悪党のお父様、私と結婚してください【57話】ネタバレと感想!




この記事では『悪党のお父様、私と結婚してください♡』57話ネタバレ感想をお伝えしていきます。

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ネタバレはしてほしくない!という方はご覧にならないでくださいね。

『悪党のお父様、私と結婚してください♡』57話のネタバレ




3日に一度

降りしきる雨の音を聞きながら、エレニカとクラリスは神殿のなかでお茶会を開いていました。

エウレディアンの姿が見えない事に少しがっかりするクラリス。

エレニカは最近のエウレディアンは3日ごとに神殿を訪れることを考えると、きっと明日には来ることをクラリスに教えました。

特に用事があるわけでもないのに決まって訪れるようになったエウレディアンは、エレニカがルボブニに帰るという話題には頑なに触れようとしません。

三国協定で忙しいはずのエウレディアンがこまめにエレニカに会いに来るという事実に頬を染めたクラリスは、意味ありげに笑みをこぼしました。

わん

多くを語らないエウレディアンですが、確実に心境の変化があったように感じますね。

忙しい身でなんとか3日に一度でもエレニカに会いに来ているという事実に、クラリス同様にやけてしまいます。

使節団と歓迎式

話題を変えたクラリスはエレニカも使節団の歓迎式に来るのかと問います。

社交界での話題の中心になるエレニカは注目を浴びたくないがために参加を渋りますが、ルボブニの使節団を出迎えるためにも参加は絶対条件のようでした。

クラリスはエレニカの思案を聞くと嬉しそうに頷きます。

それに、社交界に参加する姫たちはみんなエレニカに好意的だと言うのです。

あの蛇のような女ソルレアに比べると、天真爛漫で明るいエレニカとエウレディアンが結ばれることを望む姫は多いのでした。

にゃあ

大国ベルゴットですから、小国の姫と皇帝の結婚には否定的なのかと思いきや、本人たちよりも乗り気のようです。

それほどまでにソルレアはなりふり構わずエウレディアンに狙いを定めていたのでしょうね…。

クラリスは社交界のあいだも自分が傍にいるから安心してほしいとエレニカに告げます。

エレニカは人質として連れられてきた自分になぜそこまで優しくしてくれるのかということを問いました。

エレニカが使節団とともに帰るということを聞いたクラリスはとても悲しみ、エレニカを一目見た時からその雰囲気が大好きになったと言います。

礼儀作法に厳しいベルゴットでは堅苦しいやり取りが当たり前になっている中で、エレニカの自由で開放的な雰囲気がとても好ましく見えたのです。

クラリスはルボブニ国の開放的な雰囲気が羨ましいと告げて、きっとエウレディアンもエレニカのそんな雰囲気に惹かれているのだと結論づけました。

ソルレア・エルラドの真の目的とは

改めて他の人の口から指摘されると、エレニカは頬を真っ赤にして慌てました。

エレニカの様子を微笑ましく見守るクラリスは、ソルレアが昔からエウレディアンにアプロ―チをしていたことを教えてため息をつきます。

エウレディアンに近づくためにと目論むソルレアに嫌がらせを受けた姫は数え切れません。

そのことを聞いたエレニカは、歓迎式でついに自分はソルレアに殺されてしまうのではないかと落ち込みました。

そうまでしてエウレディアンひいては神聖力にこだわるソルレアの真の目的がなんなのかということを疑問に思うエレニカ。

わん

神聖力を手に入れたところで、神の力を手に入れることが出来るわけではないことに気付いたエレニカは、ソルレアの最終的な目的がなんであるかが気になったようです。

エウレディアンを手に入れるよりももっと確実な方法があるのではないか?ということがポイントのようです。

その頃、ソルレアは魔塔の窓から街並みを見下ろして物思いに耽っていました。

ソルレアにはエウレディアンの神聖力をなんとしても手に入れたい理由がありました。

今日と同じように雨に降られた過去の日、浄化式からなんとか逃げ出せた幼いソルレアは自分の家族や仲間たちが銀の炎で焼かれる姿を目撃していたのです。

 




『悪党のお父様、私と結婚してください♡』57話の感想・考察

前回のことがあり、エウレディアンはエレニカのもとに皇帝という忙しい身なりに足しげく通っているようです。

エレニカは使節団とともにルボブニに帰る気満々でしたが、エウレディアン的にはどうなのでしょうね…。

なにかしらの手回しをしているように感じます。

そしてクラリスの口から語られるソルレアの悪評を考えても、エレニカとエウレディアンの結婚の障害になるものの数はそこまで多くはなさそうです。

もちろんソルレアが一筋縄ではいきそうにない強敵ですが…。

そんなソルレアの過去も今回のラストで語られだしましたね。

どうやら「浄化式」という邪悪な力を消し去るための儀式でソルレアの一族は滅ぼされてしまったようです。

そんな過去があれば、エウレディアンの神聖力をなんとしても手に入れたいという想いに繋がるのかもしれません。

色んな思惑がわかってきましたね。

次回も引き続きソルレアの話となるでしょうか?気になる点がたくさん出てきて要注目ですね!

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