この記事では『悪党のお父様、私と結婚してください♡』の56話のネタバレと感想をお伝えしていきます。
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『悪党のお父様、私と結婚してください♡』56話のネタバレ
ルボブニからの使節団
エウレディアンから渡されたリストを見たエレニカは、使節団の代表として自分の義理兄の名前が記されていることに驚きました。
さらにはフェルナンデスとセルゲイの名前を見つけて読み上げるエレニカ。
エレニカの義理兄レバノン公爵、フェルナンデスと言えば原作内ではエウレディアンに次ぐ悲劇に見舞われるキャラクター。
セルゲイ、懐かしいですね!
物語の序盤で出てきたキャラクターの再登場には少し嬉しいものがあります。
エレニカは原作通りの悲劇が二人に襲い掛かることを危惧していました。
そのリストが“親善”使節団のリストであるのかを気にかけたエレニカがそのことを問うと、エウレディアンは一瞬顔をしかめたのちにフッと笑いました。
その使節団がベルゴットに協力的ならば“親善”と言えますがそうでないのなら現時点ではなんとも言えません。
エレニカはエウレディアンがなにかよからぬことを考えているのではないいかと少し焦りを見せました。
エウレディアン曰く、ベルゴットの今後の外交方針は三国交渉の場でのルボブニの態度次第となるとのこと。
エレニカは自分が人質としてベルゴットにいる以上、王である父が無茶な態度を取るとは思えないと指摘しますがエウレディアンの態度はどこか冷たいままでした。
セルゲイとは
エレニカの口から出た「セルゲイ」という名前を気に掛けるエウレディアンはどんな人物であるかをエレニカに問います。
エレニカの幼馴染みであり姉の旦那の弟であることを伝えたエレニカは、感覚としては家族というより友達に近いと説明しました。
そこまで説明したエレニカは自分が拉致される前に助けに来てくれるはずだったセルゲイのことを思い出して内心で毒づきましたが、結果としてはエウレディアンに拉致されたことはエレニカにとって喜ばしいことでした。
エウレディアンがどこか嫉妬しているように見える態度を取っていました。
それとも警戒しているだけでしょうか?この二人が対峙することになるのなら少し楽しみです。
エレニカの言葉の真意
エレニカは使節団の訪れをエウレディアンが知らせに来たということは、自分がルボブニに帰る日が近づいているのだと気付きます。
グルカマン協定の見直しの時期が近づいたことでエウレディアンが忙しくしていることに気付いたエレニカはそう指摘しますが、エウレディアンが素っ気ない態度を取ったために、なんとか話を盛り上げようとうっかりソルレアの名前を口に出してしまいました。
黙って話を聞いていたエウレディアンはその名前を聞くと、ソルレアに気を取られるのは悔しいものの決定的な証拠を掴んで牢獄に入れるまでは油断が出来ないのだと眉間に皺を寄せます。
エレニカは話題選びがまずかったことに気付きますが、エウレディアンとソルレアの結婚を阻止するために、再度エウレディアンにお願いしました。
エレニカからの強い願いと忠告を聞いたエウレディアンは、エレニカが最初からそれを心配していたのだと今更気付きます。
この時のエウレディアンの表情に「おや…?」となりました。
いままでエレニカの好意に素っ気ない態度をとっていたエウレディアンですが、なにやら変化が生まれそうでドキドキです!
エウレディアンはソルレアの思い通りにさせないことを誓うと、エレニカの髪の先へと口づけをしました。
その行動に焦ったエレニカは照れ隠しのためにエウレディアンへと抱きついたのです。
『悪党のお父様、私と結婚してください♡』56話の感想・考察
ルボブニ使節団の中にはやはりあの名前がありましたね!
セルゲイ、フェルナンデス共にとっても懐かしい名前です。
気になる方は3,4話あたりを見直してみるとどんな人物だったかがわかるのでオススメです。
そして物語の内容もエレニカが序盤に心配していた「グルカマン三国協定」の内容に近づいてきましたね。
再度の見直し交渉になるようですが、エレニカのお父さんは今度こそ正しく交渉ができるでしょうか。
どこかうっかりした王様だったので、その点は少し心配が残りつつ物語の展開は楽しみですね!
特に再登場のセルゲイがどんな態度をとるのかが楽しみです。
エウレディアンもなぜだかセルゲイのことを一番気にかけていましたし、なにやら一波乱起きるのでしょうか。
ソルレアとエウレディアンの結婚を拒み続けるエレニカの態度に、ようやく思い至ることがあったように見えたエウレディアンの変化にも注目したいですね。
次回が楽しみです!
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