ゴミ捨て場の皇女様【29話】ネタバレと感想!

この記事では『ゴミ捨て場の皇女様』29ネタバレ感想をお伝えしていきます。

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ネタバレはしてほしくない!という方はご覧にならないでくださいね。

食べ物で釣るケルフィ侯爵…

ケルフィ侯爵に夕食に同席する許可を求められたエストレラは、一緒にご飯を食べるのはとと様だけだ、と答えました。

嬉しそうな表情が隠せない皇帝に対し、あっけなく断られてしまったケルフィ侯爵は戸惑います。

彼がどれだけ頼んでもエストレラは首を縦に振らず、皇帝は無残に断られ続ける彼を見て吹き出してしまうのでした。

皇女様に一本取られてしまった、とケルフィ侯爵は苦笑いします。

しかし、「一本取る」という言葉の意味が分からない彼女は、自分は何も取っていない、と答えます。

すると、そう言う意味で言ったのではない、とケルフィ侯爵は答え、彼女に珍しい果物を持ってくることを約束しました。

彼の領地には、そこでしか実らない貴重な果物が存在し、皇帝も食べたことのない代物だったのです。

それを聞いたエストレラは目を輝かせます。

さらに侯爵は、果物を持ってきたら一緒にご飯を食べてもいいか、と彼女に尋ねます。

エストレラはついに彼が夕食に同席することを許可したのでした。

わん
クッキーだったり果物だったり、みんなエストレラを食べ物で釣ろうとします。ですが、エストレラもちゃんと人を選んではいるようですね。

お父様と呼ばれたい皇帝

ケルフィ侯爵が去った後、皇帝はエストレラに彼が気に入ったのか尋ねます。
それに対して彼女は、彼は気持ちいいから好きだ、と答えました。
エストレラは侯爵を嫌うと思っていなのに、と皇帝は意外に思ったのでした。
そうして食堂に向かうエストレラと皇帝。
彼はエストレラに、食事にリオナ皇女も来る予定であることを伝えます。
するとエストレラは、お姉ちゃんは優しいから、と答えました。
リオナにお姉ちゃんと呼ぶように言われたことをエストレラから聞かされ、皇帝はショックを受けます。
というのも、皇帝もまだお父様と呼ばれたことが無かったからでした。
にゃあ
とと様、という独特の呼び方の方が可愛らしいのでそのままでいて欲しいですが、皇帝が頼めばお父様と呼んでくれるでしょうね。
すると、廊下の向こうからメイドが二人急いで走ってきました。
皇帝の姿を見つけ、慌てた様子で頭を下げるメイド達。
彼が2人に慌てていた理由を尋ねると、皇后陛下が戻ってこられたからだ、と彼女たちは答えます。
何も知らされておらず驚く工程ですが、どうやら皇后は騎士団の目をかいくぐり、塀を越えてやってきたようでした。
皇帝は頭を抱えてため息をつき、彼女の居場所を尋ねます。
メイド達曰く、皇后は既に食堂にいるとのことでした。

皇后と初対面!

食堂の前に着いた皇帝は、エストレラにどのように皇后を紹介すればいいか思い悩みます。
ひとまず彼女の前にしゃがみこんだ皇帝は、食堂に客がいるそうだが大丈夫か、と尋ねます。
客とは誰か尋ねるエストレラに、皇帝は自分の妻であることを明かしました。
驚いた表情のエストレラは、彼女は家族なのかと尋ねます。
皇帝は、自分の家族であり、エストレラの母ともなる人であることを伝えました。
にゃあ
皇后にとってエストレラは、自分が生んだわけではない義理の娘です。果たしてうまくいくのか心配ですね。
エストレラが扉の方を見ると、中から赤くキラキラした煙が漂ってきました。
それを見た彼女は、食堂に入っても大丈夫だ、と言ったのでした。
そうして、皇帝に抱かれ食堂に入ったエストレラ。
真っ赤な煙に覆われても、全く熱くないことにエストレラは驚きます。
わん
煙が熱いとは一体どういうことなんでしょうか。宝石眼を持つ彼女にしか見えない世界が常にあるのが非常に気になります。
その煙の主は、赤く長い髪をした皇后でした。
既に席についていた彼女は、皇帝の事をエリアス陛下と呼びました。
彼女の呼び方が気に入らなかった様子の皇帝。
皇帝にセリナと呼ばれた彼女は、久々の再開なのに小言を言われて不満そうでした。
一方エストレラは、皇后の事を食い入るように見つめていました。
優しそうな笑顔を浮かべて皇后が彼女に挨拶をすると、エストレラは恥ずかしそうに頬を赤らめます。
エストレラの予想外の反応を見て、皇帝は驚きを隠せないのでした。

『ゴミ捨て場の皇女様』29話の感想・考察

ケルフィ侯爵との晩餐をきっぱりと断るエストレラ。

しかし、珍しい果物に釣られて、次は一緒に夕食を食べることを約束してしまいます。

ただのいたずら心でエストレラと夕食を一緒にしようとしていた彼ですが、彼女は案外侯爵を悪く思わなかったようですね。

さらに、エストレラの義母となる皇后が遂に登場しました。

エストレラは皇后が取り巻く煙を見ただけで彼女に惹かれた様子です。

しかも、彼女に話しかけられ頬まで赤らめていました。

一体皇后のどこがそんなに気に入ったのか、とても気になります。

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