この記事では『姉が男主人公を拾ってきた』の16話のネタバレと感想をお伝えしていきます。
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『姉が男主人公を拾ってきた』16話のネタバレ
本当の大丈夫
ノクスの真っすぐな言葉に照れてしまったエイミーは目線を反らして口ごもります。
ノクスはそんなエイミーの視線さえも、自分のものにしたいと身を寄せました。
自分はエイミーをずっと見ているのだから、エイミーにもずっと自分のことをみていてほしい。
ノクスはエイミーの身体に触れると、そのまま体重をかけるように寄りかかります。
エイミーはその時、ノクスの身体が異常に熱いことに気付いたのです。
熱に浮かされたノクスは息遣いも荒く、辛そうな様子をみせます。
こんな状態で傭兵に戦いに挑んだノクスのことをエイミーは叱りました。
ノクスはまたもや大丈夫だと言いますが、エイミーはその大丈夫はただの口癖であって、本当の意味ではないと指摘します。
やはりノクスは無理をしていたようです。
辛いときに辛いと言ってもらえないのは心配になってしまいますね。
原作との食い違い
その時、太陽が昇り二人を朝日が照らしますがノクスの身体に変化は訪れませんでした。
原作との食い違いに焦るエイミーはさらにノクスのケガに気付きます。
ノクスの目がこのまま開かなかったら…もう二度と会えなくなってしまったら…。
エイミーは恐ろしい考えに思い至ると、思わずノクスに対して本当の名前である「リノク」と呼びかけます。
どうか目を覚ましてほしい。
エイミーが泣きながらノクスの身体に縋ると、突如白い光が放たれてノクスの身体が包まれます。
その白い光の魔法陣がノクスの傷を癒していくのをみたエイミーは驚きました。
白い光は最後にノクスの姿を子供に変えると、やがて消えてなくなります。
ノクスの熱を測ろうとその頬に手を伸ばしたとき、エイミーは自分の手の甲にまたしてもあの紋様が浮かんでいることに気付いたのでした。
あの手の甲の文様は、ノクスに対して強く反応するようですね。
今後の物語にも大きくかかわってきそうです。
ノクスとリノク
リノク、目を覚まして。
頭に響く声にノクスはハッと目を覚まします。
ベッドに寝かされている状況に気付いたノクスは、侵入者騒動がどうなったのかと考えて身を起こします。
その時、自分の横に並んで熱にうなされるエイミーが寝ていることに気付きました。
エイミーにそっと手を伸ばしたノクスは、エイミーと出会った時のことを思い出し、改めて自分がエイミーのことを好いていることに気付きます。
しかし、熱に浮かされて意識が朦朧としていたあの時、エイミーが名付けてくれた「ノクス」ではなく「リノク」と自分を呼んだことを思い出すとその懐かしい響きに戸惑いました。
ノクスが物思いに耽っていると、看病のためにディアナが部屋に訪れて、手にしていた道具を取り落とすと唖然とします。
ディアナは、ノクスが夜は大人の姿になることを知らなかったのです。
『姉が男主人公を拾ってきた』16話の感想・考察
ノクスはやはり無理をしていましたね。
戦いで無理をしたからかその身体はひどく発熱しており、そのうえ流血をともなうケガまでしていました。
エイミーは恐ろしかったでしょうね…。
熱、ケガ、おまけに変化するはずの身体も変化しないなんて。
祈るように思いを込めたエイミーの気持ち反応してか、あのマタリがすべてを解決してくれたのには驚きました。
しかし、そのあとにはエイミーも発熱してしまったようです。
ディアナの看病のために同じベッドに寝かされていたのかなとは思いますが、それがノクスの本当の姿がバレてしまう原因となってしまいました。
次回、ディアナはどんな反応をみせるのでしょうか。
ノクスが追い出されるなんてことにならなければ良いですが…ドキドキですね!
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