この記事では『悪党のお父様、私と結婚してください♡』の59話のネタバレと感想をお伝えしていきます。
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『悪党のお父様、私と結婚してください♡』59話のネタバレ
呼び出された理由と久しぶりの再会
エウレディアンからの皇城への急な呼び出しに驚くエレニカ。
呼ばれた理由をディエリゴに聞いてみるものの、ディエリゴも何も聞いてはおらず二人は不思議に思いながらも皇城の中を歩いていました。
いつもの神殿での面会にも現われなかったエウレディアンのことを思うと、何やら不測の事態が起こっているのかもしれません。
エレニカは三国協定のことやソルレアのことを考えて頭を悩ませていました。
謁見の間の扉の前に立っても悶々と考え込んでいたエレニカは、扉が開いてすぐに駆け寄ってきた人物への反応が遅れてしまいました。
エレニカの名を呼びながら駆け寄り、そしてエレニカのことを抱きしめた人物。
久しぶりの再会となる幼馴染のセルゲイでした。
気になるキャラクターでありつつもここまで活躍の少なかったセルゲイ。
これからどんなふうに物語に関わってくるのか楽しみですね!
セルゲイはエレニカの姿を見ると途端に涙を流します。
まるで昨日振りに会ったように驚きの少ないエレニカの反応に腹を立てたセルゲイは涙を流しながら怒りをあらわにします。
自分がどれだけエレニカのことを心配していたかと声を荒げて感情をぶつけたセルゲイは、それでもエレニカの元気な姿から安堵の声をあげてもう一度エレニカの身体を強く抱きしめました。
エレニカはベルゴットに着いてからというものほとんどの不自由なく暮らしたことを説明すると、安心させるようにセルゲイの背中を優しく叩きました。
ルボブニ使節団の到着
やっと身体を離してくれたセルゲイの向こうを見たエレニカは、同じく瞳を潤ませる二人の男性の姿に気付きます。
フェルナンデスとレバノン公爵もエレニカの元へと駆け寄ると、エレニカの心身に問題はないかどうかと質問を浴びせかけました。
エレニカは二人の剣幕に狼狽えつつも自分がいかに元気にやっていたか、ベルゴットでどれだけ丁重に扱われていたかを再度説明します。
エレニカのことを大切に思うあまりに暴走気味のルボブニ一行。
ルボブニ国王のように無茶なことをしでかさないかは少し心配が残るところです。
騒がしい三人組に囲まれていたエレニカはその時初めてエウレディアンの視線に気付きました。
エウレディアンは冷たい視線をレバノン公爵に向けると、これで満足かと問いかけます。
ベルゴット皇帝としての威厳、もしくは嫉妬
エウレディアンに向き合ったルボブニ使節団の三人は、先ほどとは打って変わった冷たい視線でエウレディアンとのやり取りに応じます。
そもそも今回エレニカが皇城に呼び出されたのも、レバノン公爵がエレニカを出せとエウレディアンを脅迫したからだということを知ったエレニカは頭を抱えます。
…ルボブニ国の人はどうやらなにかと強気な態度を取るようですね。
大国であるベルゴット皇帝エウレディアンはかなり我慢強い性格であると思います。笑
エレニカは自分の身を案じたゆえの無礼であるとエウレディアンに詫びますが、エウレディアンはベルゴットの皇帝である自分に対しての態度ではないと厳しい口調で告げます。
エウレディアンの怒りをみたエレニカは、その真意に気付くと一人で顔を緩ませました。
エレニカとの距離が近いセルゲイの行動に、エウレディアンが嫉妬したに違いないとエレニカは気付いたのです。
エレニカはルボブニ使節団のメンバーと自分が親しい関係であることを告げると再度エウレディアンに非礼を詫びました。
エウレディアンはエレニカが謝る必要はないとしつつも、ルボブニ使節団を客室に行くよう促しエレニカ一人でこの場に残るようにと命令を出します。
『悪党のお父様、私と結婚してください♡』59話の感想・考察
ルボブニ使節団の思ったよりも早い登場に驚くエレニカ。
今回は微笑ましい再改編となりましたが、ルボブニ使節団が到着したということはなんらかの形で皇帝エウレディアン牽いては大国ベルゴットが動くということ。
エレニカの処遇がどうなるのか、ソルレアがどうでるかなど気になる点が盛りだくさんですね。
エレニカの原作の記憶曰く、エウレディアンの次に悲惨な目に遭うレバノン公爵の登場にも一抹の不安が生じます。
最後には大団円でいて欲しいものですが、前回の話を見るにソルレアの怒りやその原動力はかなり根深いものがありますし、一筋縄ではいかなさそう。
暴走しがちなルボブニメンバーを率いつつ、エレニカはハッピーエンドを迎えることが出来るのでしょうか。
今後も展開がとっても気になりますね!
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