この記事では『悪党の母になりました』の35話のネタバレと感想をお伝えしていきます。
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『悪党の母になりました』35話のネタバレ
夫婦の時間
いつもとは違い部屋にやってきた公爵にロゼリアは違和感を感じますが、夫婦なら当然だとメイドにお茶を用意させた公爵はどっかりとソファーに腰を下ろします。
様子の違う公爵に戸惑うロゼリア。
そんな彼女に公爵は緊張するなと声を掛けます。
「今まで私たちの関係をおろそかにしていたようだ」
一応これでも夫婦だというのに、確かにこれまでの夫婦の関係はおかしいものでした。
特に最初のほうはロゼリアは公爵に怯え、まともに会話さえ出来なかったのです。
「だけど、いまは大丈夫です。かなり前から、もう公爵のことは怖くありません」
その言葉に公爵は首を傾げます。
かなり前からとは一体いつを指しているのか?
変わった印象
不思議そうな顔をする公爵にロゼリアは彼が体調を崩したあの時から、平気になったと伝えます。
苦しみ、必死で1人で耐える公爵の姿がアインに重なって見えたのです。
その姿に隣で守ってあげたいと思うようになり、もう怖くなくなったのです。
そう正直に伝えたロゼリアはむしろ最近仲良くさえなって来たんじゃないかと公爵のほうを向くとひどく冷たい目がこちらを向いています。
「まさか」
「私に同乗しているのか?」
突然怒ったような顔をした公爵は慌てるロゼリアを前におもむろに立ち上がると哀れだと思ったのかと詰め寄ります。
「気を悪くしたなら謝ります!」
あまりにもむっとしている公爵に必死にロゼリアは弁解をしますが、そんな言葉を聞きながら微かに公爵は微笑みます。
同情とは?
『悪党の母になりました』35話の感想・考察
こ、こ、こ、これは、今回はなんと公爵夫妻の距離がぎゅーっと縮まる35話となりました!
これまですれ違いや勘違いでなかなか縮まらなかった2人の距離を、というよりロゼリアを遠ざける原因を作った公爵からロゼリアに近寄る内容でしたね!
アインと同じように公爵を大切な家族として認識し始めたロゼリア。その気持ちをちゃんと公爵に伝えることは出来るのでしょうか?
そして、この恋愛下手の、というより人の感情を読むのがへたくそな公爵はそれをちゃんと受け止めることは出来るのでしょうか?
36話も見逃せませんね!
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