テムパル~アイテムの力~【86話】ネタバレと感想!

この記事では『テムパル~アイテムの力~』の86ネタバレ感想をお伝えしていきます。

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ネタバレはしてほしくない!という方はご覧にならないでくださいね。

最悪のタイミング

こっそりと会いに来たユラと国家対抗戦の話をしているグリードに話しかけたのは復興の手伝いに来たアイリーン。

ユラはアイリーンを誘拐した張本人です。

そんな人物と話しをしている夫、グリードの姿にアイリーンは説明を求めます。

そしてまたユラもNPCと結婚したユーザーがグリードだと気付き目を見開いていました。

 

このままでは浮気を疑われるだけでは済みません。

それどころか好感度まで下がり、得点が減るリスクまであります。

 

そこでグリードが取った行動は誤魔化すこと。

派手な魔法を地面に放ち、あくまでもユラがアイリーンに危害を加えるために自分に近付いて来た。

そんなストーリーをグリードは組み上げたのです。

 

突然のことにもちろんユラは驚きますが、すぐに状況を理解します。

それにもうペットを見せてもらうという目的も完了しています。

 

なんとかごまかすことに成功したグリードは飛び立っていったユラを見送ると振り向きました。

もう安心してください。

なんて気持ちのいい笑みを浮かべて

わん
な、なんとか切り抜けたって感じですね。
誤魔化せてよかったです!

復興、それから人材

アイリーンが連れてきた兵力のおかげでヴァイラン村の復興は大幅に進みました。

そうしてアイリーンが領地に戻る日、グリードは悔し涙を浮かべています。

アイリーンが村に滞在している間、毎晩同じベッドで眠ったと言うのに

結局なにもなかったのです。

これもすべて運営が決めたルールのせいだと歯噛みしました。

 

しかし、どうやら何もない夜に不満を持っていたのはアイリーンも同じ。

帰路に着こうとしたその時彼女はもっと良い時間を今度は過ごしましょう。

そう言い残して去っていきました。

 

そんなアイリーンの言葉に一気に元気になったグリードは人材探しを始めます。

根気よく400人もの人々を見てきましたが、良い人は見つかりません。

そうしているうちにグリードが辿り着いたのは村はずれにある鉱山。

 

鉱山には鉱夫たちの姿がありました。

復興が落ち着き、人手が戻ってきたらしい鉱山は活気にあふれています。

 

もっとうまくツルハシを使ってください!

 

その中で聞こえてきた一際大きな声に目を向けるとそこには小柄な少年が

15歳くらいに見える彼は自分よりも大きな鉱夫を前にひるむことなく、ツルハシの使い方を教えます。

それも喧々囂々声を荒げながら、です。

 

マイナスレベルのときにこの鉱山に訪れたときは気付かなかったような彼。

ですが、いまのグリードは違います。

今の洞察力を持ってして、彼の姿を見たグリードはにやりと笑いました。

にゃあ

お、良い人が見つかったのでしょうか?

一体どんな才能があるんでしょう?

発展と準備

その頃城では復興の完了を祝い、ギルドメンバーは顔を合わせていました。

 

あの戦いの後、中継を見てギルドのファンになったユーザーがなだれ込み

現在の人口は1万2000人を越えます。

さらに資金についても彼らのおかげでなんとかなっています。

 

とはいえ、一刻も早く内政を整える必要があります。

この村をそこまで成長させたのはグリードです。

当初ギルドに入ったときは印象が最悪だったグリードですが、メンバーの見る目は大きく変わったようでした。

 

頼れる人物だと目を向け始めたメンバーですが、一人その視線の意味が違う人物が

それはジシェカです。

あの戦いの中でドラマチックにグリードに助けられた彼女はどうやら想いを寄せているようでした。

もちろん妻帯者なのはわかっていますが、それをからかわれるとジシェカは怒って、手を上げます。

 

そうしてメンバーたちがじゃれ合っているとグリードが城にやってきました。

彼の隣にはあの鉱山で見つけた少年、マイナーの姿があります。

どうやら連れて来られたのが不服らしいマイナーを新たな人材だと紹介しました。

 

なぜただの鉱夫であるマイナーを城に連れてきたのか

それは”統治者の剣”がグリードに見せたマイナーの潜在能力の高さです。

 

鉱物最終能力に優れ、伝説の鉱夫を越える存在になる可能性がある。

さらに鉱夫のためにあるハイランクスキルを二つと成長スピードを上げるスキルまで持っていました。

ただ、成長スピードが上がる”嚢中の錐”というスキルがひっかかります。

成長が速いために人目に付きやすく、スカウトを受けやすくなる。

結果として裏切りを平気で行うようになるというスキルなのです。

 

ですが、それを差し引いても重要な人材には変わりありません。

勉強なんか嫌だ、鉱山に戻ると騒ぐマイナーを椅子に座らせ、グリードはある場所に向かいました。

 

”統治者の剣”をジシェカに返す前にグリードがやってきたのはスミスの鍛冶場。

そこには客、任務を終えたフロイたちの姿がありました。

 

フロイと共に帰ってきた兵士たちのレベルは平均的に8から10まで上がっています。

特出しているのはジュードです。

レベルが大きく上がり、ステータスも大きく上昇していました。

知力に変わりがありませんが、NPCとは思えない成長率です。

 

しかも”シルフィードの鱗”まで必要な分収集してあると言います。

”統治者の剣”でフロイたちのステータスを確認したグリードはそれに深く頷きました。

 

さて、これからは国家対抗戦です。

そのための準備に動くため、グリードはフロイ達とともに城に戻りました。

わん

いよいよって感じですね!

国家対抗戦楽しみです!

『テムパル~アイテムの力~』86話の感想・考察

国家対抗戦に向けて動き出した86話となりました。

まずはアイリーンのことをうまく誤魔化せてよかったですね。

若干乱暴な気はしますが、まぁいいでしょう!

でも、気になるのはジシェカですよね。

もしかしたらゲーム内ではアイリーンと、現実世界ではジシェカと結婚、なんてことあるんでしょうか?

それもちょっと楽しみですね!

さて、ここからは本格的に国家対抗戦に向けて動き出すようです。

新たな人材マイナーの登場

フロイの持ち帰ってきた素材の数々

一体これらがどんな風に関わっていくのでしょうか?

87話からも目が離せませんね!

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