龍と苺【70話】ネタバレと感想！

この記事では『龍と苺』の70話のネタバレと感想をお伝えしていきます。

再認識

竜王の現タイトルホルダーは山野辺です。

インタビューに答える山野辺は、相手の強さはパッと見で分かると断言します。

例えるならば武道家が締める帯のよう。

若い奴の言葉ならばオーラみたいなものです。

竜王戦の予選を勝ち抜いた苺だからこそ、今さらながら古閑の強さを肌で感じるのでした。

古閑と最後に対局したのは半年前。

同じ相手に4度も負けられないと指す苺。

古閑は苺が突っ込まず受けるだけの戦いに、淡々と対処するのでした。

完敗

引き続きインタビューされる山野辺。

パッと見で強さが分かるのならば、対局は不要ではないのかと問われます。

しかし勝負ごとは単純ではありません。

棋力が上だから勝つとは限らず、対局中に成長することもあります。

また逆も然りだと山野辺は述べるのでした。

またもや古閑に敗れた苺。

終始受けの苺に対して、古閑は今までの中で一番弱かったと痛烈な言葉を浴びせます。

最後に苺との対戦の可能性を聞かれた山野辺は、インタビューアーに対して態度で威圧。

誰が勝とうが関係ないと言いつつ、6組優勝者が簡単に勝てる仕組みでないことを示唆します。

理不尽？

帰路の途中、ビビって何も出来なかった自分を不甲斐なく思う苺。

悔しくて次は勝つとリベンジを誓います。

古閑、伊鶴、山野辺にもまとめて借りを返すと宮村に宣言しますが、どうやらそれは不可能のようです。

その理由は竜王戦のトーナメント表にありました。

6組優勝者だけがノーシードで勝ち上がる必要があるからです。

アホみたいなトーナメントに激おこの苺ですが、上の組は強いから優遇されるから当然のこと。

不公平だと文句が収まりませんが、4回勝てば良いと苺は気持ちを切り替えます。

しかし今度は「マリオネット」という、芸名みたいな対局相手の名前を見て再度憤慨します。

将棋の世界はアホしかいないのか！

苺もその素質はありますけどね。

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『龍と苺』70話の感想･考察

勝った奴が強い。

図らずも以前に苺が話したセリフと同じ考えの山野辺。

相変わらずアッチ方面の人間にしか見えません。

今回は苺が周囲からボコられる回でした。

古閑にはなす術なく完敗。

宮村には調子に乗るなと釘を刺され。

滝沢には正論を吐かれて思わずグヌヌ。

これほど悔しい表情を見せる苺も珍しいかもしれません。

最後は竜王戦のトーナメント表に不平不満が大爆発。

八つ当たりされる滝沢も可哀想ですが、ちゃっかり苺も自分がカワイイからと言っていました。