この記事では『ロクサナ~悪女がヒロインの兄を守る方法~』の26話のネタバレと感想をお伝えしていきます。
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『ロクサナ~悪女がヒロインの兄を守る方法~』26話のネタバレ
カシスが毒蝶に食べられた!?
侵入者の目の前でカシスを毒蝶のエサにしたロクサナ。
それを見たラント・アグリチェは高らかな笑い声を上げます。
娘の知恵に感心した彼は、いっそリシェル・アグリチェの前でカシスを殺してやればよかったと考えます。
毒蝶たちは階段に広がった血の池を美味しそうにすすっていました。
残念ながら侵入者はペデリアンではなかったものの、強靭な肉体を持っていたカシスは毒蝶のいい養分になった、とロクサナは言います。
なにより、ろくでもないペデリアンが毒蝶などの餌になれたこと自体が栄誉なはずだと彼女は付け加えます。
彼女の意見に同意したラントは、ロクサナにもう遅いので休むよう伝えるのでした。
部屋に戻ったロクサナは、侍女のエミリーに頼んで誰も部屋に入れないよう命じます。
ロクサナは一人になった途端、血を吐いて膝から崩れ落ちてしまいます。
大量の毒蝶を用意するために飲んだ毒のせいか、彼女は酷く苦しそうな様子でした。
そんな中彼女は今日の出来事に思いを馳せます。
ロクサナの策略とは…?
彼女が殺したカシスは本物ではなく、実は幻覚用の蝶が作り上げた偽物でした。
彼女は幻覚のカシスを階段から突き落とし、殺傷用の毒蝶を使って幻覚のカシスを食べさせたのです。
それにより、殺傷用の毒蝶の存在と威力を全員に見せることができるだけでなく、誰にも追われないようにカシスを逃がし
カシスが逃亡したことを隠蔽し、そして自身がカシスに対する監督を怠った責任を免れることが出来たのです。
そしてこれからは、本物のカシスがこの家から消えたという事実を誰かに知られないようにしなければなりませんでした。
彼女はこの計画のために、事前に黒い森の周辺にペデリアンの部下を配置しており
部下の周辺や黒い森の秘密の通路に魔物を襲う毒蝶まで放っていたのでした。
そして彼女はカシスと最後に別れた時のことを思い出します。
些細な自分の手の火傷を、放っておけないからと治療してから去ったカシス。
ロクサナはつい彼の優しさを信じたい気持ちに駆られてしまうのでした。
全てを悟ったデオン!
すると突然、誰も入れないよう指示していたにも関わらず、彼女の部屋に何者かが入ってきました。
驚いて振り返ったロクサナ。
扉の外には床に倒れている侍女エミリーの姿がありました。
吐き気を感じて見上げた先には、やはりデオン・アグリチェが立っていました。
彼は、ロクサナがカシスを毒蝶に食べさせたことで皆が大騒ぎしていると言います。
そんなことを言いにやって来たのかと尋ねるロクサナ。
それに対しデオンは唐突に、カシスをどこに逃がしたのか、と彼女に問いかけたのでした。
そして彼はさらに、カシスが逃げたのは、北側の境界にある黒い森の方面ではないか、と詰め寄ります。
何も答えないロクサナ。
デオンは続けて、皆を騙すことは出来ても自分は騙せないと豪語して見せます。
彼はカシスを逃がした理由までは知らない様子でしたが、彼女の策略は気に入ったようでした。
彼女が育てていた毒蝶が殺傷用だけでなく幻覚用であることも見抜いていたデオンは、
複数の毒蝶の卵を孵化させたのかと彼女に尋ねます。
妄想だと答えるロクサナですが、事実かどうかは彼女が良く知っているはずだとデオンは言います。
そんな彼に対してロクサナは、その話を皆の前でするつもりなのか尋ねます。
デオンは返事を濁し、代わりに北側の境界に捜索隊を送り、
ズタズタになったカシスの死体でも見せてやろうかと彼女に言うのでした。
『ロクサナ~悪女がヒロインの兄を守る方法~』26話の感想・考察
逃げたはずのカシスが何故かロクサナに連れられており、しかも皆の前で生きたまま毒蝶のエサにされてしまい衝撃を受けました。
しかし、実際は毒蝶の幻覚が作り出した偽のカシスでした。
ロクサナはカシスが逃げた後監督責任を取られるのではないかと思っていましたが、ちゃんと自分を守る方法を用意していたんですね。
一方デオンはどうしてロクサナの策略に気づいたのか分かりませんが、カシスを殺そうとするのが単にロクサナを泣かせたいからだけなのであれば、
あまりにも趣味が悪すぎます。
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