この記事では『明日、私は誰かのカノジョ』の20話のネタバレと感想をお伝えしていきます。
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『明日、私は誰かのカノジョ』20話のネタバレ
雄大の優しさ
「なんで?」
パパ活の告白を聞いた雄大はリナに問いかけます。
「大学生なんて皆言わないだけでパパ活とかキャバとか風俗とかやってるでしょ」
女の子はお金がかかる。
そして需要と供給があって成り立ってるんだから仕方ない。
もし自分が将来お金しか取り柄のない人になったら、
若い女の子を金で買わないとは断言できない。
そう言って雄大はリナをフォローします。
見た目と若さだけ
「前にパパ活で初めて顔合わせしたときにお金を投げつけられたの」
見た目と若さしか取り柄の無い女が相手されるのは今だけだ。
そう言われてお金を投げつけられたリナ。
「拾えよ」「欲しかったんだろ?」
その通りだと思うと同時に、その時に受けたショックを思い出します。
「でも…こういう生活やめられないと思う…」
そう悲しそうに言葉を続けました。
そんな経験があったからこそ、将来を見据えてしっかり勉強し、自立している雪の姿は
より一層羨ましく思えたのです。
正しい生き方
「俺からするとリナの何がだめなのかわかんないけどね」
雄大はそう言って笑います。
自分だって夢も希望も特に持っているわけでもない
ただその時の流れに流されて生きているだけだ
そう話す雄大を見て「なんか雄大といるの楽だな」
とリナは呟きます。
「最初にやることやっちゃってるから自分を良く見せようとか気を張らなくて済むなって…」
雄大は驚きながらも同意するのでした。
「そろそろ終電だから帰るよ。」
そう手を差し出す雄大にリナは「ホテルに行ってもいい」と言います。
しかし約束したからと断る雄大。
リナは複雑そうな表情で雄大を見つめますが、結局手を繋いで駅に向かっていくのでした。
揺れる心
「本当に行ってもよかったのに…」
電車に揺られながらリナは考えていました。
雄大といるのは楽しくて、飯田さんといるのは安心する。
でもその安心感って…。
お金か…
「私何がしたいんだろ…」
そこで思い浮かんだのはいつでも自分の意見を持ってぶれない雪のこと。
「雪と私って本当に真逆だな…」
そう笑って電車に揺られていくのでした。
『明日、私は誰かのカノジョ』20話の感想・考察
リナのパパ活の告白についての雄大の反応から20話は始まりました。
「自分は気にしないよ」などの甘い言葉ではなく、冷静に分析しながらフォローする雄大。
他人に必要とされることでしか存在価値を見出せないリナでしたが、
この雄大のフォローによって少し気持ちも晴れた様子。
誰かに肯定されることが今のリナには必要なのではないかと感じます。
心を許したリナの「ホテルに行ってもいい」という誘いも断る雄大。
これはもう、身体目的で甘い言葉を囁いたわけではないと解釈していいのではないでしょうか。
リナも雄大と飯田さんをようやく天秤にかけ始めた様子。
幸せになれるのは雄大を選んだほうだと思うのですが…。
飯田さんがここであっさりいなくなるわけ…ないですよね…。
今後の展開に注目です!
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