抱かないあなたと抱かれたいわたし【14話】ネタバレと感想!

この記事では『抱かないあなたと抱かれたいわたし』14話ネタバレ感想をお伝えしていきます。

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ネタバレはしてほしくない!という方はご覧にならないでくださいね。

ぜーんぶ私のもの

「それでねー」
「マジでーっ?」

「そしたら涼真が…」
「あはは」

「それでねー」

高校時代、あゆみは友達と話していました。
すると誰かとぶつかり、あゆみは「ごめんなさい!!」と言いました。

友達のかんなは「何あれ」と言いますが、あゆみは「ちょっとかんな!そう言うこと言わないの!!」言いなだめます。

「あゆちゃんやさし〜」
「もー」

わん
このぶつかった人はもしかしたらゆりなのでしょうか。
もしそうなら昔から涼真が好きだったのですかね…。

場面は変わり、ゆりはあゆみと涼真が写った写真を見ています。

「ふんふーん♪ ふーん ふふーん ふーん ふーん」
「うふ♡」
鼻歌を歌いながら二人の写真をどんどん倒していきます。

「あと少しで この広いお部屋も 高そうなワインセラーも 馬鹿で間抜けな御曹司も」

「ぜーんぶ 私のもの」
「ふふふっ あー早くあゆみさんになりたぁーい♡」

そう言い一人でワインを飲むのでした。

何か考えがあるのかも

“今日からここに東堂さんと二人…”
“仕事で遅いからって言ってたけど…涼真もゆりさんと”
不安に思うあゆみに拓海は

「あゆみさん」と声をかけます。

「!!は…はいっ」

「大丈夫 そんなに構える必要ないよ」
「ほら 中に入って夕食にしよう」と言いました。

あゆみはゆりさんのいない部屋、いつも来てる場所のはずなのに…と感じます。
“なんか…別の場所みたい……”

拓海は「何作るの?」と聞きます。

「え?あっ!!えーっと肉じゃがと鯖の味噌煮とおひたしと味噌汁と…」
「…ってちょっと地味すぎましたかね?」
とあゆみは言いました。

それに対し「地味?なんで?好きだよ 和食」と言う拓海。

「な ならよかったです」
あゆみは構えなくていいと言われたけど、やっぱり警戒してしまいます。

以前拓海が“僕はゆりが他の男とセックスしたいって言うなら それでも言いけど”と言った事を覚えていました。

“ゆりさんにあんなこと言った人だし 気をつけなきゃ”とあゆみは思っていました。

にゃあ
あゆみがそう思うのは当たり前ですよね…。
ゆりが人の家に入っても堂々とし過ぎていてびっくりしてしまいます。

「悪かったね」

“え……?”

「巻き込んじゃったでしょ?僕とゆりの夫婦喧嘩に」と拓海は言いました。

「それは…放っておけなかったし 私も……自分のためでもあるので……」あゆみはそう答えます。

「いつも話してるんだけどね 僕の気持ち」
「なかなか納得はしてくれないみたいでね」

「それって…?」

「これむけばいいの?」
拓海はそれ以上は話さず料理のことについて聞きました。

「え!?東堂さん包丁使えるんですか!?」

「ゆりは特別な日しか作らないからね 料理は僕の担当」

拓海は、以前小説の取材でシェフの取材をした事から料理は上手だったのです。

“なんか… 今までゆりさんの話しか聞いてなかったけど 東堂さんにも何か考えがあるのかも…”
拓海と話していくうちにあゆみはそう思いました。

“それを聞けば… 涼真の気持ちを知るヒントになるかもしれない”

大切に想ってるなら

あゆみは夕食を食べながら、拓海に先程の事を聞きます。

「……あの さっきの話 え…っと子どものことですよね」
「ゆりさんに納得して貰えないってどういう事なのかなって思って……」

拓海は答えます。
「…僕もゆりとの子どもは 欲しくて仕方ないんだけどね」

「二人の子どもをこの腕に抱けたら 一体どんなに幸せだろうって…」
「今でもたまに夢に見るんだ」

「正直子どもはいらないってゆりに言ったこと 全く後悔しないわけじゃない」

そして、それでも子どもが出来にくいと知ったゆりの事を放っておけなかったと言いました。

「多くの人とは違っても 僕はゆりと二人で幸せになれる道を探していきたい」

わん
これが本心ならすごく妻のことを考えている旦那さんと思いますが、実際は裏があると思うと怖いですね。

そう言う拓海にあゆみは
「でも それでも一緒に頑張ってあげるのが 本当の夫婦じゃないんですか?」と言います。

「大切に思ってるならなおさら…」
“東堂さんがゆりさんを想う気持ちが伝わってくる”
あゆみは涼真とはこんな深い話した事ないと感じました。

「あゆみさんは?」
「どんな話してるの?旦那さんと」
「ぜひ聞かせてほしいな 僕とゆりの今後の参考に」

拓海はゆりの隣に来て聞きましたが、あゆみは答えに詰まりその場を離れました。

「…えっと…それは…っ」
「あっそうだ!!私ちょっとお風呂入れてきますね…!」
「ご飯…食べててくださいね!」

あゆみはお風呂場に行き準備をしながら
“どうしよう…私たちとゆりさんたち 全然同じなんかじゃないのかも”と思います。

拓海はそっとドアを開け、あゆみの後ろ姿を不気味な笑みを浮かべて見つめていました。

『抱かないあなたと抱かれたいわたし』14話の感想・考察

ゆりの過去?が描かれていましたね。
今はまだ明かされていませんが、もしかしたらゆりは葛西家の二人と同級生でゆりはずっと涼真の事を好きだったのかもしれません。

だからこそあゆみさんになりたいって言ったのかなと感じました。

そしてあゆみと拓海ですが、拓海の裏の部分がなければ料理は出来るし妻想いの優しい旦那さんと言う感じがします。

最後のあゆみをじっと見つめている部分を見て、今まで言ったことは演じているだけなのかなと感じました。

どうかあゆみは何事もなく夫婦交換を終えることを願いたいですね。

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