ハーラーダービー【29話】ネタバレと感想!

この記事では『ハーラーダービー』29ネタバレ感想をお伝えしていきます。

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『ハーラーダービー』29話のネタバレ

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主砲の呟き

ブラウンのファインプレーで尾木の打点はつかず。

ワンアウトは取りましたが、いまだ満塁のピンチです。

ここで米留斗は意図的に試合を動かすべく亜流人に相談。

ケガしない程度のヒットで敵に2点先制させようと提案します。

このタイミングでマウンドにかけよるブラウン。

最近は美人講師との個人レッスンもあり、日本語が上達しています。

バスの中での会話が理解できたのではと、米留斗と亜流人は焦ります。

しかしブラウンの言葉は予想外。4番の仕事に対してです。

ブリリアンツは尾木が打てば勝率8割越え。

レインズは自分が打っても4割そこそこ。

同じ4番として、どうしても尾木に打点を付けさせたくなかったのです。

わん
やはり目の前で打点をつけられるのはプライドが許さないのか?

一生懸命の結果によるものかと安心したのも束の間。

ブラウンは2人に対して、点を取らせないよう念を押すのでした。

バレている!

2人は直感的にそう思います。

八面六臂のブラウン

ブラウンに企みがバレたと思う米留斗。

よく見るとヒザがガクガク震えています。

これでは力の入ったボールは投げられません。

甘いストレートは強打されます。

これは、一・二塁間を破るヒット!?

しかし、この鋭い打球をブラウンが横っ飛びでナイスキャッチ。

すぐさま、バックホーム。

これはホームでホースアウト。

捕球した米留斗すかさずファーストへ。

いや、投げられません。

本来ならばベースカバーに入るべき米留斗が、まだファーストに到達出来ていないのです。

精神的ダメージが抜けきれず足元がおぼつかない米留斗。

わん

米留斗しっかり~!

ここで先取点はまた負けパターン確定?

するとブラウンが猛スピードで戻ります。

股を目いっぱいに拡げて必死に足を伸ばし、亜流人からの送球をキャッチ。

判定は?

アウト!

3-2-3のダブルプレーが成立。

レインズはノーアウト満塁のピンチを無失点で切り抜けました。

4番の意地

ブラウンのプレーに拍手のレインズのベンチ。

良いムードで選手たちが引き上げきました。

一方、ブリリアンツの先発である影丸にとっては、少し嫌な流れかもしれません。

2回の先頭バッターはそのブラウンからですが、良い守備をした次の回に点が入り易くなるデータは存在しません。

しかしながら、この打席のブラウンは何が何でも打ってやると気合十分。

ベンチの米留斗と亜流人もブラウンが燃えていることは感じています。

そして、その気迫はセンターを守る尾木にも。

にゃあ
これが4番同士の対抗意識からでしょうか。

ブラウンは尾木の頭を越えるつもりでフルスイングします。

『ハーラーダービー』29話の感想・考察

バッテリーの企みにチームの主砲が気付いた?

打率や打点、ホームランなどある程度の成績を残すものの、試合の流れを引き込めないことは自覚しているようです。

4番ならではの悩みがあるブラウンだからこその「抑えて」発言。

みなさんは米留斗たちの目論見がバレたと思いますか?

何となくまだ微妙~な気もします。

ブラウンに対する疑惑で体の震えが止まらない米留斗。

メンタル弱すぎという見方もあるかもしれませんが、事が公になれば懲罰は必至。

ヘタすればクビにもなりかねません。

結果的にブラウンに掌握された感がある米留斗と亜流人。

試合を動かすと言いながら、逆パターンに陥っている流れが面白いです。

もっとも、米留斗がわざと敵に打たせるという発想自体が、元々は味方の援護打線が皆無であること。

その意味では、打てないブラウンにも責任が皆無とは言い切れないのですが・・・。

“ピンチの後にチャンスあり”

次回はこの格言が実証されるのか注目です。

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