この記事では『姉が男主人公を拾ってきた』6話のネタバレと感想をお伝えしていきます。
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『姉が男主人公を拾ってきた』6話のネタバレ
魔法の本
夜のノクスが、この家には魔法の本があるかとエイミーに問います。
高額な魔法の本がエイミーとディアナのような一般市民の家にあるはずがありません。
ノクスは自分の現状を知るためにも魔術書での勉強が必要であると考えていました。
エイミーは頭の中で原作について思い返すと、ノクスの魔法はセレナという人物に出会うことで解除される流れを思い出します。
それ以外の方法なんて…。
そこでエイミーは、昼間のディアナの話を思い出し、もしかしたら魔法の本が手に入るかもしれない!と喜ぶとノクスの手を握りしめました。
エイミーの笑顔を間近で見たノクスはポカンとした表情を見せました。
エイミーの可愛らしい笑顔と急な接近にノクスが驚いたように感じます。
エイミーは無自覚なところがある意味おそろしいですね。笑
ディアナの遠征
翌日、エイミーは改めて山奥の魔法使いの家についての情報をディアナに聞いていました。
家までの道のりについて聞くと、危険であるとディアナは答えます。
安全地帯であるものの、魔物の棲む森を通ることに違いはありません。
ディアナはたとえ道のりが安全であろうと、エイミーが勝手にその家に行くことは許さないと笑顔で釘を刺しました。
そんなディアナは遠征のために今日から3日ほど家を留守にします。
出発前にひとしきりノクスを愛でると、ディアナは出発していきました。
3日間のディアナ不在はベストタイミングとしか言えませんね。
どう考えても今がチャンスです。
本当の家
二人きりになったノクスとエイミーは相変わらず言葉について勉強しています。
大きな家のことをあらわす「アウーラナペテナス」と言う言葉を教えたエイミーは、ノクスはきっとそんな大きなおうちに住んでいたのよ、と教えました。
いつかノクスは本当の家族の待つ家に帰る。
エイミーが嬉しそうにそんな言葉を口にすると、それを聞いたノクスは激しい感情を見せて拒絶します。
エイミーと離れたくないという強い意思がノクスにはあるようです。
記憶がなくても、今のあたたかな幸せを手放すことが恐ろしいのかもしれませんね。
ノクスが暴れて振り払った手が食器を落とし、割れて飛び散った皿の破片がノクスの手を傷付けました。
エイミーは慌ててノクスの手に応急処置を施すと、安心して息をつきました。
我慢なんてしなくていい
手のケガなんて、本当に痛くなかった。
そんな言葉を呟くノクスのことをエイミーが叱ります。
我慢なんてしなくていい、とエイミーが言うとノクスは「我慢」という言葉の意味すら理解していませんでした。
幼い子供が出血するほどのケガを負っているのに、泣き言一つ言わないなんて、悲しいですよね。
単なる我慢の域すら超えているところに、ノクスの過去を考えて切なくなってしまいます。
エイミーはノクスの今の状況が我慢であると説明して、ノクスは我慢しすぎているのだと指摘します。
ノクスのためを思って懸命に言葉を贈るエイミーの姿をみたノクスは、ぼんやりとその意味について考えました。
『姉が男主人公を拾ってきた』6話の感想・考察
ディアナが3日間の遠征に行くことになり、家に残されたのはノクスとエイミーだけとなりました。
今回ではまだ出発となりませんでしたが、どう考えても魔法使いの家に行くことを考えているエイミー。
大人ノクスに見せた笑顔と約束から容易に察せられますね。
そして次回にはきっと大人ノクスにもエイミーと二人きりである状況が知られることでしょう。
大人のノクスがどんな反応をみせるのか楽しみです。
一方の子供ノクスはエイミーと離れたくないと言って感情を爆発させるほどにエイミーのことが大好きになっています。
この子供ノクスの感情を大人のノクスは共有しているのかが気になるところですね。
昼と夜で全く別の記憶となってはいるようですが、深層心理では共通の感情となっていてもおかしくありません。
大人のノクスにまで強い感情で迫られたら、エイミーはどうなってしまうのでしょうか。
エイミーの状況を考えるとドキドキしてしまいますね…!
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