ハリガネサービスACE【132話】ネタバレと感想！

この記事では『ハリガネサービスACE』の132話のネタバレと感想をお伝えしていきます。

メテオアタック

第2セットを優位に進める豊瀬。

その反対側のコートでは緋厳院のエース鴫澤が躍動します。

炎のような勢いで段々と高く跳躍する鴫澤。

強烈な破壊力のジャンプサーブに駿天堂陣営は手も足も出ません。

得点は、緋厳院8-駿天堂3。

鴫澤は駿天堂を相手に5連続サービスエースを決めました。

まるで下平のようだと盛り上がる観客席。

リベロの小森も体験したことのない弾道は、まるで圧倒的高さから打ち下ろしてくる隕石のようです。

鴫澤のジャンプは一体どこまで上がるのか。

まるで見当もつきません。

羽座川に異変？

ここで駿天堂は榊と羽座川の交代を指示。

しかしボーっとしている羽座川は、明らかに監督の声が聞こえず、しかも熱を出しているようです。

随分やられたなと明らかに体が重そうな羽座川。

返り討ちにしてやると意気盛んな鴫澤。

しかしながら、鴫澤にそんなボールコントロールはなく、羽座川のフォローに入ろうと予測していた小森の顔面にボールが直撃！

ボールはそのまま後方に弾かれていくのでした。

小森の覚悟

しかしカバーに入ることなく歩くだけの羽座川は、1カ月前に生死の境をさまよい、最近やっとリハビリを始めたばかり。

とてもバレーなんて出来る状態ではなかったのです。

結局、鴫澤のサービスエースが決まり、点差は6点にまで広がります。

小森は気付いていました。

普段であれば正面に回り込みレシーブをする羽座川が、今日は体の横で拾っていたことを。

羽座川が正面に来たボールを上げるのだけで精一杯だったのです。

肩で大きく息をする羽座川に呆然とする梧塔たち。

僕が何とかしなくてはいけない。

小森は悲壮な表情で決意をします。

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『ハリガネサービスACE』132話の感想･考察

試合中に進化し続ける鴫澤。

まさに怪物です。

もともと鴫澤はスロースターターなので、さらに威力が上がっていくことが予想されます。

と思いきやコントロールに難あり。

味方も完全には信じ切っていないようですが、この辺りのアンバランスさも有り余って鴫澤の魅力なのかもしれません。

小森に油断があったとはいえ、あの隕石サーブを顔面直撃とはもはや災難です。

一方、緊急事態の感がある駿天堂。

やはり羽座川は相当無理をしていたようです。

儚げなカラー表紙が変なフラグにならければ良いのですが。

ラストシーンは何故か顔面サーブの傷跡がない小森のアップ。

羽座川に触発されて次回は覚醒するのでしょうか。