緑陰の冠【25話】最新話のネタバレと感想!

この記事では『緑陰の冠』25ネタバレ感想をお伝えしていきます。

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ネタバレはしてほしくない!という方はご覧にならないでくださいね。

「シムルフハ」

イルミニティ伯爵邸の令嬢ルルの様子を見たエルフのハレシュ。

「シムルフハ」だと断言しました。

しかし、その言葉は誰にも意味が分かりません。

ルルはもともと、体が弱く常日頃から薬を飲んでいたのだといいます。

ハレシュによると、その長年飲んでいた薬が体内に蓄積されて毒として作用してしまったということでした。

薬を飲むことを止めれば治るのかとランは聞きますが、簡単なものではないようです。

まず体内に溜まった毒を徐々に減らしていき、適切な治療をすれば半年程で治る見込だとハレシュは話しました。

治る見込みの立った令嬢は大変喜び、父親の伯爵も喜んでいる様子です。

今回の代金は伯爵が払うと申し出ますが、この令嬢に関する事はランとの取引の一部なので払う必要はないと断るハレシュ。

その言葉を聞いたランは、金銀よりも魔石の方が欲しいだと納得しました。

わん
エルフのハレシュにとっては、人間の取引で使用されている金や銀よりも魔石の方がとても価値のある物なのでしょうね。

イルミニティ伯爵

今回の令嬢ルルの難病とされていた件を解決へと導いたラン。

イルミニティ伯爵は、今回の件でランは何を見返りにするかと聞いてきました。

するとランは、笑顔で好意だと言います。

イルミニティ伯爵の好意によって、伯爵のツテをつかって人探しをしたいと言うラン。

実は裏の社会との繋がりを持っているイルミニティ伯爵。

その裏の社会のツテを使って、ある人を探して欲しいとランは頼みました。

そして人探しを頼んだ事は二人だけの秘密にしておくようにと言い残し、ランは伯爵邸をあとにしました。

にゃあ
ランが裏の社会を使って人探しをするなんて、いったいどんな人物なのでしょうね?裏の社会との関わりが深い人物なのか気になります。

伯爵家からの帰り道

伯爵邸から自宅への帰り道、ランは行きと同様に馬車に乗っています。

この世界は、前世のランが書いた世界ではないと分かってきたラン。

しかしこの世界の事を良く知っている事に、変わりはありません。

ランは今後、出てくることになっているルミエの事を考えていました。

このルミエこそ、ランが伯爵のツテを使って捜し出したい人物なのです。

前世でのランが書いた小説では、ルミエは来年地下闘技場へと送られてしまうとになっています。

何とかして、それまでにルミエを見つけだして救いたいという思いから、伯爵へ依頼したのでした。

どうか見つかりますように…とランは強く願いながら家路につきました。

わん
ルミエは一体どんな人なのでしょうね。地下闘技場に送られてしまえば酷い目にあってしまうので、その前にどうしても救い出したいとランは思っているようです。

『緑陰の冠』25話の感想・考察

「シムルフハ」とは、一言でいうと薬の過剰投与という意味ですね。

薬を長い間、必要以上に飲んでいると身体に悪いという事なのでしょう。

その事を一目で見抜くとは、さすがエルフといったところです。

人間の持つ嗅覚よりも鋭い物を持っているので気付く事が出来たのだと思います。

 

ランは、イルミニティ伯爵の持っている裏の社会の繋がりを上手く活用して、ルミエという人物を捜し出したいみたいですね。

ルミエに関しては名前しか出てこなかったので、いったいどんな人物なのか…今後どういった活躍をするのかは全く分かりません。

ランの書いた小説では、来年になると地下闘技場で酷い目にあってしまうというので、その前に一刻も早く見つかると良いですね!

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