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『怪物公爵と契約公女』87話のネタバレ
エッフェン伯爵家
パーティー会場でアシェラとサイレーンが参加者と挨拶を交わしている場面からスタートです。
続いて挨拶を交わすのは、シェリスの父であるピンク髪のアテン・ベント・エッフェンと、その妻ルエン。
アテンは英雄2人を前にし緊張で汗が止まらない様子。
その横でルアンは、夫の様子を心配そうな目で見つめています。
そんなアテンですが、アシェラがエッフェン領地産の薬草に興味がある事をしると、
「決して大きくはない領地ですが、薬草の質だけはどこにも負けません!」と興奮して話します。
シェリスはそんな父を見て「またお父様ったら‥」と赤面するのでした。
続いて、アテンの後ろにいるのが兄だと話すシェリスは「はあ‥お兄様がパートナーだなんて‥」とため息をこぼします。
視線を感じた兄は、イラッとしながら口パクで(こっち見んなよ)と一言。
(別に見てないわよ!!)と返すシェリス。
そして食べかけのチョコケーキを何度もフォークで刺しながら「レスリー嬢のパートナーは?」とレスリーに聞きます。
「コンラッド卿なのですが、少し遅れてるようです」そう返すレスリーは、
以前コンラッドから届いた手紙の内容を思い返しているのでした。
少し変な人
コンラッドの事を心配し目線を下げていたレスリー。
トンッと、茶髪の青い目をした若い男性とぶつかってしまいました。
男性はあたふたしながらレスリーのドレスに飲み物がかからなかったかを確認する為、姿勢を低くします。
レスリーはそんな男性を見て、初めて会った気がしないな‥なんだろう?と不思議に思っていました。
「ドレスは大丈夫なようです」と確認を終え、顔をあげた男性。
レスリーを見て青い目をパチパチさせた後「お‥おお!サルバトール公女だったのですね!」と勢い良く立ち上がります。
そんな男性のフランクな態度に少し驚きながら「私をご存知なのですか?」と問うレスリー。
男性は、レスリーの背後から睨むシェリスに怯えながら「あ、えっと‥」と返答に困っている様子。
「どなたか存じ上げませんが、先にご自分の身分を明かすのが礼儀ではないでしょうか?」と追い打ちをかけるシェリス。
「身分‥?ははっ‥すみません私はこれで失礼しますっ!」と男性は逃げるように姿を消すのでした。
2人の近くを、兄のベスラン達が通りかかりました。
楽しんでいるか?という兄の問いに対し「楽しんでいますが、少し変な人に会いました」と答えるレスリー。
続けて男性の容姿について説明しようとしますが、
マディア・シエン・ルーカディウス太后陛下!
アーレンド・フェレー・ルーカディウス王子!
婚約者のエリー・ディアロン・スペラード嬢!
3名の名が場内に響き渡り、サルバトール公爵家一同が集合するのでした。
青い目に茶髪の男性としか書きませんでしたが、とっても優しそうな美男子です!
姉との再会
いち早くサルバトール公爵家の元へ向かうマディア達。
マディアはアシェラと挨拶を交わした後、アシェラの背後にいたハルトに目を向けます。
アシェラに紹介され自己紹介するハルト。
「話し方にもイトバーナの訛りが出るのね」とマディアは笑いながら話します。
続けて「聞いたことのない姓だけど、どちらの出身?」とハルトに問いました。
「グレンタ猟師の出身です。姓はサルバトール公爵家に仕えた際にいただきました」
ハルトの言葉にザワつく場内。
「猟師出身だなんて、剣と鎧を盗んで売り捌いているんじゃないですか?」と嘲笑うエリー。
ハルトを庇うように前へ出たレスリーは、そんなエリーに対し口を謹むよう言います。
「ご自分の発言に責任をお持ちください。あなたはサルバトール公爵家の騎士団長を侮辱したのですよ」
エリーは、そんなレスリーの言葉にビクッとしながら「私は出身のことで当たり前の話をしただけで‥」と言い返しますが、
「人を語るのに出身なんて関係ありません。高貴な血であってもあなたのように卑しい者もいるのですから」と言いくるめられます。
そしてレスリーはハルトへ謝罪するようにも話しますが、
周りに聞こえないようレスリーとの距離をスッと縮め「謝罪しなきゃ何?こんな所であんたに何が出来るの?」と話すエリー。
エリーのこれまでの言動から、シヌスティンで自分が闇の力を使ったことを知らないと悟ったレスリーは、
クスッと笑いながら「マディア太后陛下はあなたに何も話していないようね。お気の毒に。」と言います。
「この‥!!!」というエリーの大きな声と同時に上がった右腕。その腕を抑え、やめるよう促すハルト。
そんな一部始終を見ていたパーティーの参加者達からは、エリーに呆れている声が聞こえてきます。
そしてレスリーからは「貴族として王宮にいる内は自分の無知を恥じるべきです。いつまで続くかもわかりませんが」と言われ、
エリーは何も言い返せず、ただただ怒りと悔しさで震えているのでした。
『怪物公爵と契約公女』87話の感想・考察
87話は、シェリスの家族が初登場したり、変な人が現れたり、レスリーとエリーの熱い闘いなど、盛りだくさんでしたね!
まず、1番気になったのはやはり「変な人」です。
茶髪に青い目という特徴、そして自分の身分を明かすのを躊躇ったということ。
この2つくらいしか分かっていませんが、あの優しそうな雰囲気から私は、第二王子のコンスタンだと推測します。
コンスタンであれば、身分を明かすことを躊躇うのも何となく分かるような気がします。
そしてエリーとの激しい闘い!
本当に激しくて、レスリーが別人に見えてしまう程でした(笑)
子供の成長は早いものですね(*´-`)
さて!次回はいよいよコンラッドが登場するのでしょうか!そして「変な人」の正体は明らかになるのでしょうか!
楽しみなシーンがたくさんですね!!
次回も期待して待ちましょう!
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