テムパル~アイテムの力~【72話】ネタバレと感想!




この記事では『テムパル~アイテムの力~』の72ネタバレ感想をお伝えしていきます。

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ネタバレはしてほしくない!という方はご覧にならないでくださいね。

国家対抗戦

SAグループに日本政府からある要請が出ました。

総合ランク100位圏内、つまり最上位ランカーたちを国ごとのチームに分かれた対抗戦。

それを日本が主管となり、実施しようと言うのです。

 

SAグループの取締役会では費用面や協力する意味など非難が飛び交います。

ですが、一人賛同するものがいました。

理事の二葉です。

 

話題性は保証されていますし、放送権料もとんでもない金額になるのも予想されます。

すると次々に社長や支部長たちも賛同の声を上げます。

今年の開催を皮切りに権威のある国際イベントにしてしまおうという声まで出ました。

 

形骸化してしまった国家としての存在を取り戻そう。

 

日本政府の目論見に気付いたSAグループはその要請に乗ることにしました。

 

しかし、問題が二つ

1つは国家間で上位ユーザーの人数性大きいこと

そして、もう1つはユラが280レベルを達成したことです。

 

そうユーザーたちのレベルアップのスピードが速すぎるのです。

しかしシステムに異常はないと言います。

ただ上位ランカーたちの能力がおかしいだけ

 

このままだと国家対抗戦が開催されることには300を超えるユーザーが出て

3次職業に転職するユーザーが登場してくることになります。

 

転職したユーザーは圧倒的な力を持ち、他のユーザーをものともしないことが予測されます。

 

そこで提案されたのが専用クエスト。

クエストの内容を見て、各国が対抗戦に出場させるユーザーを選ぶようにする。

そうすれば選抜もやりやすくなります。

わん
なんだかわくわくするイベントが始まりそうですね!楽しみです!

ドミニオンの祝福

一方、グリードはドミニオン教の大神殿にいました。

しかし教主はグリードの要望を却下します。

神の祝福は年に一度、信仰心の厚い信徒にのみ与えられるものという至極まっとうな理由で断られました。

 

もちろんそれを想定して後見人としてジュダール教の聖騎士のトヴァンを連れてきました。

それにイザベルからの推薦状もあります。

それでも難しいと教主は顔を顰めます。

 

そこでトヴァンがマラクサス討伐とレベッカ教の元教皇の討伐の実績を告げます。

その言葉に教主はすくっと立ち上がると頭を下げました。

 

すでにレベッカ神からの祝福を受けている偉大な人物

そんな人物に祝福を与えないわけにはいかないと言うのです。

 

躊躇いなく与えられた祝福

あまりにもあっけない光景にトヴァンは驚きを隠せませんでした。

にゃあ

ドミニオン教はスムーズでしたね。

でも、なんだかトラブルの予感・・・

圧倒的な攻撃力

攻撃力も上昇しご機嫌なグリードと対照的に

トヴァンは焦りが隠せません。

当然です。

聖なる武具を手に入れないまま、教主の元に戻ろうとしているのですから

 

グリフォンが出現する危険な道をご機嫌で歩くグリードと

警戒して伏せて歩くトヴァン

 

余裕で進んでいたグリードが突然いなくなったことに気付いたトヴァン。

その肩にはマラクサスのマント。

何事かと周りを見回して、前を向くとそこにはグリフォンの親玉。

レベル290のフィールドボスがそこにいました。

 

マラクサスのマントについている「モンスターの標的になる」という効果。

それを利用してトヴァンを餌に利用するつもりのようです。

 

グリフォンのドロップアイテムはどれも高値で売れます。

グリードが見逃すはずがありませんでした。

 

必死で逃げるトヴァン

襲い掛かるグリフォン

雑魚モンスターを倒しながら追いかけるグリード

 

4タイプいるボスの中でも一番弱いのがフィールドボスですが、

それでもたった一人で倒すには強すぎます。

 

しかし、聖なる武具、そして新たな祝福を得たグリードの敵ではありませんでした。

”殺”一撃でグリフォンの親玉を倒してしまいました。

 

前教皇の討伐報酬のスキルポイントとパブラニウムの補正効果、そして聖なる武具。

 

それらを得たグリードに敵はありませんでした。

わん

相変わらずせこいですね、グリード

さすがだなって感じですが・・・

『テムパル~アイテムの力~』72話の感想・考察

さてさて、ようやく次の祝福を得た72話となりました。

それにしても相変わらずグリードは欲深いですね。

トヴァンをパーティーに入れず、高額アイテムを落とすグリフォン狩り

同じギルドの仲間にするとは思えない所業です。

ただ借金などを返済したグリードはどこか欲深さが減ったように感じていたので、

なんだかちょっと安心してしまいましたね。

さて、それでは一体国別対抗戦はどうなるのか、74話からも目が離せませんね!

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