この記事では『悪党のお父様、私と結婚してください♡』の31話のネタバレと感想をお伝えしていきます。
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『悪党のお父様、私と結婚してください♡』31話のネタバレ
訴え
「わたしにとってこれは命に係わる需要なこと…ディエリゴが一番よく知っているじゃないですか?」と必死の様子のエレニカ。
内心は私だけじゃなく陛下も…と思いますがこれは言えません。
エレニカの必死の訴えにディエリゴは困り顔で「特にお助けは必要ないかと思いますが、そこまで言うなら協力させていただきます。」と返答する。
エレニカの表情は一気に晴れやかになります。
その後ディエリゴは自分の必要性のなさについて説明し、皇帝がエレニカのことを大切に思っていると伝えます。
しかし、エレニカは「人質だから?」とあまりピンと来ていないようですし、「何を根拠に?」と疑いの心すら芽生えています。
エレニカからしたら子供扱いされ、掌で転がされているような感覚なので信じられない気持ちはわかるような気がします。
でもディエリゴが言うなら信憑性がありそうですね。
そこでディエリゴは「以前陛下はバウンダリーがはっきりしていると話したことを覚えていますか?」と質問する。
このことにはエレニカも思い当たる節があるようで「なんとなくわかる気がする」と返答します。
エレニカの必要性
皇帝は君主としては素晴らしいが、人の関係においては常に警戒を緩めない人物であること。
また、皇帝は残された唯一の皇族であるため常に様々な問題が付いて回ってしまうこと。
それらの問題に慣れてしまっているため皇帝は寛大に見えるとディエリゴは推測し説明します。
そして「だからこそ陛下には姫様のようなお方が必要なのかもしれません。警戒する必要がなく安らぎと開放感を与えらるお方が…」と続けます。
この言葉に驚くエレニカ。
ディエリゴは「姫様は今のままで十分ですので、あまり心配なさらないでください。」と笑顔で言います。
言葉のチョイスも絶妙で相談するにはもってこいの相手ですね。
しかしエレニカには「陛下にとってわたしがそんなすごい存在だとは思えない」と全然刺さってない様子。
その後、夕方ぐらいまでいつもの調子でペチャクチャとおしゃべりをするエレニカ。
ディエリゴはお祈りがあると言って部屋を出ます。
エレニカは部屋に一人になりディエリゴの言葉を思い返します。
「お父様は本当に私を警戒していないのだろうか?」
「毎回強力なガードに跳ね返されているからわからない。」と色々考えますが、疲れからソファーに横になりそのまま眠りにつきます。
謎の声
そして場面は地上と空の境界である「ユーデタ」へ移ります。
「おや?あれは何だ?」
「なぜ地上に…それも私の神殿に小さくて異質な存在が入り込んでいるんだ?」
と器に入った水を眺めながら疑問を口にする皇帝と同じ白髪と赤い瞳を持つ女性の姿が…
「なかなか面白そうだな」と呟きます。
だとすると相当のチャレンジャーですよね?もう神の領域のような感じですが…。
欲深いエルラドならあり得ない話ではないですけどね。
辺りはすっかり暗くなり、エレニカが目を覚まします。
エレニカは部屋のロウソクに火を灯し、これからどうしようか考えます。
そして、とりあえずディエリゴのいる祈祷室に行ってみることに。
ボサボサになった髪を解き、祈祷室へ向かいます。
誰も居ない祈祷室へ続く園庭を歩いていると突然「ピーッ」と音が聞こえます。
辺りを見渡すエレニカですが、それらしき物や人影は見当たりません。
怖くなったエレニカは足早にディエリゴのいる祈祷室へ向かいます。
するとまた「ピーッ」っとさっきの音が…
そして「おい」と声がはっきりと聞こえます。
ゾワッとして振り返るエレニカに「そこの君、こっちに来なさい」と何者かが声をかけます。
エレニカは「嘘でしょォォォ!!!」と凍りつく!
『悪党のお父様、私と結婚してください♡』31話の感想・考察
ディエリゴの口から皇帝がいかにエレニカを大切に思っているのかという説明がありましたね。
これを聞く限りでは、皇帝は相当エレニカを気に入っているということになりますよね?
エレニカ自身は全く腑に落ちてないようですが、以外とエレニカの作戦は順調に進んでいるようです。
そして、謎の声が…
これは間違いなくユーデタからの声だと推測していますが、あの女性の声なんでしょうか?
エレニカに直接話かけてくるなんて予想外過ぎました。
一体エレニカに何を聞くつもりなのでしょうか?
今後の展開がとても気になりますね!
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