ハリガネサービスACE【134話】ネタバレと感想！

この記事では『ハリガネサービスACE』の134話のネタバレと感想をお伝えしていきます。

小森のミスディレクション

駿天堂VS緋厳院は最終セット。

しかし緋厳院の猛攻は止まりません。

羽座川の正面にスパイクが飛ぶように誘導する小森。

ブロックを抜けた先には、いつも羽座川が待ち構えていました。

どうして羽座川がそこにいる？

応援席からは不思議がる声が上がりますが、ブロックの巧みな位置取りでコースが限定されていたのです。

その指示は小森。

緋厳院のベンチもその存在に気付きます。

駿天堂同点に

梧塔のスパイクが決まり、序盤は駿天堂2-緋厳院3と1点差の展開に。

すると、思案した山本は羽座川の前にトスフェイントを仕掛けます。

朦朧としながもボールを拾いたい羽座川ですが、足が縛られた感覚で体が思うように動くことが出来ません。

なまら疲れる

同点に追いついた駿天堂は伊集院のジャンプサーブ。

これを緋厳院は山本のトスから鴫澤にボールが上がります。

ロックオンはもちろん小森です。

その高いジャンプ力を見て、ブロックの上からスパイクが来ると予想する小森。

どこでもいいから当たってくれと、咄嗟に体全体を広げます。

鴫澤の火の球スパイクは、小森の右太ももを直撃。

何とかボールは上がりましたが、その行方は動けない羽座川のもとに飛んでいきます。

すると猛ダッシュでフォローに走るのは伊集院でした。

走りながらもダルいと思う伊集院。

それでも練習中は、自分が走り終わるまで待っていてくれていた仲間たちのことを振り返ります。

俺は走りたくない。

本心とは裏腹に、小森が弾いたボールを渾身のカバーに入る伊集院でした。

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『ハリガネサービスACE』134話の感想･考察

動けない羽座川の代わりチーム全体が一丸となって戦う駿天堂。

強豪校ゆえに伊集院をはじめ全国から強者どもが集結しますが、チームワークが良いのはやはり梧塔のキャプテンシーがあってのことでしょう。

しんどいと思いながらハイテンション気味の小森。

ベンチにも入れず応援しか出来ない経験があればこその重みです。

はじめは羽座川の代役的なポジションでしたが、今では鴫澤も無視出来ない存在にまでなりました。

鴫澤のスパイクを拾うのは無理だと分かれば体全体で止める覚悟で挑むなど、大人しそうな顔に似合わず勇気も持ち合わせています。

先行きの展開としては、両チームともシーソーゲームが続きそうな予感ですが、駿天堂のメンバーは羽座川の代わりに必要以上に動かざるを得ないため、終盤のスタミナが心配されるところです。