この記事では『悪女が恋に落ちた時』の44話のネタバレと感想をお伝えしていきます。
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『悪女が恋に落ちた時』44話のネタバレ
ルペルシャ皇女を気に入った様子のダニエル
月光酒屋からルペルシャ皇女が帰った後、一人で酒を飲み干すダニエル。
残された彼は先ほどの彼女の言葉を回想します。
ルペルシャ皇女は帰り際、自分の顔を覚えていて欲しいと言いました。
しかしそのすぐ後に、短い付き合いになるけれど、と彼女は呟いたのでした。
彼女の病気を知っているダニエルは、皇女が自身の病気のことを指してそう言ったのではないかと考えます。
また、席を立った後に彼女が言った、自分の友人がダニエルの事を知っている、という言葉を彼は思い出します。
ゼンのことを指して友人だと言ったルペルシャ皇女。
彼は人工精霊であるゼンのことを友人と呼んだ彼女に、なおさら興味を抱くのでした。
あの皇太子とお茶会!?
一方、宮殿に帰ったルペルシャ皇女は皇太子とお茶をする羽目になっていました。
ダニエルとの出会いについて思いを馳せていた彼女は、思ったより悪くない会い方だったと考えていました。
しかし、皇太子を前にしてダニエルの事を考えている場合ではありません。
皇太子は相変わらず鋭い視線を彼女に向け、彼女に紅茶の感想を求めました。
いい紅茶を用意してくれたことに礼を言う彼女。
それに対し皇太子は、やっと本題に入ります。
彼曰く、皇女にまつわる悪評をどうにかしろと皇帝に命じられたとのこと。
よって彼は、彼女の部下であるユジンとカインを連れ、彼女の悪い噂を払拭するために動くつもりでした。
しかし表向きはそうでも、実際は、皇女の最側近たちが皇太子のもとにいる今、彼らが人質となったも同然です。
皇太子はそうすることで、彼女の出方を伺おうとしていたのでした。
すると彼女は突然、皇太子に、無理する必要はない、と言い始めました。
一気に機嫌を損ねた様子の皇太子。
彼女はその威圧感に圧倒されそうになりますが、あくまで平常心を装います。
彼女は、理由が理由なだけに、自分の噂を消すことは困難だ、と言いました。
そう言いつつルペルシャ皇女は、噂を消す目的であれカインとユジンが宮殿から離れることが出来れば、
もはや彼らに危険は及ぶまい、と考えて安心していました。
しかし皇太子は、見せしめに誰かを処罰して噂を収拾するつもりのようでした。
そんな彼に、皇女はついに取引について持ち掛けるのでした。
主人公カップルへのキューピット大作戦!
皇太子は取引という言葉を聞き、自分を軽く見ているのか、と彼女を問い詰めます。
対し彼女は、彼にとって何よりも大切な存在であるアリエル・ラントンがもうすぐ社交界デビューするだろう、と言います。
彼女の言葉に皇太子は目の色を変え、なぜそれを知っているのかと尋ねます。
慌てた彼女は、皇太子が昔からラントン家をよく訪れていたため、自分だけでなくたくさんの人が知っていることだ、と答えました。
納得した様子の皇太子を見て彼女はそっと胸をなでおろすのでした。
そうして彼女は、皇太子は恋愛をしたことがないため彼女とすれ違いが起きて当然だ、とつけ加え、
自分なら適切な助言をすることができる、と言います。
皇太子はふと、幼い頃、小さな誤解でアリエルに泣かれてしまったことを思い出します。
そんな彼にルペルシャ皇女は、2人の幸せに協力するので、自分と取引をして欲しい、と改めて願い出るのでした。
『悪女が恋に落ちた時』44話の感想・考察
意外にルペルシャ皇女に対し何も仕掛けて来なかったダニエル。
人工精霊とのハーフであるダニエルにとって、彼女が人工精霊のゼンを友達と呼んだことはかなりポイントが高かったようです。
また、遂に皇太子と面会し、ルペルシャ皇女は取引について持ち掛けました。
ダニエルにもアリエルとの苦い思い出があったようで、もしかしたら皇女の提案は上手く行くかもしれませんね。
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