この記事では『最強の王様、二度目の人生は何をする?』の92話のネタバレと感想をお伝えしていきます。
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『最強の王様、二度目の人生は何をする?』92話のネタバレ
注目の的
新入生歓迎の発表会が行われた次の日。
最初の講義を受ける教室で、周りからの視線を集めるアーサー。
黒い制服を着ているので、懲戒委員会のメンバーということがバレバレです。
女子生徒は熱い視線を送り、男子生徒はスカラーコースのアーサーが懲戒委員のメンバーになったことに対して
コネか何かで入ったのではないかと疑いの視線を送っています。
そんな周りの視線や噂話にうんざりした顔のアーサーに対し、
イライジャが愉快そうにしながら話しかけているとコンジュラーの教授が教室に入ってきました。
それに気づかずに生徒たちがおしゃべりを続けていると、
教授はドンッと大きな音を立てながら本を机に置きみんなの注目を集めました。
でもアーサーの本当の実力を知れば、コネなんてとんでもない!
マナ理論の基礎
最初に受けた講義は、アヴィウス教授が担当するマナ理論の基礎。
楽しく講義を進めていくことを重点的に考えており、熱心で親しみやすそうな教授です。
最初の議論は、コンジュラーがオーグメンターより優れているという偏見が
どこから始まってしまったのか、というもの。
昔はコンジュラーの方が圧倒的に優位に立っていたはずでした。
コンジュラーは周囲のマナを吸収するのに対し、オーグメンターはマナを外に出す能力に長けています。
そのため、コンジュラーの方がマナを吸収するのでコアのレベルが上がりやすいですが、
同じコアレベルのコンジュラーとオーグメンターだったら、体も鍛えている方が有利ではないかとアヴィウス教授が主張します。
それに対して生徒が反対することでディベートが行われ、偏見のない心を持たせることに繋がりました。
講義が終わり、別々の講義のためイライジャと別れたアーサーは、
次の講義が行われる場所へ向かいました。
コンジュラーとオーグメンターのそれぞれの特性がよくわかりました。
最悪の再会
講義が行われる場所は大きな体育館のようなところで、
広々としたフィールドがあるのでアーサーは実践形式で学べる講義に期待していると、
同じ黒い制服を着たキャサリンに声をかけられ、隣に座ることになりました。
少し話していると、今度は同じ黒い制服を着たフェイリスも勝手に反対側の隣に座ってきました。
そうしていると、教授が入ってきて受講する生徒数の多さに驚きの声をあげています。
よく見ると、以前泥酔した状態でアーサーに絡んできた男だったのです。
この講義は、実践的なマナ操作だと説明している時、
教授もアーサーがいるのに気付き笑い物にしようと企み始めました。
懲戒委員会のメンバーの実力が知りたいと煽り、自分との対戦を持ちかけてきましたが、
アーサーは魂胆が丸わかりな煽り文句に馬鹿馬鹿しさを覚えました。
しかし、隣に座っていたフェイリスが対戦を受けると申し出ます。
周りに被害が及ばないようバリアを発動させ、対戦が始まりました。
ハイレベルな水の呪文を繰り出すフェイリスに対し、教授は余裕の笑みを浮かべながら青い炎で対抗します。
水の呪文を破り、フェイリスは炎の攻撃を受けて敗北してしまいました。
フェイリスに恥をかかせたかっただけだ、と気づいたアーサーは憤りを感じます。
『最強の王様、二度目の人生は何をする?』92話の感想・考察
講義が始まって、やっと学校生活という感じが出てきましたね。
最初の授業は、差別なく生徒の心に寄り添いながらも熱心な印象で良かったのですが、2つ目の講義の教授がクズすぎて驚きです。
キシラスアカデミーは名門なので、教授も実力や人格が優秀な非血がなるものだと思いましたが、そうでもないみたいですね。
アーサーもブチギレたようなので、今度は逆に教授に恥をかかせるのを期待してしまいます。
それにしてもフェイリスのかませ犬感がかわいそうです…。笑
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