この記事では『夫婦のスキマ』の9話のネタバレと感想をお伝えしていきます。
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透佳の気持ち
「安心して下さい柏木さん、私たちの愛の記念日は、これからたくさん生まれますから・・・」
携帯に写った修哉とのツーショットを見ながら呟く姫宮。
時は経ち、莉子の家から自宅に戻った透佳は玄関の前でドキドキが止まらずにいました。
”修哉・・・もう帰ってるかな・・・”
”今度こそ向き合おう。今まで不安にさせてきた言動を謝って、不妊のこと話して・・・”
”ちゃんと言えるかな・・・”と悶々と考えこみます。
ですが決心したのか、透佳は自分の頬をパンっと両手で叩き、”はっきり言えない私は私じゃない”と覚悟を決めます。
”修哉は私が隠し事してること気づいてる・・・きっと修哉だって私の口から言うのを待ってるはず”
相当勇気がいることだと思うので、不安もありますもんね。透佳がんばれ!!
修哉の気持ち
玄関のドアを開けるとそこには先に帰宅していた修哉がいました。
「透佳!!よかった・・・帰ってきてくれて!!」「どこ行ってたの?」
そう言いながら透佳の身体を修哉は抱きしめます。
心配させてしまったと透佳は修哉に謝ります。
「ごめん・・・莉子に会いに行ってた」
「せっかく指輪買う約束してたのに・・・台無しにしてごめん・・・」
「自分勝手だよね、ほんと・・・」
急なドタキャンをした申し訳なさから思いつめるように謝る透佳。
そんな透佳を見た修哉は、あっけらかんとした明るい声で「なーに思いつめた顔してんの!!俺なら全然平気だよ!!」と透佳の頭を撫でながら答えました。
「それより莉子さん元気だった?」
「うん。ギャルメイクに磨きがかかってた」
「あははっ、俺も会いたかったなー!!」
いつもの明るい修哉のままでたわいもない話をしますが、”私が落ち込まないように明るく振舞ってくれてるの・・・?”
修哉の優しさにいたたまれない気持ちになり、透佳はもう一度「ごめんね・・・」と謝ります。
「もういいよ!!莉子さんにどうしても会いたかったんでしょ?」
何度も謝る透佳に笑顔で許してくれる修哉。
”違う。修哉が私の嘘に気づいてることを知って、修哉に合わせる顔がなかっただけ”
俯き言葉を発せずにいる透佳に修哉は「透佳」と呼びおでこにキスをしました。
「な・・・っ!?」と急な修哉の行動に驚きを隠せない透佳に修哉は話します。
「俺は透佳が俺のことで困ってる顔なんて見たくないよ」
「だから笑ってよ。ね?」
そう言いながら優しい笑顔を透佳に向けました。
このまま障害なく幸せになってほしいです。
決心
約束をドタキャンしたことを笑って許してくれた修哉に対し透佳は思います。
”私だって、私のことで修哉を困らせたくなんてなかった。できればずっと笑顔でいてほしかった”
握りこぶしをぎゅっとしめ、意を決したかのように透佳は話始めます。
「違うの修哉。私は・・・」
「たとえ修哉を困らせることがわかってても・・・ちゃんと本音で話したい」
「それでケンカになってお互いしかめっ面で過ごす日が来ようと、我慢せずにぶつかり合いたい」
「全部修哉と分かち合って一緒に前を進みたい」
「私は・・・私は修哉とそんな夫婦になりたい」
俯かず顔をしっかり上げ修哉を見つめ話す透佳。その顔に迷いはありませんでした。
”修哉とは何があっても壊れない。私はそう信じてる”
「あのね私・・・修哉の隠してたことがあるの」
お互いがお互いを想いあっていて、すごく温かい気持ちになります。
『夫婦のスキマ』9話の感想・考察
9話は二人の想いが垣間見えた回でしたね。
相思相愛という言葉がピッタリです!
たとえ不妊だと打ち明けたとしても、修哉なら優しく抱きしめてくれそうだなと感じました。
そして今回は姫宮は出ませんでしたね。きっと次の手を考えているのでしょう。
最初に冒頭で言っていた、愛の記念日とは何のことなのでしょうか。
隠し撮りしていた写真の数々のことなのか、、。
気になる要素がたくさんですね!次回も乞うご期待です!!
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