛快でした。

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