この記事では『抱かないあなたと抱かれたいわたし』の17話のネタバレと感想をお伝えしていきます。
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『抱かないあなたと抱かれたいわたし』17話のネタバレ
眠れない
あゆみは中々寝ることが出来ません。
この日の為に構えていたのがバカみたいなくらいあっという間に一日が終わってしまったと思います。
明日の午後六時までで何が変わるのだろうと考えます。
“いつもと違う匂い”
“今日 東堂さんの話を聞いた時 あんな風に思われているゆりさんが羨ましくて仕方なかった”
拓海はゆりとのセックスレスの原因は、子どもが出来にくい体質なゆりを放っておけなかった気持ちからでした。
その事からセックスレスの事もゆりさん達はちゃんと話し合っていたんだなとあゆみは思います。
“東堂さんは ゆりさんの為に しないだけ”
“できない 訳じゃない”
自分達とゆりさん達の違いを感じ落胆します。
素直に東堂夫婦の話を信じているので裏切られたらその分失望も大きいだろうなと感じてしまいます。
向こうには二人きり
布団に横になっていると
まだ、起きてる?とゆりから突然メッセージが届きました。
あゆみはすぐに起きてますと返信します。
すると着信がなりました。
「?通話?」
着信はゆりからでした。あゆみが応答すると
「遅くにごめんなさいね ちょっと薬箱の場所知りたくて」と言いました。
「薬箱?大丈夫ですか!?」
「大丈夫よ 胃薬探してるだけ 涼真さん飲みすぎちゃったみたい」
ふふっと笑いながらあゆみに言います。
“涼真…帰ってるんだ”
そうあゆみは思いながらも薬箱の場所を伝えました。
「あ!!あったわ!ありがとう……きゃあっ」
「!!ゆりさん」
突然の大きな音にびっくります。
「東堂さん!大丈夫ですか?」
電話の向こうから涼真の声が聞こえてきました。
「手…つかまってください」と言う涼真に
「ごめんなさいね うっかりして薬箱落としちゃった」とゆりは言いました。
ゆりは性格悪いなと思ってしまいます。
その会話の内容を聞いていたあゆみは電話を切ります。
あゆみはようやく実感しました。
“今……あの部屋に 涼真とゆりさん…二人きりなんだ…”
どんどん悪い方向へと考えてしまうあゆみ。
そこで夫婦交換をしても涼真との関係が良くなるはずがない、こんなことする前に涼真とレスの事を話し合わなきゃいけなかったと感じます。
“明日 ゆりさんにちゃんと話して終わりにしてもらおう こんなの…やっぱり間違ってたって”
あゆみは飲み物を取りにリビングに来ていました。
何なら起きているなら今すぐ終わりにしてもらうように話しても良いのではと考えてしまいました。
不安で堪らないんだ
「眠れないの?」
「もしかして僕と同じかな」
そこには同じ様に眠れなくて、目の下にクマが出来ている拓海が立っていました。
ゆりは東堂さん…と心配をします。
ごめん、おかしいよねこんなの、と拓海は謝ります。
続けて、考えれば考える程
「今すぐゆりを抱きしめたい」
「たったの一日 他の誰かといるだけで 自分がこんな気持ちになるなんて知らなかった」
そう言い、拓海は自分の顔を手で覆うのでした。
あゆみの立場なら確かにこの話しを信じてしまうかもしれません。
“私と…同じ…東堂さん 不安で堪らないんだ”
“そうだ きっと…”
あゆみは自分の顔を手で覆っている拓海に
「大丈夫ですよ」
「私たちが感じてるような気持ち 向こうの二人も…感じてくれているはずだから…」と言いました。
その言葉に拓海は手で顔を隠しながら笑みを浮かべるのでした。
『抱かないあなたと抱かれたいわたし』17話の感想・考察
夫婦交換をして夜が来ましたね。
あゆみは色んなことを考えすぎて眠ることが出来ません。
そして今日あった出来事を思い返して夫婦交換をするのではなくて、二人で話し合うべきだったと気づきました。
確かにその通りですよね。夫婦交換をする前にこの事に気づいた欲しかったと感じてしまいます。
ゆりと涼真は二人で一緒にいましたが、それなら薬箱は涼真に聞けば良いのにと思ってしまいました。
電話はきっと嫌がらせみたいなものですね…。
拓海は自分の素の姿を見せないようにするのが上手ですね。
あゆみが気の毒に思ってしまいます。
最後の不安で堪らない気持ちは、拓海にはないからこそ笑っていたのだろうと感じました。
この後お互いの夫婦両方とも何事もなく朝を迎えて欲しいですが、どの様になるでしょうか。
何か起こってしまうのか、それとも涼真サイドの気持ちが書かれるのか楽しみですね。
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