この記事では『姉が男主人公を拾ってきた』の14話のネタバレと感想をお伝えしていきます。
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『姉が男主人公を拾ってきた』14話のネタバレ
ハンスから得た情報
ノクスとエイミーの待つ家から離れたある町中で、ディアナのことを呼ぶ声がありました。
ディアナが振り返ると、そこには見知った顔のハンスがいます。
2か月半ぶりの再会となったことをハンスは口にして、「心配した」と声をかけました。
というのも、この町をごく最近数十人の騎士団が通っていったらしいのです。
「騎士団」という言葉にディアナは驚きます。
ハンスはその団体が騎士団でありながらも身分を表す紋章を隠すようにしていたことを怪しんでいました。
しかしながら「龍の刻まれた赤い紋章」が確かに見えたというのです。
その紋章は皇室付きの騎士団を意味しています。
もしその騎士団が大々的な魔物討伐をするのだとしたら、森の魔物の生態系が大きく変わってしまいます。
ハンスは森に住むディアナ姉妹の身を案じていたのでした。
ディアナに薬草を渡すとハンスは、くれぐれも用心するようにと再度注意しました。
ハンスさん、いい人ですね。
なにやら気になる情報が入り、今後の展開が気になってきます。
ディアナは帰り支度をしながら、先ほどのハンスの情報を考えていました。
龍の紋章は皇室を象徴する生き物であり、その彩りが赤であったのならそれは皇太子の騎士団であるのです。
ディアナはため息をつくと、なにやら大事だ、と心配しました。
読めてもわからない
その頃のエイミーは、家の中で持ち帰った魔法の本を眺めてはため息をついていました。
文字は読めても、内容がさっぱりわかりません。
わかるのは前書きのページくらいのものです。
パラパラとページをめくったエイミーは、記されている記号に目を留めます。
首飾りと同じ紋様「マタリ」。
それはまだ明らかになっていない古代の魔法のことだそうです。
しかしその記載は短く、詳しいことはなにも記されていませんでした。
この本はノクスに関係あるのだろうか、エイミーはそう考えてため息をつきました。
謎ですね~!
そもそもノクスにかけられた魔法にも謎が多いように感じます。
似た系統のものなのでしょうか。
そこに現れたノクスに、エイミーは「この本の内容が理解できない」と説明します。
声に出して読むので、内容を聞いてくれないか、とエイミーは提案します。
しかし、聞いてみたもののノクスにもその内容は理解できませんでした。
無意識に伸びる手
あんなに苦労したのに行き詰ってしまった事態を嘆いたエイミーは机に突っ伏します。
そんなエイミーの頭を撫でたノクスは、ふと気付くと「これにも許可が必要か」と疑問を口にしました。
エイミーはその言葉に照れると、「後から言っても遅い」と呟きます。
ノクス、天然なのか確信なのか読めませんね。
ただ、ズルイとは言えます。
その時、部屋の外から大きな物音が響きました。
エイミーは自分が対応することを告げると、ノクスには隠れてみていてほしいと伝えます。
来訪者が誰であれ、女一人が対応すれば油断をするだろうことからです。
しかし、その物音の正体は姉のディアナでした。
『姉が男主人公を拾ってきた』14話の感想・考察
ディアナの手に入れた情報、それから魔法の本について。
説明の多い回でしたね。
皇太子の騎士団が森に入ってきていることは、もしかしてノクスになにか関係があるのでしょうか。
それから謎の古代呪文の存在。
気になりますね。
そしてまたしてもノクスの魅力が溢れたシーンがありました。
ディアナが現れる前までのシーンの情感が良かったですね。
しかし、単純に帰宅というにはなにやら不穏な空気の漂うディアナの帰宅です。
このままでは大人ノクスの姿も見られてしまいます。
どうなってしまうのでしょうか?ドキドキです!
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