姉が男主人公を拾ってきた【17話】のネタバレと感想！

『姉が男主人公を拾ってきた』17話のネタバレ

不審者ではなく…

大人ノクスの姿を見たディアナは驚き、警戒心を露わにします。

エイミーに伏せるように指示したディアナは手近にあったフォークを投げ飛ばすと、ノクスに警告をしました。

ノクスはそのフォークをなんなくかわすとベッドから降りて距離を取ります。

ナイフを構えたディアナが間合いを詰めて、ノクスに最後の警告を送りました。

二人のやり合いを見ていたエイミーは怯えながらディアナを止めようとしますが、ディアナは聞く耳を持ちません。

ディアナは、エイミーに子供ノクスを連れて逃げるようにと指示すると、再度大人ノクスへと向き合います。

エイミーはディアナに抱き着くと力づくで動きを止めて、その人物こそがノクスだと叫びました。

ディアナはそれを聞くと屈強なノクスの身体をもう一度見て、信じられないと驚きます。

今までもそうだったの？

エイミーの説明を聞いたディアナは頭を抱えます。

確かに姿かたちはノクスに似ているのでディアナも少しは信じていますが、それでも急激に大人に成長したという事態が飲み込めません。

エイミーは成長したのではなく、昼夜で子供と大人に切り替わることを強調すると、ディアナは子供ノクスにまた会えるのならばといくらか安堵して見せました。

しかし、直接見ないことにはまだ信用もできません。

ディアナは大人のノクスもエイミーのことを好いているように見えることを指摘すると、その点については安心していると呟きました。

ディアナは明日の朝、本当にノクスが変化するかを確認してから今後についてを決めるつもりです。

今日は我慢して

それよりも、こんなに大切なことを今まで黙っていたエイミーについてディアナは叱りました。

今まで黙って成り行きを見守っていたノクスに寝室から出るように促したディアナ。

ノクスは不満そうな顔を浮かべると、エイミーと自分が一緒にいるのだと言って聞きません。

しかし、この家ではディアナの言葉が絶対の力を持っています。

エイミーがそのことを告げ、あとに続いたディアナもノクスの気持ちはわかるもののこの家にいたいのならばまずは自分の言う事を聞くようにと促しました。

ノクスはエイミーに縋るように手を伸ばしますが、最後には納得して部屋を後にしました。

本当のこと

翌朝、子供の姿に戻ったノクスをみたディアナは喜びをあらわにして抱きしめます。

そして、ディアナはノクスのことを追い出すわけにはいかないと結論を出し、ノクスとの同居を継続することを決めました。

エイミーは夜にノクスと眠ることがなくなると、ベッドで狭い思いをすることもなくなって喜んでいました。

しかし、心のどこかではノクスのことを考えて妙な感情に襲われました。

部屋の外に出てみるとすぐそばにノクスがいたことでエイミーは驚きます。

そんなノクスに同居の許可が出たことを伝えても、ノクスは何も言わずただエイミーのことを見つめていました。