この記事では『悪党のお父様、私と結婚してください♡』の9話のネタバレと感想をお伝えしていきます。
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『悪党のお父様、私と結婚してください♡』9話のネタバレ
エレニカの余命
辺りはすっかり暗くなり、薪が燃えてパチパチと音を立てています。
薪の近くでベルゴット皇帝とエレニカが背中合わせになり暖をとっています。
エレニカは「すー」と息を吸い皇帝の側にいると身体が楽になるとほっこりした様子。
皇帝は「治療薬はないのか?」と遠くで暖を取っているロシェルに向かって話しかけます。
エレニカを気遣い念のため距離をとっているようです。
ロシェルの説明によると、魔力不適合者は5年程度しか生きられないのが定説だが、エレニカの場合は例外。
いくら魔力が及ばない環境にいたとしても通常の寿命は5年程度。
吸い込む空気にも魔力が漂っているので、エレニカはいつ死んでもおかしくないと説明します。
エレニカにとっては余命宣告をされたも同然。
涙を浮かべるエレニカ…
そして頭の中で自分が転生した日から逆算し余命を割り出します。
エレニカの余命はあと4年と3カ月!
神聖力
ロシェルはさらに自分の推測を話します。
それは、陛下(ベルゴット皇帝)の「神聖力」が魔力による衝撃を中和しているのではないか?とのこと。
ここでエレニカは神聖力について原作をローディングします。
「神聖帝国ベルゴットの皇家は平和と繁栄の神「ラウルス」の血筋。」
「つまり神の子孫である生けるイエスのような存在だった!」(ローディング終了)
ですので、わざわざ神聖力を使わなくても陛下の周りには常に神聖力が漂っていて、エレニカはそれに反応しているとのこと。
ロシェルの説明に納得した様子の皇帝。
そしてこのワードがベルゴット皇帝にピッタリだと感じるのは私だけでしょうか?
普段の立ち振る舞いや雰囲気から血筋の高さがうかがえますね。
ラウルスの祝福
更にロシェルはエレニカに「ラウルスの祝福を受けたことはあるか?」と聞きます。
当然エレニカにわかるはずがありません。
しかしエレニカは、姉のテゼビアが妊娠した時にお腹の赤ちゃんの為に祝福を受けていたことを思い出し、それならエレニカ姫も受けたことがあるのでは?と推測します。
そして、「受けました。たぶん」と返答する。
皇帝は「たぶん」の回答に眉を顰めます。
ラウルスの祝福は、本人の記憶が残らない時期ではなく、少し大きくなってから行われるものでは?
と勝手に推測してしまいました。
エレニカは「まさか洗礼名を聞いてきたいしないよね?」と内心ヒヤヒヤ…
こっちの世界では、洗礼名を親や配偶者以外に教えるは神からもらった神聖な名前を汚すとしてタブーとされているようです。
エレニカが洗を受けたとするなら「生き残っている可能性は十分ある。」と皇帝は納得した様子。
ロシェルも「すべて神の御加護があってこそということですな!」と笑い完結させる。
エレニカも笑顔で応えますが、そんなわけないことは自分が一番知っています。
悪いのは異邦人であるわたし…と笑顔とは真逆の感情が存在してました。
作戦その3
そこでエレニカは生き残る方法を考えます。
作戦その2の成功率は50%だった点を踏まえて新たに考えだした作戦が…
作戦その3 「サブキャラ同士をWin-Winにする」こと。
現状、エレニカ姫は皇帝の側を離れると死んでしまう怖れがあり、皇帝は近い将来息子に殺されてしまいます。
そんな未来を迎えない為には、皇帝の結婚を阻止すれば良い!
更には、エレニカ姫とベルゴット皇帝が結婚すれば全てが解決できると閃きます!
エレニカとベルゴット皇帝の関係は今後どう変化していくのでしょうか?
とっても気になりますね。