抱かないあなたと抱かれたいわたし【18話】ネタバレと感想！

この記事では『抱かないあなたと抱かれたいわたし』の18話のネタバレと感想をお伝えしていきます。

もう付き合いきれない

“なんであんなこと…”
“いくら理由があっても…女性に手をあげるなんて”
“これ以上ダメな人間になりたくないのに”

涼真は一人そう思いながらゆりの所へ謝りに行きます。

｢東堂さん…起きてますか？ 夕方の事 改めてちゃんと謝っておきたくて｣
ノックをしてゆりが起きてるかどうか確認しました。

｢入って｣

｢こんな遅くにどうしたの｣
そこには下着姿のゆりがいました。

｢な…何してるんですか…！！！｣
｢またこんなこと… ちょっとどこかおかしいんじゃないですか！？｣

｢もう付き合いきれない！！｣
怒りを表す涼真にゆりは

｢待って｣
｢あなたに掴まれた右手 こうして動かすたびに ずっと痛むの｣
右手首を動かして指先を舐めながら涼真に言います。

｢男の人にあんな風に乱暴されるなんて 生まれて初めてでショックだった… 本当に怖かった…｣

｢でも…あの時の怒った涼真さん すごく魅力的だった｣
｢私 思い出す度 疼いてきちゃう｣
そう言いながら涼真の背中に手を触れるのでした。

何が目的なんだ

涼真はもうそう言うのはやめてくださいと言います。

｢そんなこと言わないで？涼真さんのキス 私…すごく気持ちよかったの｣

｢涼真さんも本当は あのキスの続きしたくなっちゃったんじゃないの？｣

｢…っ！｣
涼真は怒りか恥ずかしさか分からない表情を浮かべます。

｢そ・う・だ ｣
｢してみてよ オナニー｣

｢そしたら私に乱暴したこと許してあげる｣
背中に手を回し涼真の下半身を触りながらゆりは言いました。

涼真はゆりのことを肘で押して突き放します。
｢何様なんだアンタ！！！｣

｢もういいかげんにしてくれよ… なんなんだよ一体…！！｣
｢気色わるい…！！｣

｢折角協力してやってるのに 俺とあゆの間引っ掻き回すことばかり… 本当は何が目的なんだよ！！！｣

ゆりはクスッと怒っている涼真を見て笑いました。
｢うふふ ふふふっ うふふふふ｣

｢！！何がおかしいんだよ｣と涼真は言います。

それに対してゆりは笑いながら答えます。
｢だって涼真さん 私に怒ったこと謝りにきたくせに また怒ってるんだもの おかしくなっちゃって｣

｢でも そんな感情むき出しにした涼真さん｣
｢私 大好き｣
あゆみは胸の間からスマホを取り出して、涼真が消したはずのキス写真を見せてきました。

あなたに選ばせてあげる

｢！！！…そんなっっ｣
｢それは… あの時確か消したはずじゃ…っ｣
慌てて動揺が隠せない涼真に

｢ふふっ びっくりしたでしょ？ その顔が見たかったの｣
ゆりはPCにこの写真のデータを送っていたのです。

｢……｣黙り込む涼真。

｢どうしたの？涼真さん 急におとなしくなったゃって｣

すると涼真は土下座をしてゆりにお願いしました。

｢お願いします… …消してください…｣
｢妻(あゆ)を…愛してるんです 壊したくないんです…！！｣

｢お金ならいくらでも用意します｣
｢だから…っ お願いします！！！｣

土下座をしてお願いする様子を上から見下したように見ていたゆりは、にこっと笑い

｢もうっ そんな情けない顔しないの！｣

｢！｣
突然様子が変わったことに涼真は驚きます。

｢仕方ないからあなたに選ばせてあげる｣
｢この写真をそこら中にバラまいて 大切なモノを全て失う？｣

｢それとも私と一緒に だらしなく喘いでオナニーしてくれる？｣
ゆりは近づき、涼真に選択を迫るのでした。

『抱かないあなたと抱かれたいわたし』18話の感想･考察

今回は涼真とゆりがメインでしたね。

ゆりに対する怒りを表したのは当たり前だと思います。

しかし、涼真もゆりとのキスを許してしまったりそれを写真で取られるなど脇が甘いなとも思ってしまいました。

あゆみとの関係を壊したくないなら何がなんでもしなければ良いのにと感じてしまいますが、仕事でもプライベートでも息付く暇もなく涼真の精神が崩壊しないか心配してしまいます。

ゆりも魔性の女っぷりを出していましたね。

選択の迫り方が英集グループの女会長とそっくりでびっくりしました。

次回は拓海とあゆみの話が描かれるのでしょうか。二人には何も起きないでほしいですね。