テムパル~アイテムの力~【89話】ネタバレと感想!

この記事では『テムパル~アイテムの力~』の89話ネタバレ感想をお伝えしていきます。

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ネタバレはしてほしくない!という方はご覧にならないでくださいね。

強力すぎる敵

ヘルガオの放った火柱により銀騎士ギルドのメンバーの大半が地面に倒れ込みます。

火炎抵抗力を86%まで上げているにも関わらずです。

あまりのも強力すぎる攻撃でした。

 

しかし、そんな攻撃の中、物ともせずツルハシを振るう男が1人。

 

そう、グリードです。

彼の目的は目の前の功績だけ

しかし、あまりの攻撃の量に思わず剣を抜きました。

 

銀騎士ギルドの最強ディーラーでも揺らがなかったヘルガオ。

グリードの一撃でぐらりと揺れました。

 

その光景を見ていた銀騎士ギルドのギルド長は驚きを隠せません。

ヘルガオを揺らしただけではありません。

その手に握られた+8装備は見たことが無かったからです。

 

莫大な費用、時間、そして運を手にしなければ手に入れられない武器を持つグリード。

明らかに隠し職業であることがわかったギルド長は声を上げました。

レイドを邪魔するな!

どうせただの金持か、中国ギルドのスパイだと決めつけたギルド長の言葉にグリードは不機嫌になります。

 

俺は日本人だ。

それにお前たちが動けない間、ヘルガオの相手をしてやった。

 

もしもヘルガオが目当てならばこんな風に姿を現すことはしません。

一瞬の隙をついて、満身創痍のところに襲い掛かります。

それをしないのは今回の目的が火石だからです。

 

とにかく構っている暇はないと火石を掘り出すためにツルハシに手を掛けます。

そんなグリードの背後に迫るヘルガオ。

どうやら火石を掘り出されるのが嫌なようです。

 

火石へと体を向けているグリードではその攻撃に対応できません。

万事休す、かと思ったその時

銀騎士ギルドのギルド長がスキルを発揮し、ヘルガオを押し戻します。

 

どうやら疑いは晴れたようで、状態異常から回復した彼らはヘルガオへと向かいます。

しかし、これまで何度も行く手を阻んできたヘルガオにとって、彼らは脅威ではありません。

 

愚かな人間どもめ

ヘルガオが怒りを口にしたその時

グリードの目の前の火石が強く光りました。

わん
ヘルガオ、なにか隠しているようです。
なにがあるのでしょう?

ヘルガオの弱点

地獄の力は人間の手に負えるものではないと言うヘルガオ。

どうやら彼の能力と火石が直結しているのは間違いがないようです。

 

今回こそそれを思い知らせてやる。

いつもとは違うヘルガオの様子に銀騎士ギルドのギルド長は覚悟を決めます。

前回の敗戦から血反吐を吐くような訓練をこなしました。

それでもヘルガオにとってそんな努力は無駄なこと。

 

強大になったヘルガオに死を覚悟したその時。

突然体に纏っていた炎の勢いが弱くなりました。

 

何事だと目を見開くとひょっこり顔を出したのはツルハシ片手のグリード

その手には火石が握られています。

 

どうやらこの火石こそがヘルガオの弱点のようです。

能力を使うとき、鉱山にある火石の中の一つが光ります。

それを掘り出すと弱体化が出来ることが分かったようでした。

 

とにかくお前は掘ってろ。

ギルド長にツルハシを持たせたグリードはヘルガオの前に立ちます。

そして新パブラニウムに攻撃を命じました。

 

こんな欠片で何が出来る。

そう侮ったヘルガオはすぐにそれが間違いだと気が付きます。

攻撃を喰らっても壊れることがない、それ。

かなり貴重なアーティファクトだとはわかりますが、

正体まではわかりません。

 

そんなヘルガオを前にグリードが取り出したのは失敗作の大剣。

強力な装備を持つグリードが剣を振るい

掘削スキルを持たないギルド長が掘削をします。

 

スキルを持たなくても掘削が出来るのか?

簡単です。

グリードが渡したツルハシはただのツルハシではありません。

スキルがなくとも簡単に出来るほどのスキルを持ったそれならギルド長であろうと簡単に掘れるはずです。

 

火石を掘り起こしたおかげで確実にヘルガオの能力は削れています。

しかもグリードはレベルアップし、246になりました。

さらに武器は+9の失敗作。

ヘルガオを追い詰められないわけがありません。

にゃあ

強力な敵には弱点がありますよね!

やっちゃえグリード!

伝説

+9の失敗作

火炎耐性の高い防具

無数に襲い掛かってくるパブラニウム

 

神の宝物庫でも漁ったのかというヘルガオにグリードはしたり顔で笑いました。

ミュラー以来となる強すぎる人間にヘルガオは高笑いをします。

互いに強力な敵に笑う2人。

 

かつてヘルガオを倒した男、ミュラーは伝説の男と呼ばれました。

そして、グリードもまたそこに並ぼうとしています。

 

お前ごときがミュラーと並ぶわけがない。

もう二度と人間に倒されるのはごめんだとヘルガオは一撃を放ちます。

その攻撃により死ぬまで1秒ごとに2000ものダメージを受けることになってしまいました。

 

まさに地獄の炎とも言える攻撃にヘルガオは得意気です。

しかし、地獄の炎でもグリードを焦がすことは出来ません。

抵抗したことで、その効果を打ち消しました。

 

まさにその姿はミュラーそのもの

 

もう二度と人間に負けるわけにいかない。

ミュラーに倒されてから火石の力を借りなければ戦うことさえできなくなったヘルガオ。

なにがなんでもグリードを倒すしかないと隠していた力を露わにしました。

 

ぼこぼこと隆起する火石の鉱山。

パブラニウムでさえ、攻撃できないほどの炎がヘルガオを包みます。

そして、さらに襲い掛かるのは+6防具でも防ぎきれない強力すぎる攻撃。

 

とっとと火石を掘り出してくれ!

この状況を打破するにはそれしかありません。

わん
お互い譲れない戦いです。
どんな結果になるのでしょうか?

『テムパル~アイテムの力~』89話の感想・考察

手に汗握るヘルガオ戦が繰り広げられた79話となりました。

火石を掘り出した後はグリードの独壇場かと思ってしまいましたね!

ですが、ヘルガオもそう簡単にはやられてくれません。

ミュラーに倒されてから150年もの間封印されていたのです。

そりゃあもう一度倒されるのはごめんですよね。

さぁ、本気を出したヘルガオを前にグリードは勝つことが出来るのでしょうか?

70話からも目が離せませんね!

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