子供ができました【43話】ネタバレと感想！

涙が止まらない姫奈！

姫奈が歩きながら、泣いているところから43話がスタートします。

泣くことを我慢することができずに、溢れる涙を拭いながら歩く姫奈。

そして、お腹の中にいる「ヨウセイ」が泣いているかのように、心の中で子供に話しかけるのでした。

生まれる前からこんなに泣いて！と心で呟きながら、泣いても物事が解決しない・・・と自分の過去の記憶を思い出します。

自分が幼い時、両親が喧嘩をする度に泣いていた彼女が泣くと、喧嘩はヒートアップ！

そう・・・泣いたところで状況は良くなる事なく悪化する、と考えている姫奈でした。

今までは1人で上手くやってこられたのに・・・なぜ自分がこんなに傷ついているのかと考えるのです。

そして彼女は、自分が思っている以上に、陽平に依存していることを感じるのでした。

突然の恐怖・・・

泣きながら彼の存在が大きくなっていることに気づき歩きつつも、なぜ彼が追いかけてくれないの？と感じます。

もしや、家で綾瀬七海と２人でいるの？と考えながら歩くと、自分がスリッパのまま外に出た事にハッとします。

家に帰ろう・・・と俯いていた顔を上げると、知らない所にいるのに気づきます。

真っ暗な中知らない道にいることに焦り、ポケットの携帯を取ろうとするも・・・携帯も財布も持たずに出ていた事実に慌てるのでした。

そうだ！さっき通ってきたコンビニへ戻ろう・・・と振り返ろうとすると、後ろから足音が聞こえ、恐怖を感じる姫奈。

自分の方に向かう足音に、ただの通行人？それとも？と恐怖から足が震え出します。

足音と共に、タタタタッ！と駆け足する音も聞こえ、驚いて振り向くと・・・知らない男の人と陽平がいました。

姫奈に手を伸ばしていた男に、自分の妻に触らないで欲しいと言う陽平。

陽平の言葉に、自分は彼女が道に迷って泣いているから助けようとした、と答える男でした。

男の言葉に、姫奈の方を見ると涙を流している彼女に、声をかけて近寄ろうとする陽平。

２人の様子に、本当に知り合い？と男が聞くと、夫婦です！とはっきりと答える陽平に、注意して通報しながら、男はその場を離れていくのでした。

綾瀬七海の正体は？

通報されていいの？と姫奈が声をかけると、妻を泣かせた罪で逮捕されるかな？と陽平が答えます。

彼の言葉に顔をあげると、帰ってこないかと思った・・・そう考えたら怖くて、手足に力が入られないと言って、抱きしめて欲しいと姫奈に頼みます。

彼が汗かいている姿に、自分のことを探し回っていたと感じて、陽平の方へと近づき、抱きしめる姫奈。

抱きしめられ、安心した様子を見せると同時に、彼は彼女に謝罪しました。

そして、綾瀬七海について話し始めるのです。

陽平は、彼がフランスに行く前に彼女にしつこく付きまとわれていたことを説明します。

しかも、それは度を越したもので・・・顧問弁護士に頼んで告訴しようとまで考えていたが、彼女の父親は自分の恩師だったことを知るのでした。

そして、恩師に頭を下げられて、陽平は告訴するのをやめます。

もう５年前のこと・・・結婚式に彼女が現れて、恩師に連絡したが長年フランスで治療してきてきた大丈夫だと言われて、信じたが違ったようだ、姫奈に謝りながら伝えるのです。

今後、こんな事がないようにきちんと片をつける、と彼女に約束する陽平に、大変だったのね？と声をかける姫奈。

ストレスは感じたと答えつつ、彼女を抱きしめて額にキスをして抱きしめ、家に帰ろうと陽平が彼女に声をかけます。

これに、嫌だ・・・と答える姫奈でした。