この記事では『暴君には悪女がお似合い』の56話のネタバレと感想をお伝えしていきます。
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『暴君には悪女がお似合い』56話のネタバレ
イレーヌの枕元に腰かけるリハルト!
ベッドで目が覚めたイレーヌ。
寝ぼけまなこでふと窓際に目をやると、長い銀髪の美しい男が本を読みながら座っていました。
リハルトがそこにいると思ったイレーヌは、飛び起きて彼に「王子様」と叫びました。
しかしそこに座っていたのは、リーの姿をしたリハルトだったのです。
寝ぼけていたんだ、とイレーヌは残念そうに目をこすります。
彼女はリーに、君は皇后陛下の夜のカナリアではないか、と尋ねますが、彼は自分をリーと呼ぶように言いました。
イレーヌは彼がここにいる理由を尋ねようとしましたが、ここでやっと倒れる前のことを思い出します。
カジノはどうなったのか、とイレーヌが言いかけた途端、扉が勢いよく開いて心配したセシルが駆け寄って来ました。
クビ宣告をされるイレーヌ!
イレーヌはセシルにカジノの件を尋ねますが、セシルは暗い表情で、上手くいったから気にする必要はない、とだけ言います。
彼女の表情が気になるものの、イレーヌはひとまず安心しました。
するとセシルは、拳をぎゅっと握り、彼女にメイドを辞めるよう言い出したのでした。
イレーヌは衝撃を受けます。
初めは、自分が皇后の座を狙っていることに気づかれたのではないか、と考えた彼女ですが、
それならすぐに自分を追い出したはずだと気が付く彼女。
ユリアナを倒す戦いに勝利したため、もう自分が必要なくなったのでは、と思い至ります。
焦ったユリアナは彼女の足元に跪き、自分の失態であれば頑張って改善する、何でもするので追い出さないで欲しい、と懇願しました。
さらに、もう二度とこのように無残に倒れたりなどしない、と叫びますが、
それを聞いたセシルは、だから辞めて欲しいのだ、と涙を流しながら答えるのでした。
皇后の涙にイレーヌは唖然とします。
セシルは、イレーヌが自分のせいで危険な目に遭うのを見ていられなかったのです。
するとイレーヌは立ち上がり、そっと彼女の涙を拭うと、そのような理由でここを出て行くことは出来ない、と言います。
そんな彼女の手をセシルは握りしめ、それならば自分の友達になって欲しい、と彼女に頼むのでした。
戦争の中セシルを想うエスティアン
一方、エティア公国にいるエスティアンは、首都陥落を目前にし、ケインに騎士団を撤退させようとしていました。
あとはパルス大公の城を残すのみとなり、自分一人で倒しに行くため、他の者たちは見えない場所で待機するよう命じるのでした。
人々が去ると、エスティアンのもとにいつもの黒い影たちが集まってきました。
影たちはエスティアンに、やっと復讐が出来る、よくぞここまでやってきた、早く城に入れ、と口々にそそのかします。
エスティアンはふとセシルのことを思い出し、早く全て終えて彼女の腕の中で眠りたいと願います。
セシルの笑顔を思い出しながら、彼女と一緒に旅行でも行きたい、と呟くエスティアン。
そうして、いち早く戦争を終えるべく、彼は一人大公の城へと向かっていくのでした。
『暴君には悪女がお似合い』56話の感想・考察
ユリアナ姫を倒すために最もセシルに貢献したイレーヌですが、やっと目覚めたのはカジノでの戦いを終えた後でした。
リーに無意識にリハルトの姿を重ねるイレーヌ。
同じ銀髪とはいえ、年齢も雰囲気も違うのに、リハルトだと気づくなんて勘がいいですね。
これも恋の力なのでしょうか。
また、イレーヌを完全に信じ切っているセシルは、彼女を危険な目に遭わせてしまったことに罪悪感を感じているようです。
セシルにとっては本来自分の座を奪おうとしているはずの相手ですが、このまま2人は友達になれるのか気になります。
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