大魔法師の娘【62話】最新話のネタバレと感想!




この記事では『大魔法師の娘』62話ネタバレ感想をお伝えしていきます。

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ネタバレはしてほしくない!という方はご覧にならないでくださいね。

『大魔法師の娘』62話のネタバレ




親ばか炸裂

黒い耳、さらさらの長い黒髪、なにより金色に輝く姿が印象的な目から真っ直ぐに視線がメイベルに注がれます。

あまりにも気まずくてメイベルから恐る恐る挨拶をすると少しだけ相手からも戸惑ったような挨拶が帰ってきました。

 

ビビア

そう名乗る黒い猫の耳が頭に生えた褐色の肌の彼女はアタータの伝令だと言います。

なつっこそうな笑顔で自己紹介をしたビビアですが、メイベルをじっと見つめるその視線だけは変わりません。

 

さすがにこれだけ見つめられて、気まずくなったメイベルが戸惑っているとすっとその前に大きな手が現れます。

そう、隣に座るラキエルがビビアの視線を遮るように手を出したのです。

 

娘が減るだろう

 

見たこともないラキエルの姿にビビアは目を見開きます。

まるでお化けを見たような顔をするビビアをカンは諫めますが、それでもこんなラキエル見たことがありません。

娘を守るように手を差し出したラキエルの姿。

 

随分変わったんですねと言いながらビビアは注意をしてきたカンにくそじじいと言ってじゃれつきました。

わん
なんだかカンとビビアは親子みたいですね。兄弟、にしては歳が離れすぎていますもんね。

用件

わざわざビビアがアタータから来たのはラ・ベスティアについてラキエルに伝えるためでした。

ラ・ベスティアにある最高種族であるアタータの者が来なければいけないほどのこと、一体何なのでしょうか?

それにアタータには他の大人たちもいるのに、16歳のビビアが来た理由は?

 

最悪の事ばかり頭に浮かびそうになりますが、用件を問いただすとビビアはぱっと明るい笑顔でこう言いました。

万事順調です!忙しすぎて大人が報告に来られないくらいです!

 

元来ラ・ベスティア、アタータは両方とも戦闘可能な獣人たちが集まることで出来上がった部族です。

そんな彼らにラキエルが与えたのは荒れ地の掃除。

 

つまり、無数に溢れ出てくる荒れ地の魔物たちを倒すことです。

特に最近は魔物が契約の対価で急増しているので大人たちは休む暇もないので、ビビアが来たというわけでした。

 

ここで気になるのは”契約”

自然界には魔力が回っています。しかし、世界を壊すような魔法を使いすぎてしまうと対価として魔物が溢れ出てしまうのです。

そんな禁じられた強力な魔法を皇室が高い権威を保つために使ってしまったために、荒れ地が荒れてしまっていました。

 

しかし、いくら強力な魔法である”契約”と言えど、ここまで長引くのはおかしい。

きっと皇室が何かをしているんだ。

そうビビアは睨んでいました。

にゃあ
皇室、いろいろやらかしていると思いましたが、権威のために魔法を使って国を危険に晒すとは、予想外でしたね

婚約者

難しい話にメイベルがぽかんとしているとビビアはころりと話しを変えて、メイベルの話をし始めました。

いま10歳だと答えたメイベルにビビアはその愛らしさに目をキラキラと輝かせます。

大切な人を奪われたんですよ、と気になることを言った上で

 

戻ってきて、帰ってきてと言っても姿を見せないその大切な人を追いかけてきたというビビアにアベルはうるさい!と声をあげます。

そう、実はアベルとビビアは婚約者だったのです。

強い能力を持つ者同士が婚約をすることは当然なのですが、どうやらこの2人の婚約はビビアが勝手に決めたもののようで・・・

アベルはそれから逃げるようにメイベルの元に来たというわけでした。

 

アベルがダメならカンは?とビビアが聞けば

私では法律違反だとカンから断られてしまったので、ビビアはまたアベルに結婚しましょう?と持ち掛けます。

ですが、もちろんアベルは嫌だ、と声を上げて、首を横に振りました。

 

その姿に引っかかるものを感じたビビア。

そもそもこの婚約が結ばれたのは勝手にしろとアベルが興味なさそうにしていたからです。

ここまで嫌がるとは予想外でした。

 

そんなアベルの後ろにいるのはきょとんとしているメイベル。

お嬢さんと一緒にいたいの?と聞くと耳を真っ赤にして、そっぽを向くアベル。

どうやら図星のようです。

 

今すぐそこの小僧を連れてアタータに帰れ。

一部始終を黙ってみていたラキエルが冷たくそう言い放つと慌てたカンとアベルが止めに入ります。

わん
アベルって婚約者がいたんですね・・・そしてやっぱりメイベルのこと・・・これからが楽しみですね!




『大魔法師の娘』62話の感想・考察

なんだか物語が大きく動き出しそうな62話となりました。

全体的にはラキエルの親バカとアベルとビビアが婚約者だったというお話でした。

ですが!気になるのは”契約”の事ですよね。

いまはアタータの人々が順調に抑え込んでいるので、魔物による大きな被害は出ていませんが・・・皇室のせいでこうなってるわけじゃないですか。

あの皇室の人たちが大人しくしているとは思えませんからもしかしたらビビアが滞在中に大ニュースが飛び込んでくるとかあるのではないでしょうか?

前回魔法が使えるようになったメイベルが活躍するような戦いが見てみたいですね!

63話も楽しみです!

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