暴君の保護者は悪役魔女です【46話】最新話のネタバレと感想!

この記事では『暴君の保護者は悪役魔女です』46ネタバレ感想をお伝えしていきます。

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皇后の企み!

アルフェンを皇宮に呼び戻したいとクレーテに言い出した皇后は、クレーテの魔法によってあっけなく皇宮に戻されてしまいます。

想像以上にクレーテの反対が大きいことに皇后は驚きますが、彼女は何としてでもクレーテとティータを引き離したいようでした。

するとその時、皇太子ミハエルが部屋に入ってきました。

彼の品位のない行動をたしなめようと皇后は彼の方を見ますが、息子のげっそりとした顔つきに彼女は戸惑います。

皇太子は部屋に入るなり唐突に、アルフェンを殺してほしい、と言い出しました。

彼はティータに脅されたにもかかわらず、彼に暴力を振るわれたことを皇后に全て話してしまったのでした。

わん
ティータは、「口外すればただでは済まない」と脅していましたが、皇宮に住んでいるわけでもないティータが、いくら皇太子が口外しようと気づくはずがありません。

しかし、護衛も見ておらず、傷が残らないように殴られたため、皇太子には何の証拠もありません。

皇后は証拠なく皇族を殺すことはできないと言い、ミハエルがわざとアルフェンを陥れようとしているのではないかと疑います。

実際に殴られたのに母親に疑われてしまい、彼は必死にアルフェンがおかしいのだと主張しました。

動揺する皇太子をなだめた彼女は、もし実際に殴られたのだとして、彼はどうして殴り返さなかったのか、と尋ねます。

ところが、その言葉を聞くなり皇太子は逆上し、彼女だけでなく父親である皇帝すらも、アルフェンが自分たちの息子であればよかったと思っているのではないか、と怒鳴り散らしました。

そう言って皇后の返事を待たず部屋を後にした皇太子。

皇后は、舞踏会での皇帝との会話を皇太子に聞かれていたのだと悟ります。

舞踏会の時、暇を見つけてやって来た皇帝は、アルフェンの評判がいいことを話題にあげ、彼なら皇位を任せられるのに、と口にしたのでした。

にゃあ
よくも皇后と皇太子の前でこんなことが言えますね。皇帝がないがしろにしているのはティータだけではなかったようです。

それを聞いた皇后は、実子であるミハエル皇太子の立ち場が危うくなることを危惧し、彼を生かしては置けないと考えるようになりました。

クレーテは皇族と血の盟約を結んでいるため、彼女が敵に回る心配はなく、もし何かあれば自分が罪を被ればいい、と皇后は決心します。

もしクレーテが大人しくアルフェンを皇宮によこしていれば、彼を生かしておくことは出来たのに、と皇后は一人呟くのでした。

クレーテの過去

皇宮の図書館にやって来たティータは、ミハエルに聞いた血の盟約に関する本を探していました。

「建国の魔女」という本を手にしたティータは、司書に貸し出しを申し出る際、ある絵画に目が留まります。

それは、クレーテが眠っている皇帝のような人物の頬を両手で抱いている絵でした。

司書曰く、その絵は『皇帝を目覚めさせる雪の女王』という題名で、妖精により長い眠りについてしまったヨハノス1世をクレーテが目覚めさせた時の様子でした。

さらに司書は目を輝かせ、ヨハノス1世は目覚めた途端クレーテに愛の告白をしたのだ、と話します。

司書が、ヨハノス1世とクレーテは恋人同士だった、と言った事でティータは動揺しました。

わん
クレーテは、実際はヨハノス1世がクレーテを利用しただけだった、と言っていましたが、それでも2人は恋人だったとされているのですね。どこまでが真実なのか気になります。

クレーテはヨハノス1世が亡くなるまで傍で仕え、最後に自身の血をかけて皇族を守り続けると誓ったのだそう。

司書の勧めで『ジェノビア野史』という本も借りたティータは、やっと血の盟約について知ることが出来ると考え、必死に読みふけるのでした。

ジェノビア野史

ティータが借りた『ジェノビア野史』には、ヨハノス1世が亡くなる前日の出来事が詳細に記されていました。

病で床に臥せった皇帝は、傍で見守るクレーテの手を握り、彼女に出会えたことが人生で最も幸運な出来事だった、と述べます。

彼の言葉にクレーテも同意し、そんな彼女に皇帝は願い事をします。

それは、自分がいなくなった後も彼女に皇族やこの国を守って欲しいというものでした。

しかし、何百年も長生きするクレーテは、たった30年共に過ごしただけで、残りの人生全てをこの国に捧げるなんて残酷だ、と答えます。

にゃあ
言い方がクレーテらしいですね。確かに、彼女にはこれから何百年もの寿命が残されているのに、盟約に縛られて嬉しい気はしないでしょう。

それでも、彼女とともに築いたこの国を失うのが怖かった皇帝は、クレーテにどうしてもと懇願しました。

恋人の願いに根負けしたクレーテは、傍にあったナイフで自らの手のひらを切り、滴る血を杯に注ぎました。

そうして彼女はナイフを力強く握ると、彼に覚悟するように告げ、彼女は契約を唱えそのまま彼の心臓にナイフを突き刺したのでした。

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『暴君の保護者は悪役魔女です』46話の感想・考察

ティータを皇宮に呼び寄せたいと提案した皇后でしたが、やはり企みがあっての事でした。

しかも、才能あふれた立派な青年に育ったティータが、皇太子の座を脅かすのではないと恐れ、彼を殺してしまおうと言う魂胆だったのです!

クレーテから引き離すことで彼に手を出しやすいと皇后は考えたようですが、クレーテは本当に血の盟約のせいで皇后に対抗することは出来ないのでしょうか。

また、血の盟約について初めて知ることとなったティータ。

彼の先祖がクレーテの恋人だったと知り、相当動揺したのではないでしょうか。

しかし、現在のクレーテは憑依者と入れ替わっており、皇帝の恋人だった当時のクレーテとはまるで別人です。

彼女自身もこの過去をどれほど知っていたのか、そして本の内容が史実なのかが気になりますね。

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