暴君の保護者は悪役魔女です【49話】最新話のネタバレと感想！

この記事では『暴君の保護者は悪役魔女です』の49話のネタバレと感想をお伝えしていきます。

クレーテに見つかった用心棒たち

状況を把握するため狩場に瞬間移動したクレーテは、魔物の大きな足跡と、無残に倒れた人々や木々の姿を目にし、愕然とします。

ティータの身を案じたクレーテは森に様子を訊きますが、怯えて何も答えてくれません。

すると、少し離れたところでティータの用心棒だった男たちを発見します。

彼女が事情を尋ねると、何も知らない彼らは怪しい男たちがティータを連れ去ったのだと答えました。

しかし、魔物の事を何も知らない彼らを怪しんだクレーテは、魔法で2人の記憶を読み取り、彼らがティータを殺そうとしたことを知ります。

男たちは慌てて命乞いをしますが、クレーテは容赦なく彼らを始末してしまうのでした。

クレーテの保護魔法

一方、魔物を目前に窮地に陥ったティータは、毒のせいで体が全く動かなくなっていました。

すると、魔物が彼を食べようとした途端、クレーテがティータにかけた防御魔法が作動します。

しかし魔物は意に介さず、力づくで魔法を破ろうとします。

その衝撃を遠くから感じ取ったクレーテは、ティータの保護魔法がもう少しで切れかかっていることを知りました。

そしてついに、魔物は彼の保護魔法を完全に破ってしまいます。

魔物は彼を食べようと口を大きく開きますが、その瞬間、ティータが魔物の角を掴みました。

顔を上げたティータは先程とはまるで別人でした。

目を見開いた彼は、クレーテに見せる良い獲物が見つかった、と言い、剣をとると勢いよく魔物の角を折ってしまいます。

魔物は悲鳴を上げて倒れ、それを聞いたクレーテはティータの無事を祈りながら声の方へと向かいました。

ティータを発見したクレーテ

そうしてティータを見つけた彼女は、彼が一人呆然と座り込んでいることに驚きます。

肩に大きな傷を作り、口からは血を流したティータ。

クレーテは事情を尋ねようとしますが、ティータはぼんやりとした様子で、彼女に狩りに成功した姿を見せることが出来たと言いました。

そんな彼をクレーテは、狩りよりティータの方が大事だ、と言って抱きしめるのでした。

そうして彼女は魔法でティータの傷を治し解毒しますが、傷が深くしばらくは動けない様子でした。

さらに、クレーテはティータが持っていた角を手に取ると、魔獣の方に近寄り、子供たちの守護者である聖獣エリンがどうして魔獣になったのか、と呟くのでした。

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『暴君の保護者は悪役魔女です』49話の感想･考察

ティータの危険を知ったクレーテは狩場に駆け付けますが、用心棒たちが彼を殺そうとしたことを知ります。

魔物の事を知らない2人は、クレーテを甘く見て嘘をつきますが、あれはクレーテのような魔女でなくても２人の白々しい嘘を察したでしょうね。

さらに、ティータはクレーテに保護魔法をかけられていましたが、魔獣はそれを簡単に壊してしまいます。

クレーテの魔法を壊すなんて、相当強い魔物なのでしょう。

そのような魔物が皇室主催の成年式の狩場に現れるなんて、誰の差し金か大体察しがつきますね。