この記事では『姉が男主人公を拾ってきた』の15話のネタバレと感想をお伝えしていきます。
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『姉が男主人公を拾ってきた』15話のネタバレ
森の侵入者
エイミーが扉を開けると、戸口にはディアナが立っていました。
酷く息を切らしているディアナを見てエイミーは驚きます。
走ってきただけだとディアナは説明しますが、こんな夜中に走ってくるなんてただ事ではありません。
今は詳しい説明が出来ないとしたディアナは、エイミーに今すぐノクスを連れて物置部屋に隠れるようにと指示を出します。
ディアナ自身の安全を心配するエイミーですが、ディアナはなんとかして森の侵入者を撒いてくるまでは安心できないとして森に戻ろうとしています。
それを聞いたエイミーは、原作の記憶を思い出し「皇太子の率いる騎士団」のメンバーが襲ってきたのだと思い当たりました。
そのことを確認するためにエイミーは侵入者について具体的な様相を問いただします。
ディアナの指す侵入者とは、町に居座っていた傭兵のことでした。
なにやら不穏な空気が漂いだし始めましたね。
いろんな無法者がはびこっているようです。
それを聞いたエイミーは、自分の考えが外れたかもしれないと思いますが今はとにかく、ディアナの言うとおり物置小屋に隠れたほうが良さそうです。
ディアナはエイミーの安全を守って無事に育ててきた自分のことを誇りに思っています。
ディアナ曰く、人間は魔物よりも怖くありません。
ノクスも戦いにいくべきなのか
戸口の陰に隠れて聞いていたノクスが姿を見せます。
ノクスは誰かが来る気配がすると呟きますが、エイミーはとにかく姿を隠すことが先だとノクスを促しました。
ノクスはエイミーの指示の真意を問います。
エイミーはノクスが戦いを望んでいることに気付き、ノクスの身体がまだ万全でないことを指摘するとその考えは危険だと必死に止めます。
ノクスは痛みに鈍感なのです。
そのことを指摘したエイミーは、ノクスの身を心配して俯きなんとか諭そうとします。
エイミーの気持ちを知ったノクスは、それでもディアナの身を考えれば自分も戦うべきだと譲りません。
その気持ちに感謝しつつも、エイミーはあくまで今心配するべきなのはノクスと自分の安全だと結論付けました。
記憶のないノクスには不安要素が付きませんものね。
エイミーがディアナの力を信頼しているからこその決断だと思います。
この場を切り抜けるために
ノクスは戸口にかけられた剣に手をかけます。
隠れる時間を確保できず、ノクスとエイミーは傭兵に見つかってしまいました。
傭兵はエイミーの容姿がディアナに似ていることに気付き、姉妹であると見抜きます。
ニヤニヤしながら心ない言葉をかける傭兵を見て、エイミーはノクスになんとか少しだけ時間を作ってもらえるように小声で頼みます。
物置にある薬草を使えば、傭兵の足止めに役立つのです。
足止めにいる時間が5分だと聞いたノクスは、まどろっこしいことをせずとも傭兵を倒してしまえばよいのだと結論を出しました。
ノクスにとって大切なのはエイミーを守ることであって、
傭兵の身がどうなろうとも構わないという現実的な考えですね。
誰よりも強い大公
エイミーが止めるよりも早くノクスは剣を振るいました。
あたり一帯は血に染まり、傭兵たちは倒れて動かなくなりました。
平然と立つノクスを見て、エイミーは腰を抜かします。
エイミーの身体が震えているのをみたノクスは、優しく手を取りエイミーのことを気遣いました。
ノクスのことを怖がらなかったエイミーに、ノクスは喜びエイミーの容姿やその優しい心遣いを褒めると、エイミーのことがもっと知りたいと囁きます。
『姉が男主人公を拾ってきた』15話の感想・考察
突如戦いに巻き込まれてしまう回でした!
巻き込まれる、というのはちょっと違いますかね。
ディアナに絡んできたという傭兵は数の差もあって舐めてかかりますが、ノクスに返り討ちにあいます。
非常にも見えるノクスの対応ですが、ノクスとしてはエイミーを守りたい一心のことであり、エイミーもそのことを理解してノクスのことを怖がりませんでした。
ノクスとしては、そのことがとても嬉しかったようです。
エイミーへの気持ちがどんどんと膨れ上がっているように感じますね。
次回にはノクスの言葉の続きが聞けそうでドキドキしてしまいます!
とっても楽しみです!
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