この記事では『ゴミ捨て場の皇女様』の28話のネタバレと感想をお伝えしていきます。
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『ゴミ捨て場の皇女様』28話のネタバレ
エストレラを助ける侍従長
エストレラのもとにやって来て彼女に話しかけるシリンダー男爵。
それを見つけた侍従長が、男爵を注意しにやって来ました。
迷ってしまっただけだ、と言う男爵ですが、ここは本城の最上階。
1階から最上階までわざわざ何を探しにやって来たのかと言う侍従長に対し、男爵は焦った様子でその場を立ち去りました。
侍従長は怯えた様子のエストレラの無事を確かめ、彼女は男爵がベトベトしていて不快だと侍従長に言います。
確かにシリンダー男爵の周りには紫のもやのようなものが漂っており、一部はまだエストレラの周りに残っていました。
彼女にはまだ自分の見えているものの意味が分かっていない、という点がますます怖いですね…
侍従長は彼女に、誰か知らない人が来たら自分やシリン、ベラを呼ぶか、黙って部屋に帰るように伝えました。
また、散歩に行こうとするエストレラに対し、もうすぐ夕食の時間なので、陛下を迎えに行ってはどうかと勧めます。
彼の提案を承諾したエストレラは、寝間着のまま執務室に行こうとしますが、
侍従長に止められ、新しい服に着替えるために部屋に戻るのでした。
着替えを渋々承諾した彼女を見た侍従長は、彼女もまだ子供なのだとつくづく実感するのでした。
仕事に手が付かない皇帝!
執務室では、ケルフィ侯爵の報告を受けながらも、皇帝は何度も懐中時計を確認したりと上の空の様子でした。
侯爵は皇帝が自分の話を本当に聞いているのかといぶかしみますが、
そんな彼に対し皇帝は、まだいたのかと言う始末。
第2皇女のせいなのかと侯爵は尋ねますが、皇帝はろくに返事をする様子すらありません。
自分が何を言ったか聞いておられたのか、と尋ねる侯爵に対し、
皇帝は、フィレオン領での減税の件だろう、と答えます。
少なくとも報告の大雑把な内容は皇帝の頭に入っているようでした。
しかし皇帝は、書類は後で確認するから報告はもういい、と言ってしきりに侯爵を帰らせようとします。
抵抗する侯爵に対し皇命を使って下がらせようとする皇帝に、公爵は驚きました。
なぜなら、これまで皇帝が皇命をこれほど簡単に口にしたことは無かったからでした。
ケルフィ侯爵の誘いを断るエストレラ!
皇帝の態度に呆れた侯爵が渋々帰ろうとしたその時、
扉をノックする音が聞こえたかと思うと、皇帝自ら扉のほうに向かっていきました。
やって来たのはエストレラで、皇帝に一緒に夕食を食べようと誘いに来たようでした。
膝をつき嬉しそうにエストレラと話す皇帝を見て、侯爵は、
彼がエストレラを待っていたために上の空だったことに気が付くのでした。
ここまで彼女を溺愛しているのですから、フィレオン領に彼女を向かわせるのは苦渋の決断だったのでしょう。
皇帝は再び、報告は彼に任せる、と言って侯爵を帰らせようとしますが、
ただで帰るわけにはいかない侯爵はそのままエストレラのもとに向かい、彼女に自己紹介をしました。
そんな侯爵にエストレラは、じいじの火がなくなった、と言いました。
ケルフィ侯爵は自分の事をケルフと呼ぶ彼女に対し、エストレラという彼女の名前を褒めます。
すると彼女は、とと様がつけてくれた名前だ、と言って喜ぶのでした。
しかし侯爵が一緒に夕食を摂ってもいいかと聞くと、彼女はきっぱりとダメだと答えます。
エストレラが一緒にご飯を食べるほどまでに心を許しているのは、皇帝ただ一人だけだったのでした。
ただただタイミングが悪かったようです。
『ゴミ捨て場の皇女様』28話の感想・考察
恐らく何かよからぬ企みを持ってエストレラに近づくシリンダー男爵。
今回は侍従長が来たために助かりましたが、宝石眼を持っている以上、これからも色々な人に狙われると思うと心配です。
しかも、エストレラはまだまだ皇女としての自覚が薄いどころか、人間としての生活に慣れていません。
それでも「とと様」こと皇帝のことは、以前よりずっと信頼している様子で、
彼との食事を楽しみにしている様子は子供らしくて可愛いですね。
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