転生したら悠々自適の皇妃ライフ【67話】最新話のネタバレと感想!




この記事では『転生したら悠々自適の皇妃ライフ⁉』67話ネタバレ感想をお伝えしていきます。

 前話 次話 ⇨
ネタバレはしてほしくない!という方はご覧にならないでくださいね。

ポールの心

「一体どうしたの?」

朗らかな陽気の中、ずーんとへこんだままのポールにレアナが声を掛けますが、そんなことありませんと断り、隣にいるミアのほうが問題だと言います。

たくさんあるスイーツにぱくつくミア。ただ、なにも話されないのは面白くないものです。

このままなら護衛をミアに変える。そんなレアナの言葉にポールはついに悩みを話します。

「あなたってホントにどうしようもないわ」

「ホントにねぇ」

せっかく勇気を出して話したというのに、レアナとミアからの集中砲火にさすがのポールも冷や汗をたらします。

「ポールの気持ちはどうなの?」

シヴァがポールとの距離を置き始めた。それについてポールがどう考えているのか。

そう聞くと少しだけ考えた後、ポールは口を開きます。

「あいつと離れてしまうと思ったら胸が痛くなります」

わん
ポールの心に少し変化はあったようですが、うーん、まだ恋心とは言い難そうですね。

これまでのこと

陛下以上の恋愛下手がここにいるとは思わなかったと頭を抱えるミアは陛下がなぜレアナに当初関心が無かった理由を聞きます。

結婚した後に恋愛するのもアリとはいえ、こんなに綺麗な人を別宮に住まわせるのは不思議だと言うミアにレアナは笑って答えます。

「結婚する前から陛下は異性に関心がないことで有名だったわ」

それを承知でレアナは陛下と結婚しました。結婚後も財務官と国政で忙しく、ろくな結婚生活など送ってこなかったのです。

「え、いつも2人⁉」

これは由々しき問題だとミアが騒いでいるその頃、噂の2人の前にルマン総督が立っていました。

にゃあ
やっぱり陛下は当初から冷たかったんですね。いまはなんだかレアナに心を向けてきていますが、うーん。やっぱり恋愛下手ですよね

ルマン総督の陰

陛下の前で報告をするルマン総督。報告の内容はこうです。

先発で出動した者たちからの連絡がないため増援を送ったこと。

容疑者のフォーグを捕らえ次第報告しに来ること。

そして、宴会の際に行方不明だった侍従たちを見つけたため現在尋問中。

ただ、定期的に神殿を支援している貴族たちを調査したが、特に怪しい点はなかった。

穴が無いというか、完璧すぎるというか、あまりも素晴らしすぎる報告にテリアは不信感を隠せません。

しかも侍従たちは重要参考人です。にもかかわらず、捜査機関と論議することなく単独で調査するとは、おかしすぎます。

調査の結果は「何もわかっていない」

自身の権限を利用してケビスの痕跡を隠ぺいするつもりなのでは?

「侍従たちの人数も少なくないのに1人で尋問なさるとは、一苦労だったのでは?」

まだ完全に体調が回復していないルマン総督の体調を気にしながら私も手伝いましょうか?と申し出るテリア。

ですが、その答えは

「私一人で十分です」

信用できる部下もいるから大丈夫だと笑うルマン総督は踵を返すと自身の持ち場に戻るために一歩踏み出します。

「テリア財務官が注意深く私を見守ってくださっていることは知っていますから」

一体信頼できる部下とは総督としてなのか、それともケビスの首長としてなのか、あの笑みに隠された秘密とは?

わん
怪しいですよね。ルマン総督が隠しているのは真実なのか、それとも誰かを守るために何か企んでいるのか。謎は深まるばかりです。




『転生したら悠々自適の皇妃ライフ⁉』67話の感想・考察

ルマン総督からの完璧な報告にテリアが疑惑を抱き、ポールとシヴァの間にもまたミアとレアナのアドバイスを受けて動きが見える。

そんな67話となりました。

まずはポールとシヴァですが、これはもう2人のアドバイスに従ってポールが頑張るしかないですよね!これまでシヴァはいろいろ頑張ってくれたんですし

それよりも気になるのはルマン総督です。

完璧な報告でしたが、結論はなにもわかっていないという事実だけ。そして重要参考人をたった一人で尋問するという無茶。

ルマン総督がなにかを隠そうとしているのは間違いないでしょうが、一体何を隠しているのでしょうか?

真相に徐々に近づいてきました。さらなる進展が期待できますね!

68話も楽しみです!

 前話 次話 ⇨