ニドメの共犯【43話 】ネタバレと感想！

この記事では『ニドメの共犯』の43話のネタバレと感想をお伝えしていきます。

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監獄部屋に元々いたのは…？

藤岡と朔は何か手がかりを得ようと監獄部屋の物を色々と漁っていました。

しかし、犬の解剖図の本など悪趣味な本しか出てこない為藤岡は若干苛立っています。

朔は旦那の物で、この監獄も誰かを入れるために…そう言った所で藤岡が何かに気づきました。

壁には何故かメイドと自分の写真…。

普通誰かを監禁するのに自分の写真を貼っている人はいないと思ったのです。

二人は黙り込み、ある仮定を立てました。

悪趣味な本、ナイフで刺された人形、犬と自分のツーショットの写真

ここにいたのは元々薫なのではないかと想像したのでした。

支配するために

二人はその事を想像し、鼓動が早くなります。

朔はまさか…と想像しますが、薫のあの性格を考えると辻褄は合うなと考えました。

藤岡は出した物を元に戻そうとぬいぐるみを持ったところで、朔はナイフの刺さっている位置に違和感を覚えます。

なんと刺さっている場所は紫妃が以前刺された箇所でした。

その事実を今初めて知った藤岡は驚きを隠せません。

もしかしてこれは偶然ではない…？

朔は解剖学、拷問の本を読みながら薫は覚えていったんだと想像したのです。

しかもこのぬいぐるみはツーショットに写っている犬とかなり似ていました。

この犬で実際に実験していたのでは…？

でもどうしてそんな事したんだろう…と戸惑いが隠せない藤岡。

それに対して朔はこう答えました。

きっと犬に対しどこまでが限界か実験していたのだろうと

死なないぐらいに最大限の苦痛を与えて、相手を支配しようとしていたんだ

今まで自分の父と同じでただ怒りで暴力を振るっていたのだと思っていた朔。

しかしそれは違うのだと気づきました。

薫は、死なない程度に苦痛を与えて相手を支配しようとしていたのです。

藤岡は全てを知り、驚きながらも少し悲しい表情を見せました。

そしてそれを隠すように、5年も友達だったのにそれに気づかないなんて自分はまだまだだと気持ちを切り替えます。

朔は藤岡の薫に対する気持ちを察しながらも、まだ時間はあるからここから出る為にいま出来ることをしようと考えるのでした。

木下は閉じ込められている事は把握していると言うのでした。

しかし、その善し悪しの出来事を判断するのは私の仕事ではない

薫が殺すと判断すればそれは殺されるべき人間なんだと…

そして紫妃にも、そう言うどうでもいい感情は捨てなさいと言うのでした。

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『ニドメの共犯』43話の感想･考察

今回は、薫のことがより分かる回になりましたね。

暴力を振るう人は恐ろしいですが、怒りではなくコントロールと言うところが更に恐さが増します。

どうして監獄部屋に入ることになったのか気になりますよね…。

そして真実を伝えた紫妃ですが、木下には通用しませんでした。

きっと木下も長年仕えて、最初は色んな感情もあったのかもしれませんが、薫に支配されてしまっている一人なのかもしれません。

次回の展開も気になりますね！