この記事では『影の皇妃』の28話のネタバレと感想をお伝えしていきます。
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レンとの会話を聞き出すリアブリック
屋敷に戻ったエレナとリアブリック。
リアブリックはうまくやれていたと言ってエレナを褒めます。
そして、休む前に少し話がしたい、と言い出します。
エレナにお茶を出したリアブリックは、案の定レンに関する話を始めました。
彼は危険でかつ大公家と敵対している、と話す彼女。
エレナが会場でレンと話した内容を彼女は尋ねました。
リアブリックの問いに困惑した様子のエレナは、
なぜこんなことをするのかと聞いたら、理由が必要かと言われた、と話します。
さらに、そう言った時のレンの表情がとても恐ろしかったことも付け加えました。
その言葉を聞いて、レンにエレナがベロニカではないと見破られたのではないか、とリアブリックは動揺します。
さらに、レンが転んだ理由を尋ねると、エレナは自分が突き飛ばしたと答えました。
剣術の天才であるレンが、エレナごときに突き飛ばされたなど到底信じられないリアブリック。
彼女は強烈な違和感を感じましたが、その原因には気づきませんでした。
その代わり彼女は、エレナに出来るだけレンと接触しないよう忠告するのでした。
フューレルバード卿の謝罪
レンの件に加えてリアブリックは、マダム・ド・フランローズと話していた理由もエレナに尋ねました。
マダムに何かを渡していたようだが、と言うリアブリック。
彼女の観察眼に内心では感心しながらも、無邪気な笑顔を装ったエレナは、
礼儀を褒められたので嬉しくなり、ハンカチを渡した、と答えるのでした。
しかし、リアブリックは険しい表情で、エレナの礼儀作法はまだまだ不完全で、
彼女と深く関わると代役だとばれてしまう、と彼女に注意します。
エレナの行動次第では故郷に追い返すことも出来る、と彼女を脅迫しリアブリックはやっと席を立ったのでした。
宝石を売り飛ばすために偽物の宝石を準備したエレナ。
大公家にいる限りはリアブリックの監視の目があり宝石を売る手立てもありませんが、
学術院に行くようになれば、彼女も自由に動くことが出来ます。
そんなことを考えていると、フューレルバード卿が先日のレンとの件を詫びに彼女のもとにやって来ました。
どのような罰も受けるつもりだと言うフューレルバード。
そんな彼に対しエレナは、脱いでほしい、と言い出します。
ひどく動揺するフューレルバードですが、上着やズボンのことだと思ったのか、と言ってエレナは彼をからかいます。
自分を本当に容姿で選んだのか、と混乱した様子のフューレルバード。
エレナは冗談だと言って笑い、手袋を脱いでほしいのだと明かします。
“L”の刺繍
彼女は卿の手袋を受け取ると、“L”の字の刺繍を施しました。
皇室の行事や儀式で使われる文字だから、肌身離さず身に着けるように、と命じるエレナ。
その意味が理解できない様子のフューレルバードに対しエレナは、意味を考えるところまでが罰だ、と言いました。
この“L”と言う字は、皇室だけが使用し読むことのできる古代帝国語で、「光」を意味する文字でした。
さらに、エレナという名前にもLの字が使われているため、彼女は卿の手袋にあのような刺繍をしたのでした。
一方フューレルバードは、エレナの考えが分からず困った様子でした。
そんな彼に対しエレナは、自分の今までの彼への行動に嘘はない、とだけ告げるのでした。
そして、ある晴れた日、ついにマダム・ド・フランローズが大公家を訪ねてきました。
『影の皇妃』28話の感想・考察
レンとの会話の内容をリアブリックに訊かれるエレナ。
いくつかは正直に答えているようでしたが、肝心な部分はだいぶ省略していました。
リアブリックはレンの様子に違和感を感じたようですが、まだエレナの本性に気づく様子はありません。
さらにエレナは、フューレルバードに意味深な刺繍を授けます。
あれがなぜ罰になるのか分かりませんが、皇室しか使えない文字を書いてしまって本当に大丈夫なのか心配です。
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