テムパル~アイテムの力~【61話】ネタバレと感想!




この記事では『テムパル~アイテムの力~』61話ネタバレ感想をお伝えしていきます。

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ネタバレはしてほしくない!という方はご覧にならないでくださいね。

魔法士 ブラハム

突然宝箱から現れた黒い影に吹っ飛ばされたグリード。

その顔は血の気が引いて真っ青です。

とっさにジシェカたちは敵討ちだと武器を取りますが、死んでないわ!とグリードは飛び起きます。

 

なんとあの青ざめるほどの攻撃をあの卵が防いだというのです。

まさか本当に龍の卵なのかと目を輝かせるグリードですが、卵の殻にぱりぱりと小さなヒビが走ります。

一体なにが出てくるのか、期待に胸を膨らませていると現れたのはなんと

 

水銀のような液体状の金色の金属です。

 

これはなんなんだと首を傾げるグリードやジシェカたちを前に黒い影が話し出します。

300年ぶりの再会だと言うのに反抗するとは生意気だという黒い靄は徐々に晴れて、白い髪の男が現れました。

その迫力はマラクサス級です。

 

”パブラニウム”

どうやら金属の名前のようですが、白い髪の男はその金属が守るグリードを見て「ファグマの末裔」と言いました。

その言葉にグリードはずっと止まったままの転職クエストのことを思い出しました。

 

”魔法士 ブラハム”

そう名乗った白い髪の男はファグマの末裔だと名乗るグリードにお前を待っていたと言います。

大陸全域に作られた28か所もあるブラハムが作った迷宮はただファグマの末裔であるグリードを待つためだけに作られたようです。

 

しかもグリードの前でうにょうにょと動くパブラニウムはファグマの神技とブラハムの魔法で作られた最高の金属。

どんな鉱物よりも強く、軽く、しなやかさまで併せ持つ最高の金属だといわれ、思わずグリードは目を見開きました。

わん
と、突然転職クエストが動き出す予感です!これ以上、グリードは強くなるのでしょうか?

魂の器

金属さえ生み出すことが出来たファグマの御業に感動しているグリードが面白くないのか、ブラハムは強力な魔法を向けます。

ですがそれはパブラニウムによってあっけなく防がれてしまいました。

 

そもそもブラハムとは炎龍トラウカとの戦いにも生き残り、名実ともに最高の魔法士でした。

そんな彼が望んだのは不死身の体。

それを実現するためにブラハムが作り出したのは不滅の魂へと生まれ変わるための”魂の器”です。

 

魂の器を作るにはどうしても特別な金属が必要で、それがファグマの作るパブラニウムだと信じて疑いませんでした。

そうしてブラハムはファグマに手を貸し、10年物月日をかけてパブラニウムを作り出しました。

ようやく夢が叶う。

そんな期待に満ち溢れた直前にファグマは年齢にあらがえず、亡くなってしまいました。

 

ブラハムは絶望するしかありませんでした。

パブラニウムはファグマにしか作れません。

ですが、ようやくここにファグマの末裔であるグリードを見つけ出したのです。

 

魂の器を作れ。

作れるのならすべてのパブラニウムをくれてやる。

 

ブラハムがそう言うと無数のウインドウが立ち上がり、転職クエストの再開を知らせます。

もちろん断る理由はないとクエストを承諾したグリードはさっそくブラハムと共に魂の器の設計に取り掛かります。

 

適当にいまあるパブラニウムで作ればいいだろうと絵を描くグリードに溜息を吐いたブラハムはパブラニウムの作り方を教えます

4柱の神々に祝福を受けなければパブラニウムは出来ません。

逆を言えば、祝福を受けたパブラニウムであれば、魂の器はどんな形でも構わないのです。

 

ヤタン教とは敵対関係にあるから祝福なんてと不安そうにするグリードですが、ブラハムの体が透けて行きます。

どうやら時間切れのようです。

 

とにかくどうにかしてパブラニウムを作り出せ。

それだけ言い残すとブラハムは消えてしまいました。

にゃあ
突然現れた転職クエスト!いったいグリードはどうやってクリアするのでしょうか?

空飛ぶグリード

そもそもマラクサスを討伐したので他の3柱の神からの印象はよく、祝福もおそらく問題はありません。

ですが、問題は敵対関係にあるヤタン教の神からどうやって祝福を受けるか、です。

 

とにかく鍛冶場にいかなくてはと先ほど手に入れたばかりのブーツを身に着け、飛び立ったグリード。

ラエルラからブラハムは最強の魔法士だと聞き、あとはファグマについて調べなくてはと考えていたジシェカはその姿に目を見開きます。

全ての装備を着用できる職業なんて聞いたことはありません。

より一層グリードの職業への興味がわきました。

 

そのころ、大空をパブラニウムと共に飛ぶグリードはブーツの予想外のマナ消費に焦りながら滑空を楽しんでいました。

まだうにょうにょとした気持ちの悪いパブラニウム。

鍛冶場であるものに精錬することを決めたグリードは今以上にスピードを上げて、鍛冶場へと急ぎます。

 

その日の夕方、なんとか迷宮から戻ってきたジシェカを迎え入れたのはなぜか弓を打てというグリードでした。

むっとしたジシェカは少しの腹いせに思いっきりグリードに向けて、弓を引きましたが、その攻撃はなにかに阻まれてしまいます。

 

一体なにが、目を見開くとそこには宙に浮く小さな金色の丸い物体。

そうグリードが精錬したパブラニウムです。

いまは量が少ないので、簡単な防御しか出来ませんが、刃の形状にすれば攻撃もさせられるなと企むグリード。

 

そんなグリードにある男が声を掛けました。

甲冑を着込んだその男はステイム伯爵という人物がグリードに会いたいと言っていると言いました。

わん
転職クエストを前にパブラニウムをいじるのが楽しくて仕方がない様子ですが、一体ステイム伯爵とは何者なのでしょうか?




『テムパル~アイテムの力~』61話の感想・考察

ようやく転職クエストが動き出した61話となりました。

いやぁ、まさかファグマが新しい金属を作り出せるほどの人物だとは思いませんでしたね。

そんなファグマと炎龍を前に生きて帰ってきた魔法士ブラハムが作り出したパブラニウムで作る魂の器。

作るのはすごく大変そうですが、出来上がるのが楽しみですね!

さぁ一体どうやってグリードはパブラニウムを作り出すのでしょうか?

そしてステイム伯爵とは?62話からも目が離せません!

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